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2階からスプーン。 =料理編=

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2013年02月19日

那須高原ルアーフィールド7 《チョコビィの新型と旧型》

H25.2/14(木)に那須高原LFに行ってきました。

今回は奥さんと二人での釣行です。
那須高原LFは今シーズン早くも7回目となります。
前日に雪が降ったので少し心配しましたが、那須高原LFのHPで積雪はほとんどないとの情報を見て安心して行ってきました。

先日購入したニューロッド、カワセミラプソディ TULN-542ULの入魂も目的の一つでした。
硬いネイティブトラウトロッドではどんな釣りになるのでしょうか。
今後の戦力として十分やっていけるのでしょうか。


今回もチョコビィを少し改良。
・フック側を多く削ってやや円錐形にしました。
・スプレーではなく絵筆で絵具を塗ってみました。
・色付け後に色止めスプレーを塗布してから、仕上げのセルロースのドブ漬けを行いました。
・最初に貼るシンカーを7mmの大きい方にしました。
・シングルリングに変更してみました。



絵具はけっこう厚塗りしてみました。
シンカーを貼った後にコーティングやカラーリングするとボディの一部に組み込まれた感じで仕上がりがきれいになりますね。
仕上げのコーティングをするとテカリが出ますね。

合計で7色作ってみました。




自作ルアーを開始してから、けっこう家族が釣りに同行してくれるようになってます。
自分が楽しそうにルアーを作っているのを見て興味を持ってくれたのかもしれません。

特に奥さんは真似して自分でもルアーを作ると言いだしました。



「私のルアーでいっぱい釣れちゃったらどうしようかしら!?」

「たぶん釣れないから安心して。」

「お魚さんの気持ちになって作ればきっと食べてくれるよね。」

「そんなに簡単にいかないって。」

「お魚さんが女の子なら絶対ピカピカしたのに目がないはずよ。」

「それ君のことでしょ・・・」




何か感じる物があったらしく、熱心に自分のルアーを作り始めました。


そして2個ほど完成させたようです。



まずは、これ。




これがトラウト(女性)に人気のヒカリ物だそうです。

特にトラウトが適齢期ならば先を争って奪い合いだそうです。



んー・・ 



これで釣れるとは・・・




思えません・・・・・・・・






そして、さらに奇怪な物を作ってきました。



これです。







これは何なんでしょ、いったい??



「これの名前はブンブンよ。」

「はいっ? なんでブンブンなの??」

「蜂に似てるでしょ。」




なんでいきなりヒカリ物から蜂に飛ぶのかもはや理解できません。

しかもなぜ黄色いらせん構造なのか・・・



「ま、まぁ、遠くから見ると蜂に見えなくもないねぇ。」

「そうでしょー。」

「でもなんでいきなり蜂なの?」

「お魚さんって蜂食べるでしょ?」

「んーどうかなぁ、虫は食べるよね、確かに。」

「しかも、
これのテーマはDNAよ! 」

「はっ?」

「ほらこの2重らせんが重要なのよ。」




すみません。
この辺で自分は付いていけなくなりました。
本人はなんかDNAがツボだったらしく目を輝かせて説明しています。
いくら説明されてもなぜ管釣りでDNAなのかさっぱり分かりませんでした。



ちなみに奥さんの名誉のために言っておきますが普段はとてもまともな人です。
時々変わった思考回路を見せてくれるだけです。
本人は違うと否定していますがやや天然が入っているだけです。


とにかく自ら作った奇抜なルアー(と言えるのかどうか・・・)で釣るんだと張り切っているので、那須高原LFに一緒に向うことになりました。

当日朝は所用を済ませて8時前に出発しました。
天候は曇り、気温は3度くらいでした。



東北道を北上し、宇都宮を通り抜けます。
前回那須高原LFに来た時と違って積雪はほとんど見られませんでした。

途中で見えた那須の山々。



とても気持ちがいいドライブでした。

10時過ぎにエリアに到着しました。



前日の雪はほとんど残っていなくて、途中も道路に残雪はありませんでした。



天気は曇りなんですが意外と寒くなかったです。
最近恒例の、降雪した翌日のポカポカする日になりそうで嫌な予感がしました。

タックルを準備し、当然奥さんの昼寝用のイスも持って受付に向かいます。



受付とあいさつを済ませました。
ネットを一つ借りて1号池に向かいます。
入口そばのインレットが空いていたのでそこに入る事にしました。

ポンドの状況です。



天気はあいかわらずどんよりしているんですが物凄く寒いってほどではなかったです。


自分は新しいチョコビィF茶色で開始しました。
奥さんはどうやらDNA仕様(?)のブンブンで開始のようでした。

最初にインレットの水流付近のトップを狙ってみました。
流れの中や水流の切れ目にルアーを落としてみたら数回出ました。
乗らなかったんですが、思ったより反応してたので気合を入れてやってみました。
しかし反応したのは最初の数回だけで、徐々に反応しなくなってしまいました。
アクションを付けてみましたがダメでした。

トップは諦めてチョコビィSSに変更しました。
青や緑の新しい色をまずは使ってみました。

どちらもキャストを繰り返すとたまにコツンと小さなあたりがありました。
しかし掛けることはできませんでした。
あたりが全くないわけじゃないのでけっこう粘りましたが、明らかなバイトには至りませんでした。

パールピンクに替えてみました。
そしてシンカーを増やして、より速く沈む様にしてみました。
重くした理由はトラウトがゆっくりフォールにあまり反応していなかったからです。


那須高原LFの水質はクリアー寄りのステインです。
TALEXの偏光サングラスを使う様になってから、水中のトラウトの動きが使う前よりもはっきりと見えるようになりました。
岸から数メートルくらいまでのところならサイトフィッシングが可能となったんです。




チョコビィSSが着水してからフォールしている時のトラウトの反応を見ましたが、ゆっくり沈んでいくルアーにイマイチ反応してないんですよね。
逆にしっかり底に落としてからの巻き上げにはかなりのチェイスが見られました。
かなり速めに巻いてもチェイスしてくるトラウトがいました。

底をゆっくり巻いている時には上からついばむ様に突っついていました。
その時に手元にコツンとあたりを感じました。

つまりトラウトの反応が見られたのは、ルアーが底付近でユラユラしている時と巻き上げている時だったわけです。
なのでさっさと底まで落としてしまって、速巻きをしても浮きあがりにくくした方が効果的なんじゃないかと判断しました。

シンカーを増やしてSSよりも速く沈む様に調整しました。
チョコビィSって感じでしょうか。

これを遠投し、吹き出し口より向こうまで飛ばしました。
着水後、少しずつストップ&ゴーで巻き下げながら着底させました。
この日はフォール中のあたりはほとんど見られませんでした。

底に付いたら最初はゆっくりとリフト&フォール。
しかしリフト&フォールも効果なかったので、ゆっくりただ引きを繰り返しました。
レンジキープと巻き上げを意識してやってみました。

先程までよりあたりが多くなりました。
明らかにグググと乗りかけたりもしたんですが、どうしても完全には乗りません。
硬めのニューロッドの影響なのでしょうか。


いろいろ試しながら続けていたので全く釣れないまま時間だけが過ぎました。
奥さんはインレットで釣れないのに業を煮やしたのか、奥側の吹き出し口の近くに移動しました。
以前奥さんを連れて来た時に使った場所です。
いい印象が残っているのでしょうか。
今回もお互いに離れて釣りすることになりました。

自分は沈降速度を上げたり、色を替えたりしてようやくあたりが増えてきたのでもうひと工夫で乗ってくれそうな気がしました。
しかし粘ってはみたものの、その後はむしろ反応は落ちる一方になってしまいました。

何かいい手はないかだろうかと思ってトラウトを観察していたんですが、トラウトはけっこう中層を泳ぎ回り始めていることに気が付きました。
朝に開始した時は底の方に多くいて割とじっとしていたんですが、昼頃になって気温も上がってきた影響かかなり動きが出てきていたんですよね。

どうやらタナは中層に変化しているようです。
ボトムの反応が落ち始めたのはたぶんそういうことのようです。

そうなると当然狙いを中層にせざるを得ません。
チョコビィSが底まで落ち切る前に中層でただ引き、ストップ&ゴー、トウィッチング等を試してみましたが全然いい反応は得られませんでした。

中層でゆっくり巻くとあまりアクションがつきません。
少し速めに巻くと、左右あるいは上下に小刻みに揺れますがアピールは小さそうです。
かなり速く巻くと左右に大きくぶれてアクションが付くのですが、浮きあがって水面まですぐに来てしまいます。

なかなか中層をうまく攻める手だてがありませんでした。
チョコビィはトップとボトムではある程度釣れるとの手応えは感じていますが、今のところ中層は全くダメですね。
致命的なのがアピールアクションが小さすぎるんだと思われます。

ボトムの釣りは、元々派手なアクションはあまり必要ありません。
逆に速い動きにはついてこれないので、ゆっくりフワフワの動きで勝負できるわけです。
トップではルアーその物の質感とロッド操作によるアクションがキモとなるので、チョコビィでも十分にアピールが可能と思われます。
中層では泳ぐことによって、その動きや水流や波動がアピールとなるわけです。
そこが決定的に足りませんね、チョコビィは。

中層を狙おうと躍起になっている時にそんな事を感じていました。
ダメなところが見えてくれば改良する楽しみがまた増えると言うものです。

ボディやカップを削ったりしてしっかり泳ぐようにするにはどうすればいいのか。
そんなことを考えながら続けていた時に、手元にググっときました。

ようやくトラウトが乗ってくれたようです。
ニューロッドが奇麗に半月を描いてしなりました。

おおー、大物相手にやりやすいなこれ。
ブランクにパワーがあるので、やり取りしていて安心感がありました。
ベリーからティップがきれいに曲がってくれるので左右に走られても無理なテンションが掛かる感じもありませんでした。

カーディフとは異なった程よい硬さが、大物とのやり取りでは物凄くアドバンテージとなってました。
しかも思っていた以上のしなやかな曲がり具合で釣り味もとても良かったです。
大物とのやり取りで安心して楽しめるのを実感できて気持ちは一気に高ぶりました。


おーし、これで入魂だ!

と思った瞬間。


見事にバレました。
無念のフックアウトでした。


この日の1匹目、しかもニューロッドの1匹目、しかも苦労したチョコビィでのフッキング。

全ての思いを乗せてトラウトさんはポンドのかなたに消えて行きました。
悔しくてしょうがありませんでした。
でもこの悔しさがあるからこそ次につながるのだ!!


ま、取りあえず落ち着け、自分。

こういう時は奥さんの様子でも見ましょう。
遠くでリールを巻いています。

しばらく見ていたらこっちを向いたので目が合いました。
そっちはどぉ?って意味を込めて奥さんの方を指さしてみました。

奥さんは左右に首を振っています。
どうやら向こうもまだ釣れていないようです。

これはなんとかこっちががんばらなくちゃだなぁ。
気合を入れ直しました。

中層での釣りはチョコビィにはむずかしすぎるので中層でちゃんと仕事をする市販のルアーを使おうと思ってワレットの中をイジっていました。
たまたまミッツドライが目に入りました。

中層まで浮いてきているんならトップに反応するんじゃね?
そう考えてインレットの水流をもう一度良く見てみました。
しかし、活性が高い時のようにトラウトが集まってきている雰囲気はありませんでした。
むしろ前回と同じ様に、水流の先の岸際にやる気がなさそうにトラウトが大量に並んでいました。
それを見た時にふっと思いついたんですよね。

中層が苦手なら、中層がないところでやればいいんじゃね?

岸際の浅瀬ならトップの下はすぐボトムですね。
浅い所に溜まっているのなら、そこをチョコビィSでゆっくり攻めたら食いついてくれないかな。
そう考えて、チョコビィSオレンジを岸際のトラウトが溜まっている所の少し先に投げ込んで、なるべく多くいそうな辺りをゆっくり引いてきました。

コツン、グン。

1投目からあたりがありました。
行けそうな感じです。

数投したところで強いあたりがきました。
ロッドをあおりながら巻くとしっかりフッキング。
那須高原LFならではのいい引きです。

今度は余計な事を考えずに集中してやり取り。
ロッドは安定感があり、ラインもいい感じで無事にネットイン。



ようやくニューロッドに入魂できました!

ここまで長かった。
とりあえずひと安心し、奥さんの状況を聞きに行くことにしました。


「どんな感じ?」

「んー、まだ釣れないわ。」

「こっちはなんとか1匹目が釣れたよ。」

「お魚さんは追ってくるのよねー」



見ていると確かにブンブンをトラウトが追っかけています。


「ブンブンって・・・ 回転しないんだね。」

「これ、早く巻くと回るよ。」

「もっとくるくる回るのかと思った。」

「そうなれば良かったんだけどねぇ。」

「追って来ているなら可能性あるね。」

「うん、がんばってみる。」



とりあえず、くじけずに粘っていたのでほっとしました。
戻って続けましまた。

同じ様に岸際の浅瀬のボトムをゆっくり引いてきました。
たまにあたりがあります。

そろそろ乗ってくれそうだな。
なんて虫のいい事を考えていた時。

その場所に別の釣り人が立ちました。

あっ、と思いましたが後の祭り。
人がいないうちにもっと釣っておけばよかったとプチ後悔。

当然岸際なので他の人が入る可能性はあるし、トラウトが溜まっているのを見るとその場所を狙いたくなるのは人情ですよね。

他人の足元に向かってキャストするのは自分的にはNGです。
自分がやられて嫌な感じがした事があるので自分ではやる気が起きません。
せっかく釣れそうな方法が分かったのにおあずけの状況となってしまいました。

しょうがないので吹き出し口あたりにルアーを飛ばしてボトムを狙いました。
反応はありません。
中層を狙ってフォール中に速引きをしました。
チョコビィは中層を元気よく突っ走ってきました。
少し後をトラウトがやる気なさそうに追いかけています。
でも食いついてくれそうな雰囲気はありませんでした。

何かいい手立てはないかなぁ。
いろいろ考えながら続けていました。




その時。




視界の隅の方に何かが見えました。



なんだこの違和感は??



何が見えたんだろう?



一瞬何が起こったのか理解できませんでした。



一体何か?




そう。






遠くで奥さんが掛けてました。



ロッドをしならせて真剣に寄せていました。

まさかブンブンで釣れたのか!?
半信半疑に思いながら奥さんの方に向かいます。
近づいてみるともう手元まで引き寄せていました。


「掛かってるね!」

「うん、釣れたよー。」

「ブンブンで?」

「んだー。」

「マジかっ!!」




見事に釣れてました。
アルビノでサイズは小さかったんですが、奥さんはうれしそうでした。

いやぁ、まさかブンブンで釣れるとは正直思ってませんでした。
こっちだってまだ1匹しか釣れずに苦労してるのに。
何とも言葉もありません。
いつものヘンな引力でしょうか。



ま、まぁ、お互いにボウズじゃなくてひと安心。
しかしあれで釣れるんならどんなのでも釣れるんじゃ・・・・
複雑な思いを胸に自分の釣り場に戻りました。

釣り座に戻ると、さっきトラウトが溜まっている所に入って来た人が少し奥側に移動していました。
これなら手前の方は狙えそうです。

再びチョコビィSオレンジを投げ込んでみました。
さっきよりは手応えがイマイチです。
というか先程より溜まっているトラウトが減っている印象でした。
人が入ったことにより散ってしまったんでしょうか。

それでもたまにグンとあたりがきました。
何とか掛けようとしましたが残念ながら乗りきらず。
藍色や茶色にシンカーを追加して使ってみましたが、どうしても乗りませんでした。

あと使ってないのは・・・旧型チョコビィか。
色があせ気味の旧式チョコビィにシンカーを追加して投込んでみると1投目でバイトあり。
急いで巻くとしっかり乗っています。

まずまずいい引きです。
あせらず徐々に寄せました。
何回か走られましたが、無事にネットイン。



旧型チョコビィで続けました。
明らかに今までよりも好反応でした。
何回か強いあたりがきましたがなかなか乗りません。
しかし繰り返していたらしっかり乗りました。

とてもいい引きでした。
慎重に寄せてきて姿が見えました。
ネット直前で左右に首を振って暴れました。

グッグッグッ、スポーン!

痛恨のネットイン直前、首振りバラし。

このバラし方ほど悔しいバラし方はありませんよね。
トラウトはもうちょっとで手の届きそうな所に見えているわけですから。
あと10cm手前まで寄せてネットにさえ入ってくれればキャッチになるわけですからねぇ。

悔しいですがしょうがありませんね。
未熟な技術のせいと思って諦めましょう。


しかし旧型チョコビィSが予想外になかなかの好反応。
むしろ改良した新型よりもいいアピールをしているようです。

うーむ。
旧型の方が見た目はあれだけど何かがいいんだろうなぁ。
こういうのって貴重な情報となりますよね。
家に帰ってから良く考えてみよう。

その後も旧型チョコビィで続けました。
しばらくしてまた掛かりました。

今度もいい引きです。
パワフルなトラウトとのファイトを心から楽しめました。



似ている茶色の新型チョコビィのシンカーをもっと増やして旧型と同じくらいの重さにすれば、似た反応があるかなぁ。
そんな事を考えながら続けていました。


その時ポンドがバシャバシャいい始めました。
どうやらペレット撒きが始まったようです。
休憩所前からのスタートです。

旧型チョコビィのままやや遠かったんですがペレットの入った水面付近まで投げてみました。
着水後すぐにグンッっときました。

遠くで掛かったのでむりせず慎重にファイトしました。
途中でポンピングを加え確実に寄せてきました。
スムーズにネットイン。



スタッフさんはペレットを撒きながら1号池と2号池の間を進んでいきました。
ペレットが入ったあたりの水面にチョコビィを入れたらあたりがきました。
しかし乗りませんでした。

スタッフさんはさらに進んで奥さんの近くに来てました。
奥さんに何か話しかけていたようでした。

そっちを見ていたらグッグッっといい手応え。
またいいサイズが乗ったようです。

トラウトとのやり取りに集中しました。
ドラグが鳴り響きラインがかなり引っぱり出されました。
とてもいい手応えでここまでで一番の引きでした。

寄って来たところでジャンプ。
物凄い迫力でした。
その迫力にひるんだのか、見とれたのか、ラインが緩んだようでした。
痛恨のフックオフ。

最近バラしが少なくなって来たと思っていたんですが、この日はバラしまくりでした。
しかし悔しがっている暇はありません。
グルっと一周してきたスタッフさんがもうすぐそばまで来ていました。

スタッフさんがペレットを投げいれるのに合わせて旧型チョコビィをキャスト。
着水でガツンときましたがこの時は乗らず。
ゆっくり巻き始めたところにもう一度ガツンときて乗りました。

これまたいい引きです。
かなり大暴れしています。
そんなに重くはないんですが、ギュンギュンと引っぱられます。

いいファイトを楽しみながら寄せてくるとニジマスではありませんでした。


うぉ、色物キター!!


俄然気合が入ります。

あわてずにトラウトが疲れるのを待ちながら徐々に寄せてました。

そして無事にネットイン。



うれしいことにいいサイズのジャガートラウトでした。

今回はペレット撒きに完勝と言っていいでしょう。
このために開発したチョコビィがきちんといい仕事をしてくれて大変満足しました。
少なくともチョコビィはペレット撒き対策ルアーとしては確実に効果ありと言って良さそうです。

ただ色が良かっただけなのかが気になりました。
次回はあえてペレット系の色じゃないチョコビィで挑戦してみるかなぁ。


そういうことを考えていた時。
携帯が鳴りました。

ん、なんだろ?
相手を見ると奥さんでした。


「今、こっち来れる?」

「うん、行くよ、ちょっと待っててね。」



なんかポンドから離れて後ろの方に立っている様子です。
なんかあったんでしょうか?

リールを巻いて投げ込んでいたルアーを回収しました。
ついでに旧型チョコビィをはずして持っていきました。


「どしたの?」

「これ絡まっちゃった。」

「うわ、なんでこんなところに。」



見るとかなり後ろの方にあった木にヒカリ物(トラウト用)を付けたラインが絡まっていました。
そんなに複雑に絡まっていたわけじゃないんですが、高いところだったので外せなかったようです。


「ルアーを投げようとしたら指から外れてこっちに飛んじゃった。」

「周りに人が居なくてよかったねぇ。」

「うんうん、どこ行ったかわからなくてびっくりしちゃった。」

「とにかくはずすね。」

「そっちをじっと見てたんだけど、こっちを向いてても反応ないし。」

「あー、ゴメン、いろいろ考えながらやってるからねぇ。」



対岸から携帯で呼び出しってのもなんかヘンな感じでした。
手を伸ばして枝を引っ張ったらルアーに手が届きました。
ラインを枝からはずしてなんとか回収に成功。


「せっかく作ったんだから無くさないようにしないとね。

「うん。」

「で、その後どうなの?」

ヒカリ物でも釣れたよ。」

「ええっ! マジでっ!!」

「ヒカリ物のほうが反応良くてお魚さんがよく追ってくるのよね。」

「そうなんだー」

「ブンブンはダメっぽい。」



なんとヒカリ物でも釣れたとの事。
おしゃれ好きなトラウトが居たってことなんでしょうか・・・・

予想外に作った2つともちゃんとトラウトが釣れたわけです。
いやぁ、びっくりでしたね。


「まだこっちでやる?」 

「うん、こっちにもお魚さんいっぱいいるよ。」

「そかー、んじゃ自分のであんまり釣れないようならこれ試してみて。」

「はーい。」



今日一番反応が良かった旧型チョコビィを手渡しました。
自分はインレットにまた戻りました。

さて今度は何でやろう。
もう一度ポンドを見回しました。
なんとなくさっきよりインレットのところにトラウトが集まってきている印象を受けました。

岸際に溜まっていたトラウトが動き出したのかな。
トップを試してみようかな。

トップの設定のままだったパールオレンジのチョコビィをスナップに付けてインレットの水流に投げ込んでみました。
3投目くらいでバシュッと出ました。
この時は乗りませんでした。

朝よりは反応あるな。
何回か出たところでようやくフッキング。



普通にトッププラグとして違和感なく使えました。
その後もトップを狙ってがんばりましたが、出てくれるんですがフッキングには至りませんでした。
色を替えてみましたが、一番反応が良かったのがパールオレンジでした。
この日は全体的にオレンジ系が良く反応していました。

徐々にトップに反応しなくなって来たのでまたボトムを狙う事にしました。
好調だったチョコビィSオレンジに換えて岸際~水流のあたりを狙いました。
巻き上げにけっこうあたりがきます。

しばらくして乗りました。



いい感じだったので続けました。

アルビノちゃんが登場。



大分日が傾いてきました。
奥さんが居る辺りが日陰になってきていて寒そうでした。

今度はこちらから携帯を鳴らします。


「そっち寒くない?」

「んー、けっこう寒いかも。」

「そろそろこっちに戻っておいでよ。」

「うんー、そうするー」

「その後釣れたの?」

「今のところ3匹よ。」

「もう1匹追加したんだねー。」

「さっき借りたチョコビィで釣れたよ。」



奥さんは戻ってきて日の当たっている所にイスを置いてぼーっとしてました。


「そういえば今日は昼寝はしたの?」

「もちろん、さっき寝たよ。」

「マジか! いつのまに。」

「ふふふ、気落ち良かったよー」



どんなに寒くても、釣れてなくても水辺での昼寝は忘れないようです。


「もうすぐ4時になるからたぶんまたペレット撒き始まるよ。」

「うん、わかったー。」

「さっき渡したチョコビィ使う?」

「ううん、ヒカリ物でやるー」

「んじゃ、こっちで使うからちょうだい。」

「はーい。」



旧型チョコビィを返してもらってまずはボトムを攻めてみました。
あたりはきましたがなかなか乗らず。
インレットの水流が切れてる辺りに打ち込んでみました。
落ちパクあり。
しっかり乗りました。



どうやらトップに反応し始めているようです。
その後も着水とフォールでバイトが来るんですがなかなか乗らず。


奥さんが隣でドラグを鳴らし始めました。
大物が掛かったのかと思いきや。

根掛かりでした。
はずそうとガンバったんですが結局ははずれずにヒカリ物はロストとなってしまいました。
奥さんはその後、調子の悪かったブンブンで続けることになりました。

4時を回ってしばらくしてから再びペレット撒きが始まりました。
自分は旧型チョコビィを打ち込みます。





ばっちりペレット撃ちミッションコンプリートでした。

その後は高活性が持続しました。
いつものように終わり間際の怒涛のラッシュの開始です。






旧型チョコビィにメチャメチャ大型トラウトが反応してくれました。
水流の中や、水流が途切れたあたりに投げ込んで、少しアクションを付けると水中からバックリときてくれました。
一度目で乗らなくてても2度目3度目と争ってバイトしてきました。





入れ食い最高です!
もう夢中で投げまくりでした。

奥さんはブンブンでがんばって、その後1匹追加しました。
トップの反応がいいのでやってみたらと言ったんですが、やらないとのことでした。

どうもトップの釣りはセコい釣りだと思われたみたいです。
ロッドでチョコチョコプラグを操作して誘うのがめんどくさいようです。

ドーンと投げて巻いてくるのが楽しいようで、隣で自分が入れ食いになってもマイペースでのんびりやってました。

ラストに1匹追加して終了となりました。




最終的には自分が計21匹、ジャガートラウトが1匹、アルビノが1匹、他は全てニジマス。
使用ルアーは全てチョコビィでした。
大半が旧型チョコビィSSで、オレンジ系の色がなかなかいい反応でした。

特にオレンジの新型チョコビィはボトムで3匹釣れました。
パールオレンジでもトップで釣れたのがうれしかったです。

奥さんは計4匹、アルビノが2匹、ニジマスが2匹でした。
使用ルアーは全て自作ルアーでした。
ブンブンで2匹、ヒカリ物で1匹、旧型チョコビィで1匹でした。


今回の目標の一つ、ペレットタイムの攻略がうまくいきました。
旧型チョコビィが爆発してくれました。
これを作った最初の目標だったので喜びもひとしおです。


ニューロッド、カワセミラプソディはとても良かったです。
この記事でインプレッションを書こうと思っていたんですが、長くなりすぎたので次回記事でインプレッションを簡単にまとめようと思います。


お別れは春が待ち遠しい1号池です。




ペレットタイムにチョコビィが期待通り働いてくれてホッとしました。
その上ボトムでもしっかり効果が見られたのもナイスでした。
トッププラグとしても違和感なく使えて期待が高まりました。
ボトム用プラグ、トップ用プラグとしては使えるめどが少しずつたってきています。


反面、課題も見つかりました。

一つが中層の攻略。
これはたぶん泳ぎアクションの研究が必須のようです。
トップ及びボトム用プラグとは別の形が必要なのかもしれません。

二つ目が新型よりも旧型の方が効果的だった事。
色塗りや成形に関して自己満足的に改良していたつもりが、思ったよりアピールしなくなっていた事がややショックでした。


理由を考えたんですが、イマイチ分かりませんでした。
そこで師匠のK氏に相談してみました。


「色や形をかなり整えたつもりだったんですけどねぇ。」

「きれいにできてるよ、いい出来だと思う。」

「でも旧型の方が釣れたんだよね。」

「たぶん色じゃないかな、
艶消しが効いたと思う。」

「艶消しが?」

「そう、旧型は木肌に直接色付けたからあんまりテカってないでしょ。」

「うん。」

「トラウトはテカってるとペレットとは違う物と判断するらしい。」

「そうなの?」

「正確には誰にも分からないけど、自分のプリリーも艶消しとテカってるのだと反応がまるで違うよ。」

「なるほど。」
 

要するに奇麗に仕上げようとコーティングを懸命にやったんでテカテカに仕上がった結果、見た目はいいんだけどペレットから遠ざかっちゃったんじゃないか、ということのようです。
これは説得力のある意見ですね。
可能性は高いかもしれません。

艶消しタイプの作成も考える必要がありそうです。





とりあえず今回はペレットにも完勝し、ジャガートラウトもキャッチ、チョコビィで入れ食い、まさかの奥さんの自作ルアーでも釣れて、とても面白かったです。




ただ一つ。



帰り際に奥さんがつぶやいていたことだけが今でも謎です・・・・・・





「うーーーん、魚にはさすがにDNAは難しすぎたかな。」


「となるとやっぱり
トンボか・・・・。」





だ、誰か解説してください、お願いします!!  


Posted by Rose.T at 22:24Comments(6)那須高原LF

2013年01月29日

那須高原ルアーフィールド6 《ペレットタイム用自作ルアー》

***業務連絡***
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***以上***



H25.1/20(日)にまたもや那須高原LFに行ってきました。

今回は毎月1回の恒例である師匠のK氏との釣行です。
師匠が1月は平日の休みが取れなかったので日曜日となりました。

実は1/20の行き先は前もって別の所に決まっていたんです。
この日は茨城まで遠征する予定でした。
以前から大物エリアであるビッグロックに行ってみたかったんですよね。
この時期だと寒さが厳しいので、栃木や群馬よりは寒くないだろうってことでそこに決めてました。

前回の那須高原LFに行った日(1/17)の翌日に大物が釣れた事を師匠に報告。
ブログ用にアップしていた写真を見せたら、師匠の目つきが変わったんですよね。

「やっぱり次は那須高原LFに行こう。」
「えっ!自分は行ったばかりですが。」
「ビッグロックは2月にしよう。」

元々師匠はイロモノ大好き人間なんですよね。
特にイワナ系が大好きで、大型化したジャガートラウトは最高のターゲットの一つです。
前日釣れた62cmのジャガーの写真を見たら堪らなくなったようです。

師匠の気持ちはもう完全に那須高原LFに飛んでいましたね。
日頃からお世話になっている師匠の希望ですので嫌も応もありません。


結局中二日で同じ那須高原LFに行くことが決まりました。
自分もペレットタイム惨敗のリベンジをしたいなぁとは思っていたんです。
前回チラっと触れた秘策を試してみようと考えていました。
てゆうか秘策ってほどのもんじゃないんですけどね。


ペレットタイムにトラウトをうまく仕留めるのに何かいい手がないか、いろいろ考えてみました。

今まではどうしていたかなぁ。
最近はペレスプ、プリリーの使用が多かったですね。
その前はマイクロスプーンを使ってましたね、カラシ色とかオリーブ色とか。
たまに大当たりで爆釣してましたが、毎回大当たりって感じではなかったですね。

そんな風に思いを巡らせてたら一つ思い出したことがあったんです。
最近は全く使わなくなったルアーの一つにこんな物がありました。



これの名前は分かりません。
確かどこかのエリアで拾ったんだと思います。
誰かの自作ペレット型ルアーなのかな。

直径が1cmくらいの円柱型で長さも1cmくらいですね。
サイズが2cm以下なので使えないエリア多くなって今じゃほとんど出番はなくなりました。

これをあるエリアでペレットタイムに使用した時に物凄い反応だったんですよね。
見た目がかなりペレットに近いですから反応があってあたりまえなのかもしれません。
秘策と言うのはズバリこれの21mm版を自分で作っちゃえ、ってことです。


以前からルアーの自作にはとても興味がありました。
でも普通のスプーンやクランク作るのは自分的には難しいと思っていました。
というのも、ただ作るのはできそうなんですが、作るからには市販品より釣れるか、せめて同じくらいの釣果が出るように作らなければ自分としては納得いかないと思ったからです。
性格上、納得ができる物にはとことんこだわるけど、納得できそうもない物には最初から手を出さない傾向が強いんです。
それなので今までは積極的にルアーの自作に手を出す気にはなってませんでした。


今回自作してみようと思ったのは、クランクでもスプーンでもトッププラグでもイマイチしっくりいかなかった自分の中のニッチを埋められそうな気がしたからです。
ペレットタイムの攻略のためのプラグが必要になった時に市販品で合うのがなかったからこそ、自分で作る意義が出てきたんですね。


まぁ、いろいろ理屈書いてますが、要は、

自分で作ったルアーでペレット撒きを攻略しちゃう?

って感じで気楽にやってみました。


さて自分でルアーを作ろうと思った時に、どういうアプローチで行こうか考えました。
市販品に負けないような高品質のルアーを目指すべきなのか。
それはたぶん自分には無理でしょう。

そして考えたのが、安くて入手が楽な材料を使って手軽にできる物です。
ペレットタイムに投げ入れて簡単にトラウトが釣れちゃうルアーが、手軽にできれば最高ですね。

とりあえずその辺を意識して作ってみました。
ホームセンターから買ってきた木材を21mmにカットして紙やすりでみがいて面取りを行い、両端にスクリュー式のアイを付けました。
片方にダブルリングを付けてフックも付けました。
フックの向きが一定になるようにボディにおもりを付ける必要があったので、木工用のネジを打ち込んでおもり代わりとしました。

そうやってできたのがこれです。
30分かからずに完成です。




極めてシンプルですね。
おそらく多くの人が自分でルアーを作ろうとを考えた時に、真っ先に思い浮かぶ形がこんな感じじゃないでしょうか。
重さを調節すればフローティングにもサスペンドにもスローシンキングにもできそうです。
リップやカップがないのでただ引きだとあまりアクションが付かないでしょうから、基本的な使い方はフォールを食わせるか、水流を利用したほっとけで誘うか、ストップ&ゴーでアピールするとか、そんな感じで考えました。

色も塗るべきなんでしょうがラッカーとか手に入れる時間的余裕がありませんでした。
そもそもこんなのでほんとに釣れるのか分かりません。
色まで塗って使えない事が分かったら寂しいのでとりあえずこのまま使ってみることにしました。

釣れなかったらもっと別な物を考えなければなりません。


準備を整え、当日の朝はまだ真っ暗な5時に出発です。
天気は晴れ、この日は意外と暖かく気温は3度ありました。



途中で師匠と合流し、東北道を北上します。
順調に車は進み、朝7時ちょっとすぎに到着しました。



駐車場はあいかわらず雪の中でしたが、全体の雪の量は少し減ってきていました。
この日は3日前より明らかに暖かかったです。
タックルの準備をしてレストハウスに向かいます。



手前にタックルとタックルボックスを置いて受付します。
昼食用にから揚げ弁当を注文。

オーナーさんにトラウトは底に沈んでいるとのアドバイスをもらって1号池に向かいます。



インレットには人が入っていました。
前回と同じ様に休憩所前に入ることにしました。

ポンドの状況です。



この日は水面に氷は見られませんでした。
トラウトが泳ぎ回っている雰囲気はなく、底でジッとしている感じでした。
まずはトップを試してみますが当然の様に無反応。
自作プラグはペレットタイムまで温存です。

スリムスイマー3.5gカモ柄にチェンジ。
遠投後に底を取ってからゆっくり巻いてきましたが無反応。
何回か投げましたがほとんど反応は見られませんでした。
重いスプーンを何種類か試しましたが全く反応が見られません。

むむむ。
これは厳しい・・・

気温は意外と上がり始めたようで、少しポカポカしてきました。



気持ちのいい釣り日和でコンディション的には悪くなさそうです。
しかし師匠にもあたりがあまりないようです。

「3日前に来た時よりも積雪は減ってる?」
「うん、だいぶ溶けた感じだねぇ。」
「それじゃ水温は上がらないかもね、冷たい水がドンドン流れ込むから。」
「あー、そうだよねぇ、そういやインレットの人たちもあまり釣れてないようだしね。」
「この条件だと逆にインレットの方が流れ込む水が冷たくてトラウトは集まらないんじゃないかな。」
「なるほど。」

雪が積もっている時は、気温が上がるほど雪が溶けて冷たい水がポンドに流れ込むので、ポンドの表面付近には冷たい水が多くなり、底付近の水の方が暖かくなってしまうので、多くのトラウトが底に張り付くようです。

この日はかなり暖かかっただけにいつもと異なるポンドの状況となっていたようです。
インレットで始めていた人たちもその付近の渋さに業を煮やしたのか奥側に移動していきました。

師匠と相談し、空いたインレットに移動をしました。
朝方は、雪溶け水で冷えて反応はよくなさそうですが、日曜日なので放流もあるし、夕方の高活性も狙いたいのでインレットでガンバってみることにしました。


さて、インレットです。
那須高原LFに来るようになってから初めてというくらい低反応でした。
いつもはトラウトが溜まって泳いでいる水流の近辺にもトラウトがあまり見られないんですよね。

重いスプーンやクランク、ZAGGER50F1ボトムチューンなんかを取っかえ引っかえ試しましたがほとんどあたりはありませんでした。

完全に悶絶状態です。
太陽が上がって、益々暖かくなってきているのに、水温が上がってくれなかったんでしょうね。



周りもあまり釣れていなかった感じです。
師匠も同じように悪戦苦闘していました。

それでも師匠はどうにか1匹掛けました。



ZAGGER50F1ボトムチューンだったかな、使ってたルアーは。

自分はマジで全然ダメでしたねぇ。
あたりすらロクになかったので集中力が保てなくなりつつありました。


その時ストック池の方で動きあり。



どうやら放流のようです。
日曜日なので放流があるのは期待していました。


ここからが勝負の第2ラウンドの開始です。
第1ラウンドはノックアウト寸前だったのでここは挽回したいところです。

トラウトが放流されたのを確認しながらタックルを準備します。
前回の放流で効果的だったMIU2.2g赤金を選択。
中央よりの水の吹き出し口付近まで投げてノーカウントで速巻きします。

一投目からゴンゴンきました!

いい引きで楽しめました。



本日の1匹目は放流直撃でした。
とりあえず釣れて一安心。

2投目もしっかり乗りました。

グングングン。

イキがいいったらありゃしない。
暴れまわるのを抑え込むのがまた楽しいんです。



放流でポンドの状況は全く別物になっていました。
速巻きで足元までルアーが戻ってくると数匹が追いかけて来るのが見えました。

チャンスとばかりにガンガン攻めます。
すぐに乗りました。



なかなかのパワフルトラウトでした。

次もすぐに掛かったんですが、寄せてる途中で左右に体を振りまくって大暴れ。
暴れたままスポンとフックアウトしてしまいました。

戻ってきたルアーのフックを見たらこれ。



純正の中軸フックがいとも簡単に捻じ曲げられていました。

フックがここまで大きく曲げられるとは恐れ入りました。
ものすごいパワーですね。

SP41BLの#8に交換して太軸で対抗しました。
その後もしばらくはトラウトのアタックが止まりませんでした。







もう最高ですね。
放流バンザイでした。
これだから放流狙いは止められません。





手応えよく鮮やかなフッキング。
心地よいファイトでたまにジャンプ。
寄せてネットに入れてもイキが良過ぎてなかなか写真を撮らせてくれません。



ほんとにもう気持ちよく釣り続けられました。
今回の放流狙いは大成功と言って良さそうです。

放流直撃ミッションクリアーって感じですね。

さすがに時間が経つにつれて放流効果はなくなっていきました。
それでもポツポツと釣れていたのでMIU2.2g赤金で続行。



午前中はそのまま赤金スプーンで最後まで続けました。



一段落したところで昼飯にしました。



二人ともから揚げ弁当を食べながら、午前中の放流イベントの成果で盛り上がります。
放流を狙い通りに連発で取れたので二人ともホクホクです。

「やっぱり放流でイキのいいのが入ると手応えが違うねぇ。」
「大型でイキがいいトラウトの連発なんてなかなか他じゃ味わえないよね。」
「やっぱ那須高原LFは日曜日にくるのがいいのかもね。」
「んだねぇ。」

アサイチの悶絶のことはすっかり棚に上げて調子のいい二人です。
調子が上がってきたところなのでポンドに戻りたくてウズズします。
早めに昼飯を切り上げて再出撃しました。

午後は本日のメインイベントのペレット撃ちが待っています。
さてさて自作ルアーの効果はいかに。



食事前と同じインレットの釣り座に戻り再び釣り始めました。
午前中に使った赤金スプーンをそのまま投げてみました。
残念ながら完全に放流効果は消えてなくなっていました。
赤金スプーンには反応が見られなくなっていたので見切りを付けてルアーを替えることにしました。

ZAGGER50F1ボトムチューンを選択。
朝よりは少し活性が上がってきていることを期待しました。

2-3投したところであたりあり。
その時は乗りませんでしたが、なかなかいい感触でした。

数投したところでフッキング。
いい引きだったので慎重にファイト。
徐々に寄せてネットイン。



午後の部はまずまずのスタートでした。
吹き出し口付近までルアーを飛ばし、底まで落とします。
ゆっくりアクションを付けながら引いてきます。

しばらくしてまた乗りました。
かなりいい引きでした。
ドラグが鳴り左右に走られました。
余裕を持って寄せてきたつもりでしたが、ネットイン直前で痛恨のフックアウト。

まだまだ取り込みは下手ですね。
新調したカーブフレームのネットはかなり使いやすかったんですが、指を気にしながらなので手首がうまく使えていなかったようです。

気を取り直して、さぁ再開。
その時師匠がネットにトラウトを入れて見せに来ました。



どうやらホウライマスだそうです。
自分はあまりトラウトの種類には自信がないのですが、全体的に黒っぽくて、斑点がない独特の雰囲気でした。
変わったのが釣れて師匠も楽しそうでした。

自分も負けずに釣らなくては。
そのままZAGGER50F1ボトムチューンで続けました。

しばらくして乗ります。
それほど強い引きではありませんでした。
上がってきたのはかわいいアルビノ。



この日の初アルビノでした。
1匹は釣っておきたかったのでナイスです。

しかし、その後は反応が落ちてしまいました。
また悶絶に逆戻りの気配です。


この日はいつもの1号池とは異なり、なぜかインレットから少し奥側に寄ったところの岸際に多くのトラウトが溜まりだしました。



活性は高くなく、みんなでのんびり日向ぼっこしているような感じでした。
ルアーを投げ入れてみましたが、ルアーが近づくとよけるだけでした。

やる気ないなー。
この場所にこんなにトラウトが溜まったのを見るのは初めてです。
この日はいろんなところがいつもと少しずつ違った印象でした。



そうこうしているうちに時間は進み、いよいよペレットタイムがやってきました。

さあ、勝負だ!

自作ルアーに付け替えて待ち構えます。
1号池と2号池の間の通路の入り口からオーナーさんがペレットを撒き始めました。

バシャバシャバシャ。

ペレットが入った水面がにぎやかになりました。
そこに向かって自作ルアーを投げ込んでみました。
少し遠かったのでバシャバシャしているところの手前に着水。

シーン。
手応えなし。

むむむ。
でもルアーがトラウトのところまで届いてなかったし、まだわからないぞ。

何回か自作ルアーを投げ込んでみましたが全くあたりはきませんでした。

やっぱりダメか・・・
特に根拠はなく、なんとなく釣れそうな気がしていたんですが反応がなく意気消沈気味です。


何回か投げてみていくつか気が付いたことがありました。

まずこれは思ってたよりも飛距離が出ました。
木製なので軽くて飛ばないのかと思ってましたが、予想より重さを感じますし実際に投げると相当飛びました。

そして着水後は完全にフローティングでした。
水面にプカプカ浮いていたのでペレット撒きで反応しなかったのかもしれません。
那須高原LFのペレットは沈むタイプなので浮かぶルアーには反応悪そうでした。
シンカーを貼るなりしてスローシンキングにすべきでしたね。

やっぱり色も関係していそうです。
少なくともこのルアーはペレットには見えませんでした。


オーナーさんがポンドを一周して近くまで来てペレットを撒き始めてくれました。
それに合わせて再び自作ルアーを投げ込んでみました。
でもやっぱりトラウトは反応してくれませんでした。
期待していただけにちょっとがっくり来ました。

オーナーさんが何回かペレットをすぐ近くに撒いてくれたので、それに合わせて繰り返し自作ルアーを投げ込みましたがやはりダメでした。
それを見ていたオーナーさんが話しかけてくれました。

「自作ルアー?」
「はい、ペレット撒きに使えるかと思って作ってみました。」
「色が合ってないねぇ。」
「色はまだ塗ってないんです、まだ試してる段階なので。」
「こういう色がいいよ。」

そういいながらバケツに入っていたペレットを見せてくれました。



口ではペレットペレットと言ってましたが、実は間近で見るのは初めてです。
じっくりと見させてもらいました。



1cm四方の茶色い塊ですね。
以前拾った誰かの自作ペレット型ルアーは非常に似てますね。

「なるほどこんな感じの色がいいんですね。」
「この色には強烈に反応するはずだよ。」
「今度、色も形もこれに似せて作ってみます。」
「ふむふむ、そんじゃあ、いい物見せてあげるからちょっと待ってて。」

オーナーさんは一旦レストハウスに行って何かを持って戻ってきました。

「これ使ってみて。」
「何ですか、これ?」
「ここに釣りに来るお客さんが作った自作ルアーですよ。」

そう言って手渡してくれたのがこれ。



オーナーさんは「ハンバーグ」と呼んでいるそうです。
中央の木製の部分は直径が2cm未満なんですが、プラスチックの基盤に木製のボディが乗っているので、プラスチックのアイの部分までが本体なんだそうです。
なのでプラスチックの部分の長さが2cm以上になっているのレギュレーション違反にならないとの判断だそうです。
反則ギリギリだけどね、とオーナーさんは笑っていました。

軽いのであまり飛ばないのですがインレットに投げいれてみると、すごい反応。



水面を漂うフローティングタイプのようです。
トラウトが争ってプラグにアタックしてきました。

もう1投したらまたもミニボイル状態。
ハンバーグを勝ち取った(?)のはこの子でした。



さすがにペレットに似ているだけにすごいアピールでした。

オーナーさんは師匠にも試してみるかい?と勧めます。
自分は師匠が使ってキャッチするシーンを動画で撮影しようと準備しました。

師匠がハンバーグルアーをキャスト。
着水したところで撮影開始。
いいシーンが撮れるんじゃないかとワクワクしましたが・・・

これがなぜか食いつかないんですよね。
もうすでにスレてしまった様子。

ペレット型ルアーはアピールが強烈な分スレるのも早いですね。
師匠が何回もキャストするんですが見事なくらい乗りませんでした。

オーナーさんは後で返してくれればいいので興味あるなら使ってみてね。
と言ってレストハウスに戻って行きました。

貴重なルアーなのになんと太っ腹なオーナーさんなんでしょうか。
自分も師匠も逆になんかビビってろくに使えませんでした。
師匠が1匹だけ掛けたところでしまっておいて後で返すことにしました。


ペレット型ルアーの功罪を目の当たりにしたのでいろいろ考えさせられました。
・ペレット型ルアーのアピールは強烈
・ペレットに似てれば似てるほど効果は絶大
・ペレット型ルアーは爆発力はあるけどスレるのがかなり早い。
・短時間の集中的な使用がメインで、コンスタントには釣れないかもしれない。
・このルアーにスレた後のトラウトの反応は、逆に悪くなるかもしれない。
・トッププラグの釣りにも共通する点があると思われる。
・例えばバズボールや蝉系、虫系のプラグも同様の反応がよく見られる。
・1投目でボイル、2投目でバイト数回、3投目でスルーなんてこともある。

ペレットタイム限定の使い方が良いのか。
時間や場所を決めて使うのが良いのか。
いろいろ使い方も考えなければなりませんね。


しかし、ルアーの自作ではいろんな工夫をするもんなんですねぇ。
この「ハンバーグ」は作るのもかなり難しそうで、作った人は素直にすごいと思います。
ここまでは出来そうもないけど、似たような感じで作れないかなぁ、と考えながら釣りに戻ります。

トップはまだ反応なさそうだったのでボトムにもどります。
再びZAGGER50F1ボトムチューンを付けて投げます。

しばらくして掛かりました。



これはアクション付けながら引いてきたんですが、けっこう足元まできてから掛かりました。
トラウトが追ってきて食らいつくまでの行動がはっきり見えました。

トラウトは最初、中層をゆっくり後追いしてきて、ルアーが停まった瞬間にスーっと身を寄せてやや上方から食いついて、すぐに横に首を振って去ろうとしました。
その瞬間手元にグングングンとあたりが伝わってきました。

ボトムにべったりというより中層のトラウトが底付近を動く物に惹きつけられている感じでした。
これはもしかするとボトムのトラウトだけじゃなく、中層からボトムにかけて広い範囲のトラウトにアピールしているのかもしれませんね。


そのまま続行しましたが、活性が下がってしまったのかあたりがこなくなりました。
インレットの水温がまだまだ低すぎるんでしょうかねぇ。

その時なんとなく後ろの方で気配あり。
すぐ後ろに名物犬のこじろうが来てのんびり日向ぼっこしていました。
あんまり様子がかわいかったのでパチリ。



風邪引かないようにね!

なかなか癒された瞬間でした。

あたりがなくなったのでZAGGER50F1ボトムチューンに見切りをつけてルアーを変更しました。
重いスプーンを試そうとコータック岩魚スプーン5gを付けてキャストしました。

かなり遠投して底に落とし、ゆっくり巻いてきます。
数投したところであたりがありました。
乗りませんでしたが、これならいけそうと考え思いっきりキャスト。


ヒューーーーーーッ。


カチン。



あっ、と思った時にはもう手遅れ。
スプーンは吹き出し口をはるかに飛び越えて、遠くのポンド中央にある岩を直撃しました。
そしてそのまま岩の隙間に引っ掛かってしまいました。
ポンドの周りを歩き回って外そうとしましたが無理でした。
しょうがないのでラインを引っ張ってブレイクさせました。

重いスプーンの遠投は気持ちいいのでつい投げすぎちゃいますね。
キャスト切れとか対岸釣りとかトラブルも多いんですよね。
もっと慎重にやらないといけませんね、反省です。

重いスプーンは自粛し、再びMIU2.2g赤金に換えてみました。
そしてインレットから離れて駐車場側を奥に移動してみした。
日が傾いてきたのでこのへんは日陰で寒かったです。

赤金スプーンを軽くキャスト。
中層くらいを意識してややゆっくり巻きました。
そしたら思わぬ好反応。

数投したところでフッキング。



まずまずのサイズが掛かってくれました。


今の時期は日が落ち始めると早いですね。
一気に寒くなってきました。
時間も午後4時を回ってきたようです。

インレットの方を見ると2回目のペレット撒きが始まる雰囲気でした。
オーナーさんではなくスタッフさんがバケツを持って移動してきました。
すかさずインレットに戻り自作ルアーをセット。
ペレットの投入に合わせてキャスト。

カツン。

初めてあたりがありました。
しかし乗りませんでした。

もう1回キャスト。
今度はあたりも来ませんでした。
静かになった水面に自作ルアーだけ寂しそうに浮かんでいました。

結局ダメなのか・・・
悔しいけどそんなに甘くはありませんでした。


もう一度赤金スプーンにもどしてインレットから吹き出し口の方向を狙ってみましたがあたりもありませんでした。

薄暗くなり始めましたがインレットの水流がいつもとちょっと違う感じでした。
この時間まで来るといつもはトップにバンバン反応しだすはずです。
ミッツドライに変更し、水流に乗せてみましたが反応が弱い感じでした。

何故か考えてみました。
もしかしたら「ハンバーグ」で叩いたのが影響したのかもしれません。
いつもより早い段階で水面をバシバシ叩いたので、この時間でもトップの反応が弱くなってしまったんでしょうか。
師匠に聞いたらおそらくそうじゃないかな、とのことでした。

しょうがないのでやる気のないトラウトが溜まっているところに、別のルアーを投げ入れたりして試しましたがやっぱり反応はありませんでした。


あたりは大分暗くなり始めました。
いつもこの時間はインレットのトップで楽しんでる時間です。
悔しいのでミッツドライをまた投げ込んでみました。

バシュッ。

お、反応したぞ。
気を取り直して続けます。
弱いながらも時々出てくれるようになりました。
しかしなかなか乗りません。
暗くてプラグが見難くなってきました。

明るい色のに換えた方がいいかな。
そう思ってタックルケースを手に取った時、気が変わりました。

ダメ元で自作ルアー使ってみよう、明るい色だし。

自作ルアーをスナップに付けて水流に投げ込んでみました。

バシュッ。

おおお、出た!

反応があることにびっくり。
これはいけるかもしれない!

俄然気合が入りました。
慎重にキャストして水流の切れそうなあたりに着水させます。
ロッドを立てて水面をピョンと飛ばすアクション。
2度目の着水で出ました。

そしてフッキング。

おおお、掛かった!

しかもまずまずの大きさです。
胸がドキドキしました。
慎重に、しかし急いで巻きます。
水流を避けて静かな方に持っていきしばらく走らせます。
弱ってきたところで寄せてネットイン。




ついに自作ルアーで初ゲット!!

いやー、想像していた以上に興奮しました。
まさか、自作ルアーでちゃんと釣れちゃうとは!

久しぶりにマジで感激しました。
残り時間は少なかったんですが、欲張りな自分はもう1匹狙っちゃいます。

バシバシ出てくれるわけじゃないんですがたまにアタックがきます。
自作ルアーはロッド操作で案外アクションが付けられました。
スプラッシュもポッピングもいけました。
粘っていたらもう1匹乗ってくれました。

暗くてトラウトが見えにくくなってましたが必死に寄せて取り込みます。
けっこう大きくてドラグ音が鳴りました。
なんとか無事にネットイン。



ここでタイムアップとなりました。

最終的には自分が22匹、アルビノが2匹、他は全部ニジマスでした。
放流直撃で12-13匹、ペレットタイムは0匹でしたが最後に自作ルアーで2匹キャッチできました。

師匠は計30匹、ホウライマスが1匹で、アルビノが数匹、他は全部ニジマスでした。


とにかく今日は自作ルアーで初キャッチに尽きますね。
こんなに感激するとは思ってませんでした。

自作ブロガーさんたちの記事を見ていて自分の作ったルアーで釣れると楽しいだろうなぁ。
とは思っていましたが、実際にやってみると全く予想以上の嬉しさでした。
特に何回も釣れなくて最後にようやく掛かってくれたので喜びもひとしおだったのかもしれません。


正直、自作ルアーをなめていました。


こんなに楽しめるならもっと早く挑戦すればよかったと心底思いました。
これからはいろんな自作ルアーに挑戦してみようと心に決めました。

ルアーその物の評価ですが、思ったより重さがあって飛んだこと、予想以上にアクションが付けられたことがいい点でした。
木肌を露出したままだったので、使っているうちに水を吸ってやや重くなり、使い勝手が変わっていきました。
これは改善しないとだめな点ですね。


今回の目玉と考えていたペレットタイムのリベンジは・・・失敗に終わりました。
最後に釣れたので自作ルアーが失敗だとは思っていませんが、ペレットタイムに不発だったのも事実です。
次回来るときにはもうちょっと自作ルアーの性能をアップして挑戦したいと思います。


朝のスタートはメチャメチャ活性が低かったんですが、放流が入って状況が一変しました。
今回は放流さまさまでした。
ガツンとくる爽快な引き味をたくさん味わえたのでとても気持ちよかったです。
放流のある日曜日か祝日の方が平日よりも那須高原LFは楽しめるのかもしれません。


放流での大勝利あり、ペレットとの戦いで惨敗あり、まさかの逆転自作ルアーでのゲットあり。
オーナーさんに素晴らしい物を体験させてもらったり。

今回もほんとうに楽しい釣行でした。
これからの課題も見えてきたし、非常に実りのある釣行でもありました。


お別れショットは、すっかり暗くなった1号池です。



ここは何回来ても、すぐにまた来たくなっちゃいますね。

次回こそペレットを打ち破るぞ!!  


Posted by Rose.T at 00:25Comments(2)那須高原LF

2013年01月25日

那須高原ルアーフィールド5 《ペレット撒きと放流》

H25.1/17(木)に那須高原LFに行ってきました。

今回も単独釣行です。
前回のおくとねFP釣行の後も右手薬指の痛みが出なかったので、どうやらアサイチから気合を入れて一日中釣りができそうだと判断しました。

そうとなれば行きたいエリアはたくさんあります。
その中でも今シーズンはとにかく一番のお気に入りである那須高原LFに行くことにしました。
久々に大物を狙いたくなったのと、真冬のトップウォーターはどうなのか試したかったんですよね。


当日朝は5時に出発です。
天候は晴れ、気温は2度でした。
東北道を北上し、宇都宮近辺で一休みしました。



徐々に日が昇り始めてきました。

宇都宮を過ぎたあたりから積雪が見られるようになりました。

那須ICで東北道を降りました。
主要な道路の雪は溶けていましたが小道には雪が残り、轍ができていました。

雪のあるところはソロソロと走り、朝の7時半頃に無事にエリアに到着しました。




到着時の気温が-2度くらいでメチャメチャ寒かったです。

駐車場は完全に雪の中で、積もった雪が寒さで一部が凍り付いている状況でした。



ちょうど太陽が顔を出してきた時で、雪に反射して気持ちの良い景色となっていました。



「良いエリア」というのはだいたいが同じ様な傾向がありますよね。

ポンドやトラウトが素晴らしいのは言うまでもないのですが、駐車場について車を降りた時に、とても清々しい空気、周りの美しい風景、静かで優しい水の音、そしてゆったりとした時間の流れがあり、釣り以外の全ての事を忘れて釣りだけに集中させてくれます。

朝から夕方まで思う存分トラウト達と遊べることの喜びと、期待を胸に来場した釣り人に心ゆくまで楽しんでもらおうとするスタッフの気配りを、しっかりと感じさせてくれるエリアが自分は好きです。
間違いなく那須高原LFはそういう条件を全て満たしてくれる数少ないエリアの一つです。
自分的には今のところ文句のつけどころが全くありません。


タックルの準備をしてから、入口の坂をゆっくり下りていきます。
両手に物を持ちながら雪の上を歩くので滑って転びそうになります。
足元に注意しながらポンドを見ると、1号池は奥側の水面がほとんど氷で覆われていました。



すでに3-4人が釣り始めているようです。
当然ですがインレットにも入っている人がいました。


レストハウスで受付をしました。



オーナーさんにポンドの状況を聞きました。
・1号池、2号池共に、半分以上の水面が凍っていること。
・インレットと冬用の水車で水が動いているところは凍っていない。
・昼になって日が上がるとたぶん溶けるだろう。
・トラウトは氷の下や、氷の際にけっこうたまっているようだ。
・水温が低いうちはトラウトは底からあまり動かないかもしれない。
・水温が低いので動きがのろく、速い動きにはついてこれないだろう。
・日が上がってトラウトが動き出すとトップにも反応すると思われる。

歩きながらポンド全体を見渡します。



水が動いているところ以外はほぼ凍っているような状況でした。

まぁ、じきに溶けてくるだろうけど水温は低そうだなぁ。

1号池と2号池の通路の入口、休憩所の真ん前に移動用の水車が置かれていました。
そこの周りは凍っていなかったのでそこに釣り座を決めました。

最初にポンドの状況を動画で撮ろうと思いましたがデジカメが不調で撮れませんでした。
トラウトの写真も途中から携帯で撮る事になりました。
あとで調べたらメモリーが一杯になっていたようです。


こんな状況でもまずはトップで反応を探ります。
ミッツドライを付けて水車からの流れに沿って数投しましたがほとんど反応なし。
やはりトラウトは底に張り付いてる感じです。

スリムスイマー3.5gカモ柄に変更してみました。

シュッ。

軽くキャストしたつもりが、凍っていない水面を飛び越えて氷の上に落ちました。
巻いてきて氷から水面に飛び込んだところで底まで落とします。
ずる引きでゆっくり巻いてきます。

コツン。

小さなあたりが時々きます。
確かに速く巻くとスピードについて来れない感じですね。
ゆっくり巻いてくるとあたりはあるんですがなかなか乗りません。
方向をかえながら氷を避けて続けていたら、隣の方でなにやら気配が。



オーナーさんとスタッフさんがポンドを見ながら相談しています。
氷の具合をチェックしているようです。


しばらくして結論が出たようです。
スタッフさんがおもむろに手漕ぎボートをポンドに浮かべました。



そしてボートをゆすりながら氷を壊して進んでいきます。

まるで砕氷船ですね。



おかげで水面が広がってくれました。
ある程度遠投ができるようになり、噴水の近くまで投げられるようになりました。

噴水の近くまでスプーンを飛ばし、底まで沈めます。
そこからゆっくりゆっくり引いてきたらなんか鈍い手応え。
最初はウィードを引っ掛けたのかと思いましたが、強めに巻くとトラウトの手応え。
姿が見えるところまでは簡単に寄せられましたが、そこから大暴れ。

数回走りましたが、危なげなくファイトできました。



あいかわらず丸々太ったいい型のニジマスですね。
一冬越えるとますますパワフルになりそうです。

スリムスイマーで続けましたがその後はあたりが減りました。
デジ巻きやバンプもしてみましたが反応が見られません。

ペレスプ2.3gオレンジに変更してみました。
同じように噴水近くまで投げてゆっくりめのデジ巻きをしてみました。
5-6回転したあたりでグッっとハンドルが重くなりました。
ロッドを下げて合わせてみると、ちゃんと乗りました。

この時は掛かってすぐから活発にファイトしてくれました。
慎重に寄せて無事にネットイン。



これもいいサイズのニジマスでした。
なかなかいい出足の様です。


しかし真冬の釣りは難しいですね。
手応えが鈍いので、合わせも半信半疑の時が結構あります。
それもあって合わせきれずにバラシも多いです。

これはやっぱりトラウトのアタックそのものが弱いからなんでしょうね。
底に落ちてるスプーンを拾うようについばんだり、上から抑えつけるようにくわえるんでしょう。
活性の上がっている時の勢いよく、グングングンとくる手応えはボトムだとあまりありませんね。

自分がボトムの釣りが苦手な理由の一つがこれなんですよ。
掛かった時のいきなりテンションが上がるワクワク感が少ないんですよね。

キタキタキタキター!

って感じじゃなくて、

あれっ?  これ、来てる?  あ、掛かってた!

こんな感じのパターンが多いんですよね。
まぁ、釣れて文句言ってちゃ贅沢なんですけどね。


砕氷船は駐車場側に到達し、奥の方に進んでいきました。
それにより釣りが可能な水面が奥の方に広がりました。
それを見て、インレットで釣りをしていた人たちが奥の方に移動しました。

それならばということで自分はインレットに入りました。
ここは一番好きな釣り座なのでなんとなく安心してできます。

この場所で前回実績のあるZAGGER50F1ボトムチューンを試してみることにしました。

インレットの水流を越えて噴水近くまでプラグを飛ばし、底に落とします。

チョンチョン、チョン、チョンチョン、ステイ、チョンチョン。

不規則にアクションを加えながらゆっくり引いてきます。
途中で弱いあたりを感じました。
なんか来そうだな、と思って引いていると、ガツンときました。

ZAGGER50F1ボトムチューンのあたりは真冬でもけっこうガンッガンッ、ときます。
ボトムより少し上にフックが位置するので、飛びついてきてくわえる場合があるんでしょうね。


メチャメチャいい引きです。
ドラグがジージー悲鳴を上げています。
ムリに引っ張らずに走りたいだけ走らせます。
どんどんラインが出て行くのでポンピング気味に巻きながら走らせます。
すごいスタミナで巻いても巻いてもなかなか寄ってきてくれません。
しばらく格闘していたらようやくトラウトが疲れてきてくれました。
直前で一回走られましたが寄せなおして無事にネットイン。



これは50cmを優に超えるパワフルなニジマスでした。
携帯の写真なのでややアップ気味なのですが、尾はネットからはみ出ていました。

この1匹だけでも、もう那須高原まで来た甲斐があるというものです。
大物をしとめた満足感で気分は最高です。


少しして同じくZAGGER50F1ボトムチューンでもう一本。



サイズはそんなになかったんですが、これもいい引きでした。

那須高原LFでは今回もZAGGER50F1ボトムチューンは好調でした。
大型トラウトが多く掛かるのでここでボトムを狙うのに非常に適しているルアーという印象です。
スプーンのデジ巻きやバンプなどより、アクションの付け方がアクティブで自分的にも好みです。


よーし、もう一丁カモーン。
気合を入れてキャスト。

ピシューーーッ    バッチーーン!

普通にキャストしたつもりでしたが、力が入りすぎたのか痛恨のキャスト切れ。
プラグは噴水付近の底に沈んでいきました。

くぅぅぅ!

ZAGGER50F1ボトムチューンのロストは痛いんですよね。
値段も高いし、セッティングにそれなりの手間をかけてるのでダメージがでかいです。

もう一個ZAGGER50F1ボトムチューンは用意してきていましたが、なんとなくケチがついたので重いスプーンに変更することにしました。

選んだのが最近中古ルアーで手に入れたディープカッパーC5.8g金です。
これはよく飛ぶスプーンですね。
コンパクトなボディで重さがあるので軽く投げてもぶっ飛びます。
べイトキャスト用に入手したんですが、試しにスピニングタックルで投げてみたらあんまり飛ぶんでびっくりしました。
インレットから噴水を超えて、岩の付近まで飛びました。

ズドンと底まで落ちるので着底がすぐ分かります。
ゆっくり巻くとほとんどずる引きで、速めに巻いたら底の少し上をヒラヒラ泳ぎます。
浮き上がってくる感じはほとんどないスプーンですね。

ゆっくりずる引きしたら底の岩やウィードにたまに引っ掛かります。
戻ってくるスプーンのフックに水草がくっついてきたりします。
それでもたまに明らかにあたりの様な手応えも感じたので続けました。

しばらくして鈍いあたりあり。
ロッドで合わせるとしっかり乗った感じです。

かなりいい手応えでドラグが鳴り響きました。
遠くで掛かったので時間をかけながらゆっくり寄せてきます。
姿が見えてきたあたりで左右に首を振り始めました。
さすがにこの寒さだとジャンプする個体はあまりいないですね。
パワフルではありますが、動きの切れはそれほどありません。
疲れが見えてきたところでネットまで寄せました。



重いスプーンの遠投ずる引きもなかなかいいですね。
寒さの割には思ったよりいい感じで釣れるので気分は上々です。
ディープカッパーC5.8g金を続けました。

1回掛かってバラシあり。

その後もそのまま粘ります。
あたりが減ってきたかな、と思いながら巻いてきました。

かなり遠投したのに足元まであたりが感じられずに落胆しかけた時でした。
水底をキラキラ光りながら寄ってきたスプーンがインレットの水流をかすめて駆け上がりを叩いたところで、大きなトラウトが後方からすごい勢いで追いかけてきてパクリとくわえました。


その途端、ジィィィィィィッ!!



物凄い引きです。

ニジマスではないようです。

茶色っぽい魚体が迫力満点でした。

勢いに負けないように必死にロッドを立てて、強烈な引きと格闘しました。

トラウトは足元から少し沖まで突っ走り、大暴れしています。
スプーンをくわえた瞬間、フックががっちりと口に掛かったのが見えていたのでラインさえ切れなければなんとかなるだろうと落ち着いてやりとりできました。


最初に那須高原LFに来た頃とくらべて大物とのファイトは明らかに余裕が持てるようになりました。
もちろん今でもバラシは多いんですが、ラインブレイクは確実に減りました。
この日も大物とのやり取りではラインブレイクは全くありませんでした。
やっぱりニューラインで来る様になったのが大きいのかもしれません。

かなり時間を掛けて弱らせてから寄せ直し。
ネットを出すと大きくて体がはみ出て落としそうになりました。
ロッドを置いて両手でフレームをつかみ、なんとかネットに収めました。



物凄くワイルドなジャガートラウトでした。
見事な鼻曲がりです。
長さは62cmでしたが、すごく太っていてとにかく重かったです。

以前からインレットの土管の下あたりをゆったり泳いでいた個体でしょうか。
いつか掛けてみたいと思っていたんですよね、このジャガートラウト。

気分は最高潮になりました。
浮き浮きしながら同じスプーンで続けましたが、その後はあたりを取れず。
気分が高揚しすぎて集中力は途切れていたかもしれません。


時間的にはお昼を回ってきていました。
暖かい飲み物で一息入れることにしました。
数は出ていなかったんですがいいサイズのトラウトが掛かってくれて最高の気分でした。

イスに座ってしばらくのんびりしていました。
空を見上げたら、青い空をバックにこんな雲が浮かんでいました。



母親のドラゴンが子供のドラゴンにお説教しているところでしょうか。
若者のドラゴンが水面に映った自分の姿を見てびっくりしている図でしょうか。
そんなことを考えながらぼーっとしてました。

さて後半戦はベイトキャストに挑戦か。
気持ちを入れ直して再開します。

ベイトタックルに先程良かったディープカッパーC5.8g金を付けてキャストしてみました。

シューー。

ちゃんと飛んでくれました。
でも、やっぱり飛距離は伸びず、よく飛んだときで20メートルくらいです。
先ほどまでと同じ様にボトムに落として巻きます。
しかしなかなかあたりが来ません。

もっと遠くまで投げようと思いっきりキャスト。
少し遠くまで行ったんですが、サミングが遅れてバックラッシュ。
力入れ過ぎるとタイミングが取れずにルアーをスムーズに着水させられない感じです。

力を入れずにキャストを繰り返し、ちゃんと飛距離が出る方法がないかいろいろ試したんですが大きくは変わりませんでした。
その間もあたりは来ませんでした。

スプーンを換えて、いろいろ試しましたがあたりはほとんど取れませんでした。
飛距離が足りないのでトラウトが溜まっている所まで届いていなかったのかもしれません。

ZAGGER50F1ボトムチューンを試してみました。
これもあまり飛びません。
着底させてアクション付けてみましたがあまり反応は見られませんでした。

今回はルアーを換えながら投げ方も換えながらいろいろ試しましたが、結局最後までトラウトを掛けることは叶いませんでした。
やっぱりベイトキャストは難しいですねぇ。
とにかくルアーが飛ぶ距離が足りな過ぎる気がします。
もっと遠くまでルアー運ぶ方法を考えなければなりません。

次回はラインを4lbに換えてみるかな。
まだまだ修行を繰り換えす必要がありますね。

ベイトキャストで悪戦苦闘しているうちにかなり時間が経ってしまいました。
午後2時頃になってペレット撒きが始まりました。

待ってましたとばかりにスピニングタックルに持ち替えます。
この日は最初からプリリー深緑でペレットタイムに挑もうと考えていました。

スタッフさんがペレットを撒くとトラウト達がはしゃぎ始めます。
それにあわせてプリリーを打ち込んでみました。

コツン、コツン。

2度ほどあたりがありましたが掛けられませんでした。
すぐに巻き取って同じ場所に投げいれます。
またコツンとあたるんですが乗りませんでした。

ダメかー。

最近ペレットタイムが不調です。
一時期調子が良かったペレスプや師匠のお勧めのプリリーで狙いますがダメなんですよねぇ。
あたりはあるんですが、どうもキャッチまで至りません。

スタッフさんがポンドを一周して戻って来た時にまた撒いてくれたので、今度はペレスプを打ち込んでみました。
しかし、結果は同じ。
あたりはあってもフッキングまで至りませんでした。
この日もペレットタイムは1匹もゲットできずでした。



管理釣り場特有の行為として、ペレット撒きとトラウトの放流がありますよね。
これに関しては好き嫌いいろんな意見があります。
もちろん各自の好みの話なので良い悪いで評価する物ではありません。


自分はペレット撒きもトラウトの放流もどちらも大好きです。
その理由は、どっちもエリアの特別なイベントだと考えているからです。

例えば遊園地での特別なアトラクション。
子供の頃に遊園地に連れていってもらった時、1時から仮面ライダーショー(古くてすみません)があると聞けばワクワクして見たもんです。

常設されてる乗り物も楽しいんですが、いつもと違うショーが妙に楽しかったんですよね。
水族館のイルカショーも動物園の動物ふれあいタイムも同じです。

例えば安売りスーパーのタイムバーゲン。
あるいは閉店間際にの半額シールでも構いません。
貧乏性の自分には魅力的なイベントでついつい必要じゃない物まで買っちゃう時があります。

普段とちょっと違う味わいを見せてくれる瞬間が自分はけっこう好きです。

自分は、ペレット撒きや放流はコンディションが良くなかったりしてどうしても釣れないお客さんになんとか釣る楽しみを味わってもらおうとエリアスタッフが考え出したエリアならではのイベントだと思うんですよね。

それまでシーンとしていたポンドや釣り人が、放流と同時にロッドがしなりだし、釣り人は興奮しだしてエリア全体に活気があふれます。
釣れずに渋い顔をしていた釣り人達の顔がどんどん笑顔に変わっていく魔法のような素敵なイベントだと思うんですよね。

繰り返しますがこれは感じ方の問題です。

せっかくパターンを掴んだのに放流で崩れた、という事もあるでしょう。
釣れて当たり前の放流魚を取ってもしょうがない、底でじっとしているのを掛けるのが楽しいんだ、こう感じる人もいるでしょう。
自分の釣りを追求することに楽しみを見出すのも理解できます。

自分の考え方はせっかくエリア側が提供してくれる楽しいイベントならば参加しない手はない。


踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々。


まさしくこんな心境です。

放流や、ペレット撒きが入るとポンドの状況は一変します。
それまでのポンドとは違うポンドが目の前に現れるのです。
一日の中で2種類も3種類も違うポンドで遊べるわけです。
楽しみ方も2倍3倍に広げちゃえばいいんですよ。

放流が入るということはエリア側がそれまでと違うポンドの状況を演出してくれるわけです。
当然それに合わせて放流用の攻め方を考えるのが楽しいんです。
放流と言うイベントに参加して、自分なりの工夫で成果を上げると満足感が得られるんですよね。
ただ単に釣った数が増える喜びだけじゃなく、放流と言うイベントを制した喜びも手に入れたいって気持ちがあるんです。


特にこの時期の放流やペレット撒きの楽しみはもう一つあります。
トラウトの掛かり方が全然違うんですよね。
ボトムの釣りは底まで落としたルアーに、動きののろいトラウトがゆっくりアタックしてくるのでどうしても手応えが鈍いですよね。
小さなあたりがほとんどで、無理に掛けるとスレ掛かりが多くなります。

これが放流が入った場合、全く別の釣りに様変わります。
スプーンの表層の速引きに食いついてくるトラウトは、すごいスピードで追いついてきてひったくる様にアタックしてきます。
掛かった瞬間にロッドがグングングンと引きこまれます。

これは放流直撃ならではの爽快感あふれる感触ですよね。

ペレット撒きも独特です。
目の前で自分のルアーをばっちり咥えこむ瞬間が見られます。
普段は底に潜んでいるトラウト達が表層付近に一斉に現れる姿と、そこにルアーを打ち込む気持ち良さはなかなかのものです。


自分はエリアに行く時は放流をするのか、ペレット撒きをするのかは正直気になりますね。
単にそれがあるとたくさん釣れるからということではなく、それらのイベントもクリアできるように楽しみたいからです。


この日のペレット撒きイベントは自分的に惨敗でした。
一匹も取れなかったので悔しくてしょうがありません。
次に来る時まで何か対策を立ててきて、次こそ攻略したいと思っています。

午前中は好調だったのですが午後からはベイトキャストが不発、ペレットタイムに惨敗と一転して不調となりました。

尻切れトンボになりそうな勢いです。
いやいや那須高原LFは終わり間際がすごいんです。
16時を過ぎたあたりでインレットでトップに反応してくれるはず。
そう信じてその後はクランクを投げたりしていました。

この日はクランクはだメでしたねぇ。
まるで手応えがありませんでした。
カラミナ仕様のZANMU33DRに期待したんですが不発でした。
ちなみにフックの絡まりはほとんどありませんでした。


そうこうしているうちに16時も回ります。
この時間になると那須高原LFでは終わり間際の大量ペレット撒きが行われます。
そして一気にポンド全体の活性が上がります。
ペレットの投入に合わせて、今度はミッツドライを投げ入れてみました。
これがまた見事に空振り。
この日はどうしてもペレット撒きははずしまくりでした。


しかしその後に怒涛の反撃です。
活性が上がったのを期待してインレットからの水流の範囲にミッツドライを投げ入れるとしっかり反応がありました。
繰り返していたら乗りました。



トップでバシュッっと出て、しっかり乗ると最高に気持ちが良いです。
いい引き味を楽しみました。

それから数投したところで、ミッツドライに大物がガブリッ。
強烈な引きが手元に来ました。
ドラグが出ましたが水流の落ち着いてる方に誘導しながら寄せてきます。



ワイルドなニジマスが大暴れでした。

トップで大物が来るとチョー楽しい。

午後の不調を吹き飛ばす楽しい時間がやってまいりました。

数投でまた掛かります。
活性がメチャメチャ上がっているようです。



今度はかわいいアルビノちゃん。
今日はまだアルビノが釣れてなかったのでうれしい1匹です。

チャンスタイムとばかりにジャンジャン投げます。

バイトがかなりあります。
ステイだけでアタックが湧いてきます。

すぐに乗りました。



やや痛んだ個体ですがファイトはなかなかでした。

まだまだ続きます。
次は小さいニジマスでした。



たぶんここでは一番小さいクラスですね。
それでも元気よくトッププラグにアタックしてくれました。
ナイスファイト!

終了時間まで高活性は落ちることなく続きました。
真冬でしかも気温が氷点下なんですがこのトップの反応はすごすぎですね。
まさか終わり際にここまでトップに出まくるとは予想以上でした。

インレットの水流をはずして静かな水面に投げてみました。
そこでもトラウトが出てくれました。
少し引いてステイしていたら乗りました。



やっぱりポンド全体の活性上がっているようです。

残り時間が少なくなってきました。
最後に粘ってもう一匹。



最後は綺麗なアルビノで締めました。



いやー、気分爽快な終わり方でした。

午前中の大型ニジマス&大型ジャガーで気分はホクホク。
昼下がりからベイトタックル不発でションボリ。
ペレットタイムの惨敗でガックリ。
最後に駆け込み高活性でトップ連チャンでニンマリ。

いろいろ楽しめた一日でした。
久々の大物の手応えは最高でした。
特に念願の大型ジャガーが食いついてくれたのは今年の初の心の中でのガッツポーズでした。


最終的には計17匹、ジャガートラウトが1匹、アルビノが2匹で、他は全部ニジマスでした。
ベイトタックルでは1匹も釣れませんでした。
当たりルアーはZAGGER50F1ボトムチューン、重いスプーン、ミッツドライでした。


真冬のトップはどうなのか、と思って来てみましたが、活性が上がるとこの時期でも出まくることが分かりました。
これくらいトップの反応がいいエリアが他にもないか、もっと探したくなりますね。

悔しいのはペレットタイムです。
何かいい手立てはないかなぁ。

やっぱアレかなぁ。
実は一つだけ秘策があるんですよね。
機会があったら試してみますね。

ペレスプ、プリリー、ミッツドライは今回はダメでしたね。
もっとも全く反応がなかったわけじゃないので、単に自分が掛け損なっているだけかもしれません。
自分の下手さをルアーのせいにしちゃいけませんね。

左手のロッド操作にはかなり慣れてきました。
あたりがきたら普通に反応できるようになりました。
ただ最近左手の薬指も少し痛いんですよね。
それが気になるところです。

ベイトタックルの修行はまだまだですね。
あせってもしょうがないのでじっくりゆっくり続けていきます。



お別れショットは日が落ちて寂しげな1号池。






今日は楽しかったなぁ、と思いながらタックルをしまって帰る準備をしていました。

サクサクサク。

近くまで歩いて寄って来た人がいます。

振り向いてみるとスタッフさんでした。

「お疲れ様でした。」
「お疲れ様でした。」
「今日はどうでしたか?」
「思ったより釣れて楽しかったですよ。60ジャガーが掛かりました。」
「ああ、それはいいですねー。何で釣れました?」
「重いスプーンで底の方ですね。」
「そうですか。」
「最後はトップで釣れまくりでした。」
「ここにトラウトが溜まりますからね。」
「ですよね。」

最後にスタッフさんが1枚の紙切れを手渡してくれました。



「朝に氷が張ってまともに釣りできなくてもうしわけありませんでした。これはお詫びのしるしです。」
「そんなことないですよ。十分朝から楽しませていただきました。」
「次もまた遊びに来てください。」
「ええ、ぜひお邪魔させていただきます。」

素晴らしい気配りですよね。
ちゃんと来場した人が楽しめたか気を配ってくれる姿勢がうれしいですよね。
単にサービス券をもらったうれしさというよりも心遣いに感激しました。


やっぱりできるエリアは違いますね。

益々ファンになっちゃいましたよ!  


Posted by Rose.T at 22:45Comments(6)那須高原LF

2012年12月19日

那須高原ルアーフィールド4 《ZAGGER50F1ボトムチューン》

H24.12/2(日)に那須高原ルアーフィールドに師匠のK氏と一緒に行ってきました。

那須高原LFは今シーズン4回目の釣行です。

毎月恒例の師匠との遠征なんですが、今月は師匠が木曜日に休みを取れなかったので日曜日に行くことにしました。

事前の打ち合わせです。

「12月は平日じゃないから混んでいそうなところは避けたいねぇ。」
「うーん、やっぱりある程度は遠出しないと空いているところは少ないかもね。」
「でも、東北道とか関越道は日曜日は混んでるんじゃない?」
「関越の帰りはかなりの確率で渋滞かな。」
「東北道の方が空いてるかな?」
「おそらく紅葉シーズンが終わったのでもうそれほど混んでないんじゃないかな。」
「そろそろスキースノボのシーズンじゃ?」
「いや、まだ早いよ、スキーやスノボは年明けの方が多い。」
「んじゃ、東北道方面にしますかぁ。」
「さすがに日曜日だと東北遠征まではちょっとキツいね。」
「となると那須あたりですかね!」
「ルアーフィールドにしますか!」

とにかくトップウォーター好きの二人です。
この時期でも那須高原LFではまだトップで釣れるのか興味あるところです。

行き先も決まったので事前の準備です。
前々回に尚仁沢OFで使ったナイロン4lbのバルクラインがまだ余っていたので、今回はこのラインをもう1回試してみることにしました。
これで使い心地が悪いようなら今後は手を出さない事になると思われます。
1つじゃ心細かったので2つのリールにバルクライン75mを巻いて用意しておきました。

フックは那須高原LFの大型トラウトを意識してほとんどを太軸に換えました。
今回は太軸フックのサイズをいつもと異なる物にしてみることにしました。

今までは太軸にする時はVanFookのスプーンエキスパートヘビーの#6ばかり使ってました。
でも中型のスプーンやクランクに使うとちょっとサイズが大きい気がするんですよね。

太軸#6の場合大物だけのポンドならいいんだけれども、小型のトラウトも入っているポンドだとあたりがあっても乗らないケースが多くなった気がするんですよね。

太軸フックを使う時の選択肢として、ポンドによっては少し小さめな#8も使い勝手がいいんじゃないかと思ったんです。
なので今回は太軸#8のセッティングを多めに用意してみました。


当日の天気は晴れだったんですが、前日に那須でかなり雪が降ったようです。
相当寒いのを覚悟しなければなりません。

朝4時半に家を出ました。
熊谷の気温は4℃でした。

凍えるような寒さの中、那須に向かって出発です。

途中で師匠と合流し、東北道を北上します。
宇都宮を過ぎたあたりから周りに溶けきれずに残っている雪がチラホラ見えるようになりました。
この時点の気温が0℃でした。

那須ICで高速道路を降りました。
田中小学校のそばを通り抜けてエリアに近づきます。



道路の脇にはまだ雪がけっこう残っていました。

スムーズに行けたので6時半頃に到着しました。



先行車は4-5台でした。
さすがに平日より多いですね。

空はようやく明るくなって来た頃合いです。

車から降りたら・・・ 寒いっ!!

気温を見たら-3℃

駐車場には残雪と霜柱が見られ足先から冷え込みます。



でも空気はきれいでおいしくて、とても気持ちがいい朝でした。

東の空、遠くの方から朝日が昇り始めておりました。



見事な朝焼けですね。
心が洗われるような神聖な感じがしました。
無宗教な自分ですがこういう時だけ神頼みしたくなります。

「今日も大物がたくさん釣れますように!」


ポンドの方を見ると受付が始まっているようです。



秋口に来た時とはエリア全体の雰囲気がかなり変わってきています。
完全に冬モードに入ったようです。


いそいで道具を持ってクラブハウスに向かいます。
受付をしてお昼のお弁当を注文しました。
オーナーさんにポンドの状況をうかがいます。

「最近どのへんがいいんですか?」
「中層ですかねぇ。」
「トップでまだ出ます?」
「朝夕はまだ出ると思いますよ。」
「ふむふむ。」
「ただ昨日から急に冷えたのでねぇ、ちょっと変わってきてるかもしれません。」
「なるほど。」

前日はかなり雪が降って、一時吹雪いたそうです。
午後から少し暖かくなってある程度雪は溶けたんですがまだ周りにかなり残っていました。



幸いインレットが空いていたので、師匠と二人でそこに入りました。
日曜日の混み具合がどんなものか分からないで来たんですが、思っていたほどの混み方ではありませんでした。
平日の2倍くらいの印象で、けっこう場所も選べそうな感じでした。


まだ7時少し前です。
7時に一斉に開始となりますのでまだ時間的猶予があります。

ポンドの状況を撮影しました。


ちょうどその時、ポンド越しに東の方から日の出です。



景色に見とれながらタックルの準備をします。

かじかんだ指先を師匠からもらったホットカイロで温めながらラインをガイドに通します。
最初はいつものようにトップから。
ミッツドライを付けて合図を待ちました。

「始めていいですよー。」

オーナーさんから声が掛かると同時にポンドのあちこちでキャスト開始となりました。
自分もミッツを投入。

ポチャン。

・・・

反応がありません。
何回か水流の中に投げた時、バシュっとアタックあり。
しかし、乗りませんでした。

水流を利用してプラグを流したらまた出ました。
しかし、乗りません。
全く反応がないわけじゃないんですが弱いです。
前回までのここの反応とかなり変わってました。
さすがの那須高原LFも気温が氷点下ではトップに反応しなくなるんですね。


この時、師匠が掛けました。
けっこう簡単に寄せています。
上がってきたのはコイツ。


かわいいアルビノさんでした。


最近1号池にアルビノを放流しているようです。
実際にポンドでも泳いでいるのが目につきます。
とても奇麗でいいんですが、なぜかサイズが小さいんですよね。
那須高原LFのイメージとはかなり異なる小型トラウトです。
普通のニジマスもややサイズが小さいのが新たに入れられている感じでした。


師匠は相変わらず好調のようです。
すぐに2匹目も掛けました。

いずれもスリムスイマー3.5gカモ柄にきたようです。
底まで落としてズル引きであたったとのことでした。

寒さでトラウトは底に沈んでいるようです。
自分もトップは早々にあきらめました。

マネしてスリムスイマー3.5gカモ柄を投げました。
底まで落として、ゆっくり引いてきます。

クックッっと底にあたります。
岩に当っているような手応えがあります。
根掛かりしそうですが、中層は反応がないので底を狙うしかなさそうです。

しつこく底付近をスプーンで狙っているとしばらくしてようやく乗りました。
かなりいい引きです。

これはいつもの林のトラウトの引きだな。

そう感じながら慎重に寄せます。
ドラグが出ますがラインブレイクしそうな雰囲気はありませんでした。

しばらく格闘してからようやく寄ってきました。


50cmオーバーの見事なニジマスでした。
本日1匹目からナイストラウトで気分は上々です。

しばらくスプーンで続けましたがバラシが1回のみでイマイチ乗りがよくありません。
クランクに変更してみることにしました。


今回新たなクランクを持ってきました。
「ZANMU33DR」です。
つぶアンのロストが続いていたので補充しようと釣具屋に行った時に目に付いたんですよね。

つぶアンの販売元であるMukaiが、製造を請け負ってるラッキークラフトと揉めたかなんかした影響で、つぶアンの販売が今後どうなるか分からない・・・・って感じの記事をネットのどこかで見かけたことを思い出したんです。

つぶアンは自分的にはクランクの主力なのでつぶアンが手に入りにくくなるとすればそれに換わる物としてZANMUがどうかと思ったんですよね。
見た目はつぶアンとそっくりで、販売は同じMukaiであり、しかもつぶアンよりけっこう安かったんですよ、これ。
試してみようと思い購入してみました。

買ってから気が付いたんですが、これサスペンドのDRなんですね。
実際に水に入れてみたら、スローシンキングっぽく沈むんですよね。
底の方を狙い易いつぶアンが欲しかったんでちょうどいい感じだったんです。


ってことでZANMU33DRを試しました。

着水後底まで落としてからゆっくり巻きました。
巻き心地はつぶアンに似ていますが、やや重い感じ、やや強めのアクションを感じました。
リップが大きいからでしょうね。
アンフェア45に近い印象ですね。


何回か投げたらあたりがきました。
この時は乗りませんでした。

手応えがあったので続けます。
しばらくしてまたクックックッときました。
ロッドをあおるといい手応え。

ばっちりフッキングしました。
そんなに重い引きじゃないんですが、ギュッギュッっと切れのあるいい引きです。
余裕で寄せてネットイン。


4lbのバルクラインでもけっこういけるじゃん!



・・・・・・・




そう思えたのも一瞬だけでした。




次にキャストで、すぐに手元がこんな感じになりました。
とてもほどけなかったのでラインをカットして大分捨てました。

前回と同じような手元での絡みが起こったということはこのラインはよれ易く、絡みやすいと判断して良さそうです。
このバルクラインを今後も使い続けるのは無理っぽいなぁ、と考えました。
ただこの日は2セット持ってきていたのでとりあえずは最後まで使い続けることにしました。


ZANMU33DRはなかなか良かったです。
これからのシーズンは底狙いが多いので、底を狙いやすいプラグとして重宝する予感です。


ただ底を狙う時にどうしても避けられないリスクが問題です。

そう根掛かりですね。

この時も根掛かりしたのですが、場所移動しながらラインに上下テンションかけて引っぱったら何とか外れてくれました。
1個しか持って行っていなかったのであとで2号池で使おうと思い、温存することにしました。


また重めのスプーンに変更していろいろ試してみました。
新しく購入してみたスミスのPure3.5gとか使ってみましたがイマイチあたりが遠のいていました。


その時クラブハウスの方からオーナーさんとスタッフさんが出てきて作業を始めました。
どうやら放流のようです。


自分は那須高原LFに来るのはいつも木曜日だったので放流はまだ未経験です。
ここは平日には営業時間内での放流は行いません。
営業時間終了後に放流するシステムとのことでした。
でも休日だけは営業時間内にも放流するようです。
どうやるのか見ていたら、インレット付近にある養殖池から流し込む感じでした。


あれ?もう入ったの?

って感じでトラウトは姿がまったく見えないまま放流は終了しました。
師匠に聞いてみました。

「今、放流したよね?」
「だね、もう入ってるよ。」
「どのくらい入ったかな?」
「全然分からないけど、その辺に浮いてるのそうなんじゃないかな。」

ポンドを見るとインレットの水流から中央付近の水の湧き出ている所の間で、アルビノや小型~中型のニジマスがけっこう表層付近を活発に泳ぎ回っています。

とにかく放流狙いをしてみることにしました。
定番のMIU2.2g赤金です。
水の湧き出口付近に投げて表層を速巻きしてみます。

一投目で乗りました。


たしかに放流直後の手応えですね。
入れたばかりの小型アルビノのようです。

せっかくだから数を稼ごうと赤金スプーンで続行。
数投ですぐに掛かります。


今度はとてもいい引きで50cmクラスでした。
放流効果がしっかり効いていました。

同じく表層引きでまたかかります。



これは入ったばかりの小型ニジマスか。




アルビノが続きました。


活性が上がってとてもいい感じです。

いいペースでジャンジャン釣れちゃって気持ちいいいい。


気持ちよくロッドをシュッ!



・・・・・・






こんな時にまたラインの絡みがっがっがっ!!



このラインはダメだー、イライラするなぁ。


ラインをほどこうとしましたが叶わず。
またラインを切って捨てたら、非常に短くなってしましました。
キャストした直後に絡まるので捨てる部分がけっこう多いんですよね。

しょうがないので駐車場まで戻り予備のリールを取ってきました。
そうこうしているうちにかなり時間が経ってしまい、放流効果はなくなってしまいました。
師匠はこの時かなりの数を釣り上げたようです。

チャンスタイムを逃したなぁ。

やっぱりラインの質って重要ですね。
今回のライン絡み頻発で実感しました。
でなけりゃいいラインが高い値段で売れませんよね。
今後は元々好きなサンヨーかVARIVASのラインに戻すことになりそうです。




表層はまた反応がなくなってきたのでボトムを狙う事にしました。

ここでちょっと趣向を換えてみようと、ZAGGER50F1ボトムチューンを試してみることにしました。
今シーズンから始めたボトム狙いの新兵器?ですね。

これは今年の春先にMAVの養田チーフの動画を見て興味を持ったんですよね。
ただその時はすぐに暖かくなってボトムの釣りはしない時期に入っちゃったんです。
今シーズン寒くなってきてから、たまに試し始めたんです。
大崎つりぼりではかなりいい手応えを感じました。

この釣り方はかなり独特です。
ハイフローティング・ミノーであるZAGGER50F1の大きなリップにシンカーをたくさん貼りつけて、リップの部分だけを重くします。
そうすると水底でミノーが逆立ちしている状態になるんですよね。
元々がハイフロートなので本体が浮きあがろうとするところ、リップを超重くしてアンカーを付けた感じになります。
ラインはリップ側に付いているので底の支持している所を引くと本体が逆立ちしたままユラユラ揺れて面白いアクションが付きます。

ゆっくりアクションを付けながら引いてくるのがいいんです。
早く引くとミノーが水平になり、シンキングミノーでボトムノックしている感じ?になります。
ゆっくりだと逆立ちのまま小魚が水底の藻や微生物をつついている姿を演出できます。

この方法の利点の一つが、根掛かりが少ない事です。
ZAGGER50F1にはフックがテールにしかなく、そのフックは水底から5cmくらい上のあたりに位置することになるので岩や藻等にはあまり掛かりません。
リップが岩の間に引っ掛かる時はありますが、フックが掛かってなければ比較的簡単に外れます。


今回ちょっと工夫してみたことがあります。
今まではフックの向きはあまり気にせずに使っていたんですが今回は向きを変えてみたんです。
ZAGGER50F1はデフォルトでテールフックは前向きに付いています。
これはおそらく浮き上がりの時に下からくるアタックが乗りやすいような設定と思われます。

基本的にトッププラグのテールフックが前向きなのは下からのアタックが多いためですね。
中層から下を泳ぐプラグのテールフックは後ろ向きです。
これは同じタナを泳ぐトラウトや追尾してきたトラウト、あるいは上からアタックが来た時に掛かりやすいようにするためですね。

ボトムチューンの場合、本来のZAGGER50F1とはまったく異なる使い方になります。
水底で逆立ちした時にフックが前向きだと針先がルアー本体の方を向いてしまいます。
フックを後ろ向きに付けると、水底で逆立ちした時に針先がトラウトの方を向くので掛かりやすくなるのではないかと考えました。




このボトムチューンが今回なかなか効果を発揮しました。

中央の水の湧いてる付近にキャストして底まで落とします。
そこからアクション付けながらゆっくり引いてきたらけっこうあたりがきます。

何回か繰り返したところで乗りました。


小型のかわいいアルビノでした。

そのまま続けているとまた乗ります。
今度はいい引きです。
ドラグが鳴ってラインがガンガン出ていきます。
しばらく走らせた後に慎重に寄せました。


いいサイズのニジマスが掛かってくれました。

お昼近くなって活性が落ちてきている時だったのに、いい感じで掛かってくれたのでとても好印象。

そのまま続けるとすぐに乗ります。

またまたいい引きです。
ドラグを鳴らして走ります。

新品のラインはやはりブレイクしませんね。
絡み易いの困りますが、切れない安心感はいいです。

確実に寄せてネットイン。


この釣り方はけっこう大物が掛かるかも?

最初のアルビノは小さかったんですがそれ以降は大きいのが掛かってくれました。
アルビノや小型のニジマスは中層~表層付近を元気よく泳ぎ回っているんですが、大物はボトム付近で動かないでジッとしている感じです。
そのボトムでジッとしている大物の目の前で小魚のツンツンというアクションを演じさせると、イライラしてバクッとくる・・・こんなイメージでしょうか。

その後もう1匹いいサイズのニジマスが釣れましたが、ピンボケ写真しか撮れませんでした。



お昼を回ったので食事タイムにしました。
ロッドを置いて師匠と二人でレストハウスに向かいます。
入口向かう通路の所にかわいい雪だるまが残っていました。


前の日の雪が溶けずに残っているのでこの日がいかに寒かったかが分かりますね。


入口につきました。
この時初めて気づいたんですが、レストハウス内でルアーや備品を売っているお店に名前があって看板が出ていたんですよ。



なかなかかっこいいですね。




入口から入ると中はとても暖かでした。

おおおおお。

マキストーブだ!



なつかしー

子供の頃住んでいた東北ではこんな感じのマキストーブを使ってたんですよね。
燃えている炎が見えるのでいかにも暖かい感じがします。
最近は家で火という物を全く使わなくなったのでたまに燃えている火に遭遇すると、その温もりに感激しちゃいますね。
しばらくストーブにあたってボーッとしていました。


弁当が来ていたので受け取ってテーブルにつきました。
自分が「かつ煮弁当」


師匠が「から揚げ弁当」


加仁屋麺房というところが配達してくれるようです。
味は、まぁ普通でした。


食べ終わった後、ゆっくり休みながらのんびりしていました。

ちょうどオーナーさんがいたので聞いてみました。

「アルビノ入ったんですねぇ。」
「ええ、最近入れたんですよ。」
「でもけっこう小さくてびっくりしました。」
「そうなんですよー、ちょっとうちのイメージと違いますよね。」
「普通のニジマスも小さいのが入ってましたね。」
「うーん、やっぱり大きいのを期待して来てますよね?」
「ですねー、この前までは40cm以下は釣れなかったですしね。」

オーナーさんはやや困った感じで事情を話してくれました。

「うちは大きいのが釣れるのが売りではあるんですけど、やっぱりけっこうむずかしいんですよね。」
「釣るのが?」
「そう、初心者さんや大物に慣れてない人には釣れなかったり、掛かったのも全部バラシやラインブレイクしてしまってキャッチできないことも多いんですよ。」
「なるほど、自分もいまだにライン切れまくりですもん。」
「だから釣りやすいようにと少しだけ小さいのを入れようと思って注文したのよ。」
「ふむ。」
「注文する時は500g-1kgとか1-2kgとかって個体の大きさを指定するんだけど、今回いつもより1ランク下のサイズで頼んでみたのね。そうしたらけっこう幅があるから、500gと1kgじゃ全然大きさが異なっているのよ。」
「なるほど。」
「だいたい同じ時期に生まれたのを寄こすから500gに近いのがそろってやってくると小型だらけになっちゃうのよね。」
「そういうことかぁ、ちょうどいいトラウト揃えるのも大変なんですね。」
「そうそう、けっこうたいへんなのよ。」


要するにオーナーさんは大型ばかりじゃなく、慣れてない人にも釣り易くするために少しだけ小さなサイズを入れようとしたら思ったより小型のがたくさんきてしまったって事のようです。

この話からすると、エリアの方針を変更するわけではないことが分かってややホッとしました。
小型のをジャンジャン入れて1号池は数釣り池に変更、なんてことではなさそうです。



けっこうレストハウスに長居してしまいました。
日が落ちるのが早くなってるのであわてて後半戦スタートです。
釣り座は変わらずインレットのところに入りました。


食事前に調子が良かったZAGGER50F1ボトムチューンを続けます。

数投したところでいい手応えあり。
ルアーをひったくるようにくわえた感じです。

グッグッグッと強烈に引きます。
ムリするとラインが切れそうな感じだったのでじっくり時間をかけてファイトしました。

目の前まできて走るのが2度あり、すごいスタミナです。
なんとか寄せて無事にネットイン。



体高のあるパワフルトラウトでした。
とても奇麗な個体ですね。

その後も同じ場所で続けましたが、少しあたりが遠のいた感じがしました。
場所を換えてみることにしました。

駐車場側の奥に移動。
水の湧いている付近に向かってキャストするとゴンッっとあたりがありました。
この時は乗らず。

しばらくしてほぼ同じ場所でもう一度ゴンッっときました。
あわせるとしっかりフッキング。

まずまずいい引きです。

イキのいいトラウトとのファイトを楽しみながら寄せました。



1号池でかなりいい感じで掛かってくれるなら、2号池でもいけるんじゃね?

淡い期待を胸に、意を決して2号池に向かいました。
いまだに1匹も釣れたことのないポンドなので今日こそはなんとか1匹!


1号池との間の通路の所は人が多かったので反対側に回りました。
中央付近の水の湧いているところにZAGGER50F1を投入。
数投しましたがあたりはありませんでした。

んー、さすがにこっちは甘くないなぁ。

そのまま続けようと思った時に、なんと根掛かり。
はずそうといろいろ粘りましたがダメでした。
しょうがないので思いっきり引っ張ったらラインが切れました。


ここまでのエースルアーがさよーならーーー


ZAGGER50F1ボトムチューンは1個しか用意してこなかったのでここで断念です。
やっぱり欲張って2号池に色気を出したのが失敗だったかなぁ。
次回から複数個用意してこようと心に決めました。


さてどうしようかと考え、朝に使ったZANMU33DRを2号池で試してみることにしました。
よれていそうなラインを切って捨てて新しくZANMU33DRを付けて投げました。
底に落ちるのを待ち、ゆっくり巻き始めます。

1投目はあたりなし。

2投目も同じ様にしていたら・・・


グッグッ、ジイィィィィィィィィーー、ブチン!


いきなり大物が掛かり、ドラグが鳴ってラインが繰り出され、すぐにラインが切れてしまいました。

うわー、これは大きかったな。

久々の強烈な引きでした。
新品の4lbラインでも歯が立ちませんでした。
2号池で大物狙うなら新品の5lbが必要ってことでしょうか。

とりあえずこの日の初めてのラインブレイクでした。
ZAGGER50F1とZANMU33DRはいずれも1個しかもってきていなかったので、あっさりと両方ともなくなり途方にくれてしまいました。

2号池は自分にはまだまだムリって感じですねぇ。
この次はもっと対策を考えてこなければなりませんね。


しょうがないので普通のつぶアンFでも投げようと準備していたら、1号池でオーナーさんがペレットを撒き始めました。
それなら、っということで自分もさっさと1号池に戻りました。

オーナーさんがペレットを撒くとこんなにいるのかと驚くほどトラウトが水面をバシャバシャします。
いつものようにペレスプ2.3gオレンジを付けてペレットが入ったあたりに投げ込みます。

あれ?

いまいち反応がありません。

何回かキャストしますがノリが悪いです。
師匠は入れ食いって感じで1キャスト1キャッチしています。

ムキになってペレスプ2.3gオレンジで続けていたらようやく1匹乗りました。



結局ペレットタイムではこの1匹しか釣れませんでした。

師匠はよく釣れていたので聞いてみました。

「今のペレット撒きの時にどんなルアー使ってたの?」
「チョコレート色のプリリーだよ。」
「クランクかー、あんまりペレット撒きでクランクを使った事はないなあ。」
「プリリーは小粒なんでペレット撒きの時はけっこう効くよ。」
「ペレスプも効果的だよね?」
「ペレスプは効く時と効かない時があるよ。」
「特にオレンジのは産卵期にはメチャメチャ効く。」
「期間限定なの?」
「トラウトって意外と他のトラウトの魚卵を食べるんだよ。だからイクラでよく釣れるんだ。」
「ふむ。」
「魚卵が多い時期はそれに良く反応するんだけど、今の時期は産卵期じゃないから反応弱いんじゃないかな?」
「そうなのかー。」

茶色っぽいプリリーを手に入れて今度ペレットタイムに試してみようと思いました。


「それより、トップの反応がかなり良くなってるみたいだよ。」
「えっ!」
「プリリー入れると落ちパクがかなり来る。」
「マジですか!今日はもうトップは無理とあきらめてたけど・・・」


トップがいけそうと聞いて、俄然テンションがあがりました。
インレットの水流に合わせてミッツドライスケ茶パープルを落としてみました。

バシュッ。

おおおお、反応している。

明らかにトップの反応がいい時の感じです。

数投したところで乗りました。


小型で引きは強くありませんでしたが、トップで釣れて気持ちがいい。
これはいける、と確信しミッツで続行。


着水で付近の水面が揺れます。

長めのステイを取っていたら水面下でのトラウト反応が強くなりステイのままで乗りました。
とてもいい引きです。

慎重に寄せてネットイン。


なかなかイキのいいニジマスでした。

日が落ち始めたところにペレットが入ってポンド全体の活性が一気に上がったのでしょうか。
あちこちでロッドがしなり始めました。


負けずにトップで釣り続けます。
水流の切れ目あたりを狙ってキャストすると落ちパクで乗りました。

これまたいい反応。



底でジッとしていたトラウト達が活発に水面化を動き回り始めたんでしょうか。


今がチャンスとドンドン続けます。

シュッ。

着水後反応ありましたがバイトには至らず。
長めにステイしましたが反応は徐々になくなりました。
そこから巻きステイ、巻きステイを繰り返し、3回目の巻きの時にググッとプラグが水の中に引きこまれていきました。
ロッドで合わせるとしっかりとフッキング。

これは相当いい引きでした。

ラインが心配だったのでゆっくり走らせます。
大物とのやり取りが最近少しずつだけど余裕を持ってできるようになってきたかな。

この日は普通のファイト(超大物や根掛かりを除く)ではラインブレイクありませんでした。

トラウトが少し疲れたところで寄せてネットイン。


いい感じでトップで釣れて気分は最高です。


間にかわいい小型アルビノも混ざります。




そしてその次がこの日一番の大物でした。


とってもワイルドでナイスファイトでした。
これはネットから尾がはみ出る大きさでした。


日が落ちてきて薄暗くなってきたのでスケ茶パープルが見難くなりました。
色を換えてみます。

衝撃グロー(ほとんどピンクですね)にしてみたら水面に落ちたプラグが良く見えました。

アクションを付けていたら、下からパクッとくわえてくれました。
まずまずの引きで余裕でネットイン。


あたりはドンドン暗くなりますが、トラウトの活性は高いので続けます。

すぐにまた乗りました。

暗くなって見難いので慎重にファイトします。
少しずつ寄せて無事にネットイン。


もうほぼ水面は見えなくなりました。
ぞくぞくと家路に急ぐ人が増えてきます。

しつこくもう一匹狙っていたら最後に掛かってくれました。



これでfinishでした。


最終的には計24匹、アルビノが7匹でそれ以外はニジマスでした。
トップで9匹、ZAGGER50F1ボトムチューンで6匹でした。

師匠はニジマスとアルビノで計41匹釣ったようです。


那須高原LFは日曜日もなかなかいいですね。
思ったよりかは混んでいなかったし、平日にはやらない放流も楽しめますね。
寒くても放流やペレット撒きでトラウトの活性が上がると、トッププラグにしっかりと反応してくれるのが分かりました。


今回は苦手なボトムの攻略のために試したZAGGER50F1ボトムチューンがいい手応えでした。
寒い時期の大型トラウト攻略のヒントになりそうで収穫ありでした。
今後は数も揃えて積極的に使っていくつもりです。


ZANMU33DRもボトム狙いに使えそうな印象です。
IDOとかも気になりますね。
この辺は今後もいろいろ試していくことになりそうです。


バルクラインはダメですね。
たぶんもう残っている分だけですね、使うのは。
ラインについてはまた作戦練り直しです。


太軸#8はかなり良かったです。
大型トラウトも安心してファイトできますし、小型のアルビノも普通に掛かってくれました。
太軸の時は#8がメインでいいと思います。



いつきても楽しませてくれる1号池にお別れです。



帰りに師匠と一緒の時によく行くラーメン屋に寄りました。

佐野ラーメン「いってつ」です。



佐野ICで降りて5分の所にあります。

ここは自分的には日本一おいしいラーメン屋だと思っています。
自分は魚系のだしや魚粉、背油系のギトギトなラーメンが苦手なんですよね。

佐野ラーメンはすっきり系のスープに腰のある太麺が特徴で自分の好みにぴったりあっています。


佐野の中でもいってつはNo.1の味だと師匠に教えてもらって以来ここのラーメンにはまってます。
寒い時にここのラーメンを食べられるのはほんとに幸せを感じます。


この日は家に帰ってからも気持ち良く過ごせたのは那須高原LFといってつのおかげです。  


Posted by Rose.T at 22:28Comments(2)那須高原LF

2012年11月12日

那須高原ルアーフィールド3

H24.11/1(木)に那須高原ルアーフィールドに行ってきました。

今回も単独釣行です。
那須高原LFを訪れるのは今シーズン開始後3回目となります。
最近では一番のお気に入りエリアとなってます。


林養魚場系の大物エリアなので釣れるトラウトのサイズも大きく、イキがとてもいいので文句のつけどころがありません。



しかし、自分がここを好む最大の理由は、

寒くなってきてるのにトップの反応が異常に良い!

これに尽きます。



トップウォーターマニアなら夢のようなエリアと言っていいでしょう。

この時期どこのエリアもトップには無反応なことが多いですから。


尚仁沢OFやWP長瀞ではいい釣果だったんですが、残念ながらトップでは釣れませんでした。

トップでたくさん釣りたくてウズズしました。


ということで我慢できずに今回も那須高原LFまで足を延ばしました。

朝7時の開始時間に合わせて4時半過ぎに家を出ました。

まだ夜明け前なので当然真っ暗です。
ほのかな月明かりが綺麗でした。

天候は曇り、気温は9℃でした。

東北道を北上し、那須ICで下ります。
順調に進み、朝7時少し前に予定通り到着しました。


那須はだいぶ気温が下がってきており、紅葉が始まっています。
エリアも少しずつ黄色や紅色が混ざりとてもいい雰囲気です。


日は昇ってきているのですが、雲が多くて薄暗い感じでした。


ポンドはあまりライズも見られなくおとなしい印象。


さすがに寒くなってきたのでトップの反応が下がってきてるかなぁ。

ちょっと不安を感じながらレストハウスに向かいました。


数人の方が受付を済ませたようです。

オーナーさんに挨拶をし、ポンドの状況をうかがいました。

・2号池は少しずつ良くなってきているがまだむずかしいかもしれない。
・1号池、2号池のどっちもまだまだトップの反応がいい。
・軽くて浮くクランクが特に好調。
・表層スプーンでもいい感じ。
・重いスプーンは厳しそう。

どうやらトップ付近の高活性はまだ大丈夫そうなのでホッとしました。

受付を済ませ、いつものように貸し出し用の大型ネットを一つ借りてポンドに向かいます。



1号池の入口付近のインレットに入りました。

ポンドの状況です。


水質はステインですが前回よりややクリア寄りになってきている印象です。
水温はかなり下がってきている感じです。


タックルは2セットとも5lbラインのつもりでしたが、よくみると58SULの方がなんか細い。

んー、そういえば最近こっちはいつ使ったっけ?
ミノーはあんまり使ってないもんなぁ。

ここんとこほとんど62XULFだけでやってたかもです。
タックルケースを見ると新品の5lbラインが入っています。
5lbに換えた気になっていたけど細いラインのままだったようです。

ま、いいか。

メインの62XULFにはばっちり5lbが巻いてあるのでだいじょうぶでしょう。
ここでもミノーはあんまり使わないだろうし。


ということでいつものようにトップで開始です。

62XULFにミッツドライスケ茶パープルを付けて投げました。

バシュッ

1投目からバイトあり。
乗りませんでしたがいい手応えです。

数投したところで乗りました。


大物エリアの場合は問題はここから、掛かってからです。
しっかり取り込めるかどうかが勝負ですね。
ドラグが緩めだったので少し締めて巻きます。

徐々に寄ってきました。

何度か走られましたが、無事にネットイン。


すばらしく美しい魚体に見とれちゃいますね。
ヒレもエラもウロコも見事なニジマスでした。



トップウォーターの釣りはスプーンやクランクと違って、掛かった瞬間が分かります。
予想もできないところでいきなりガツーンってくるのとは違って、


さぁ来い、さぁ来い~、やった乗った!!


って感じの釣りになりますね。


いきなりガツンとくる手応えで一気にテンションが上がるのがたまらないスプーンやクランク。
掛かる瞬間を見ながら、期待通りに掛かってくれた歓喜を感じるトップウォーター。

明らかに異なるフィーリングですが、どっちにもそれぞれの良さもがありますね。



とりあえず1匹目が上げられてひと安心。
気分は上々で続けます。
数投繰り返したところで下からガブっと来ました。

いい手応え!

ドラグが悲鳴を上げて、トラウトは左右に走ります。
慎重に慎重に寄せてきました。
ネットに入れようと差し出した時、トラウトが急に力強く首を振って大暴れ。


バチャバチャバチャッ、バッチーン。


痛恨のラインブレイクでした。


さすがに林養魚場のトラウトです。
暴れ方がハンパじゃないです。
5lbでも普通に切られてしまいました。


すごいなぁ。

と、感心ばかりもしていられません。
ラインの状態をチェックし、ある程度の部分を捨ててスナップをセットし直します。


ミッツドライで続けます。
スケ茶パープルが好反応だったので似たような色でブラウンオリーブを選択。
光沢系がいい感じでした。

数投投げたところで横からすくう様にトラウトが咥えました。
と同時にグッグッグッ、といい手応え。
ロッドで合わせてうまく乗りました。


ヨシッ!っと感じた瞬間、トラウトがジャンプ。

ヤバイっと思ってラインが緩まないように巻きます。
着水でグッとラインを引っ張られましたが、ドラグが効きなんとかブレイクは免れました。


ホッする暇もないうちに2度目のジャンプ。

ちょっと待ってお願い!

と心の中で悲鳴を上げてるうちにスッポーン、とフックアウトしてしまいました。

やられたーー。

この勝負はマジでトラウトの勝ちでした。
ここまできれいにフックを外されたら率直に負けを認めざるを得ません。


ちくしょー!

やっぱりここのトラウトは違うなぁ。

前々回のバラシ&ブレイク6連発が頭をよぎります。



ちょっと一息入れる事にしました。
熱くなってるといいことはありません。


ふうぅ。

雲の切れ間から太陽の光がこぼれてくると水面にキラキラと反射して綺麗でした。
美しい風景を見ながら心を落ち着かせました。

もっとも水面が見難くなって釣りにくくなったんですが、まぁいいでしょう。


反応がいいので同じ場所で続けます。
ミッツを着水させると水面に反応が現れますがなかなか乗りません。
いろいろアクションを付けると時々バシュッときます。

粘っていたらなんとか乗りました。
今度は先ほどより引きは強くありません。
それでも暴れるトラウトを抑えつけてネットイン。

40cm弱のニジマス、ここでは小型の部類ですね。


このまま続けます。
ミッツをキャストすると反応はありますがなかなか乗りません。
少し場所を換えてみました。
噴水近くまで思いっきり飛ばします。

着水で出ましたが乗らず。

少し巻いてステイさせていたら水面が揺れてミッツが水中に引きずり込まれます。
ロッドで合わせたらフッキング。

今度はとてもいい引きです。
けっこう遠くで掛かったのでポンピングで寄せます。
半分くらいまで寄せた時、トラウトのターンと同時にプツン。

この日2度目のラインブレイク。

悔しいですねぇ。

ちょっとガックリきましたがこんなことでへこたれてはいけませんね。


やっぱりこういうところに来る時は新品のラインじゃないとダメかなぁ。
毎回巻き替えるのメンドくさいしお金かかるんだよなぁ。
少なくともドラグが働いて引っ張られラインのよれた部分は捨てなきゃダメだな。


なんてことを考えながらラインをスナップに結んでいました。
明らかに注意力が低下していました。


ジャリ。


なんか足元でヘンな音がしました。



ああああああああああ。



ロッドを踏んづけてました・・・


持ち上げて曲げてみたら。


泣けますね。

踏みつけてのロッドクラッシュはこれで2度目です。

ラインブレイクが多くて少しカッカきていて心ここにあらず、って感じでした。
注意力がたりなくて我ながら情けないですね。

まぁ、やってしまったものはしょうがない。

ということで58SULで再開とします。
やや細いラインだったなぁ。
でもここで巻き換えるのもメンドくさいなぁ。
とりあえずこれでやってみるか。


バカですねぇ、自分。
冷静に考えれば換えた方がいいに決まってるのに。
なんかこの日はほんと判断力がなってませんでした。


とにかく58SULに4Lbライン(たぶん)で再開しました。
ミッツドライカフェオーレを選択。

反応はやや落ちてきましたが時々出ます。
ステイを長く取っていたら乗りました。
かなりいい引きです。

細いラインなので慎重にゆっくりゆっくり寄せてきました。
何回か走られますが、エリアは空いているので気にせず好きなように走らせます。

しばらくしてトラウトが疲れてきました。
そして無事にネットイン。

50cmを超える見事なトラウトでした。

ふーむ、細いラインの方がより慎重にファイトするのでいいのかも??
結果オーライって感じで気分は少し回復。

ミッツを再びキャスト。
今度は水面をピョンピョンさせて強めのアピール。
何回も繰り返していたらようやく誘いに乗ってくれました。

今度も慎重にファイト。
寄せ時間は長めになりますが、いい感じで取り込めました。

ワイルドなニジマスですね。
体高がすごかったです。


ようやく調子でてきました。
ミッツドライカフェオーレの反応が落ちたようなので色を大幅に換える事にしました。
派手なピンク(ミエピン)を投げてみたらメチャメチャ反応してます。

これはいいかも。

数投したところで乗りました。
ガンガン暴れます。
ドラグがジージー鳴りまくります。
無理に寄せようとするとなんかラインがヤバそうです。
トラウトの為すがままに暴れさせていたらようやく疲れてきたようです。
慎重に寄せて、魚体が見えてきました。

その時まっすぐ沖に向かって走りました。
ジーーーーー、プツン。

残念ながらまたまたラインブレイク・・・


この時はなんとなくダメそうだなぁと覚悟してました。
というか、やっぱり新品の5lbに換えておけばよかったなぁ。
後悔先に立たず、ですね。
トラウトがキャッチできないのも悔しいのですが、ミッツを3個もロストしたのが痛いですね。

とりあえずこのままじゃいかん、ということでラインを巻き直そうと思いましたがここでふと気がつきました。

リール換えるだけでいいんじゃね?

いやぁ、なんでこんな簡単なことに気付かなかったんでしょ。
なんとなーく自分の中では、62XULF+バンキッシュ、58SUL+アルテグラアドバンスの組み合わせが固定観念となっていたようです。

リール換えるだけで良かったんですねぇ。
今までもロッドクラッシュした時には、もう1本の方で続けていたし、リール交換して使った事ってあまり記憶にないんですよねぇ。
これからは臨機応変にやらなくては(というか何を今さらって感じですね)。


とにかく58SUL+5lbラインで再開です。
ルアーはどうしようかと考えました。

ピンク色の反応が良かった印象ですがミッツのピンクはなくなりました。
なのでピンクっぽいトッププラグを探してみるとミニシケイダーがありました。


ピンクのミニシケイダーを付けてキャストします。
これはあまりアクションが効かないので水面直下の巻きで勝負です。

着水後にゆっくり引いてきたら、アタックがきました。
向こう合わせでしっかり乗りました。
細いラインのつもりで慎重にファイト。
ゆっくり寄せてきて、無事ネットイン。


ミニシケイダーの反応は良好でした。
けっこうあたりが来てしばらくしてまた乗りました。

いい感じで取り込めるようになりました。

ミニシケイダーはミッツよりもやや遠くまで飛びます。
ゆっくり巻くと水面から頭を出したまま引けます。
速く巻くと水中に潜り、水面下20-30cmを泳ぎます。
ロッドでアクションを付けるのではなく、巻く速さやストップ&ゴーで変化を付けます。

ストップ&ゴーで乗りました。
かなりいい引きです。
ジージー鳴りまくりです。
それでもなんとかなだめて寄せてきます。
けっこう時間をかけて無事にネットイン。

見事に太ったパワフルなニジマスでした。

この時にフックが延ばされてました。

もう少し手間取っていたらバレてたかもしれませんね。


再びミッツに戻してみました。
ハデな色が良さそうだったので黄色(ミエチャート)を選択。
投げてみるとまずまず反応しています。

いろいろアクションさせていたら横から綺麗なアタックがきました。
食いつく瞬間がはっきり見えて迫力満点でした。

なかなかいい引きでファイトを楽しんだ後、無事にネットイン。


この時も確認したらフックを延ばされていました。


自分はプラグを買った時は基本的にフックは換えずにそのまま使います。
換える必要がある時はファインワイヤーの細軸を好んで使ってました。
小型ニジマスの数釣りの時はそれで問題なかったですが、大物エリアの場合太軸のハードフックに換えた方がいいのかもしれませんね。

今までもそれは考えていたんですが以下の点が気になって換えてませんでした。

・太いと貫通しにくくなり、掛かりが悪くなるのではないか
・太くて目立つので警戒されないだろうか
・重さでルアーの動きが鈍くなることはないのか
・特にトッププラグだと動きにキレがなくなりはしないか


この辺どうなんでしょうね。
とりあえず、大物エリアではフックが伸びてのバラシがかなり多いのでいずれ太軸のフックは試してみたいと思います。


フックを付け換えてミッツドライミエチャートで続けます。
アタックが少し減って来ている感じです。

スレてきているかな。

ちょっと狙いを換えてみます。
流れ込みにミッツを乗せてホットケにしてみました。

水流が途切れるあたりまで流れた時に下からアタックがきました。
1発目は乗らなかったんですが、すぐにもう一度アタックが来て乗りました。

いい手応えです。
慎重に寄せるつもりだったんですが、インレットの水流が強くてかなりの圧力でした。
この場所は寄せにくいので水流を避けてひらけた方に誘導します。
が、途中であえなくラインブレイク。

4つ目のミッツが消えてなくなりました・・・

まずい状況です。
自分的には那須高原ルアーフィールドでの実績ルアーは間違いなくミッツドライです。
しかしロストしすぎで残り僅かになってきました。



気分転換にここで休憩を入れました。
時間はもう昼はとっくに過ぎていました。
今日は食事は摂らない予定でしたので腰をおろして水分補給をしました。

前半はロッドクラッシュにラインブレイク、バラシ、フック延ばしと散々ですね。
それでも8匹釣れたので、まぁよしとしましょう。

日が差してきて、少しポカポカした感じになってきました。
水面を見ると朝よりトラウトが元気に泳ぎ回っている印象です。



エリアの雰囲気も紅葉の影響で華やかです。



後半の開始です。
ミッツドライカフェオーレを選択しました。
反応はまずまずでした。

数投に1回くらいアタックがきます。
なかなか乗らずにイライラしかけた時に掛かりました。
かなりいい引きです。
慎重に寄せて無事に取り込めました。



ここから同じようなペースで数匹掛かりました。
キャストを繰り返し、いろいろなアクションを付けて引いてくるとたまーにアタックがきます。

それで乗ったり乗らなかったり。
乗ってもばらしたり取り込めたり。




ミッツドライカフェオーレは非常に安定感がありました。
さらに40-50cmのニジマスがポツポツ釣れていましたが、徐々に反応は落ちていってました。

この時スタッフのお兄さんが近づいてきて声をかけてくれました。

「調子はどうですか?」
「まずまず釣れてます。トラウトはいい引きしてますね。」
「水温が下がってきたので最近特に元気になってきてるみたいです。」
「この時期トップで釣れるのはすごいですね。」
「トップもいいし、表層付近のクランクが特に反応いいですよ。」
「シケイダーとかですか?」
「シケイダーいいんじゃないですか。」

ここのオーナーさんやスタッフさんはとても親切です。
この日もそうでしたが、エリアのあちこちで自分たちで実際にルアーを投げています。
そしてその日の反応を確認して、釣りに来ている人に教えて回ったりしてくれます。


スタッフさんのお勧めに従ってミニシケイダーに変更してみます。

数投目でしっかり乗りました。
これが大暴れして物凄くいい引きでした。
ハラハラドキドキの格闘のすえ無事にネットイン。


お腹が膨れ上がった重いトラウトでした。
抱卵しているのかな。

その後もう1回ミニシケイダーで掛かりました。
とてもいい引きです。
が、散々格闘後にバレてしまいました。


ミニシケイダーの反応が落ちたのでルアーを換えることにしました。
ここまでミッツとシケイダーしか使ってなかったので別のにすることにしました。
トップの反応がいいこのエリアで新しく手に入れたトッププラグのテストをすることに。


トッププラグメーカーで有名なリプライの製品を2個ほど手に入れたので使ってみました。
トップ好きにとってはとても気になるメーカーです。

「ヤッカム」:太めでカップのある円筒型。


「ザ・ヤック」:リップもカップもないアーモンド形。


ヤッカムから使ってみました。
着水はやや重さがあるのでけっこう派手です。
アクションは慣れていないからか、なかなか思うようには付きません。
カップの部分でスプラッシュやポッピングは可能でした。

んー、ちょっと動きは鈍いかな。

もう少し軽快な動きを期待していましたがイメージが異なりました。
何回か投げましたがアタックは1回だけで乗りませんでした。


早々に諦めてザ・ヤックを使ってみました。
特に事前に使い方とか調べていかなかったんですが、投げてみて困りました。
巻くとただ水面を滑ってくる感じで特にアクションは付きません。

強めに引いてもスプラッシュもポッピングもダイブもほとんどしてくれません。
ステイからジタバタさせるくらいですかね。

イマイチ使い方が分からないまま結局バイトもなく断念しました。

なんとなく使ってみれば分かるだろーっと甘く考えてました。
やっぱりきちんとお勉強していかないとだめですね。
また機会がったら試してみることにします。



ミッツドライミエチャートに戻しました。

なんか使い慣れているせいかとても扱いやすいです。
キャスト後いろんなアクションを組み合わせてるとバイトがあります。
結局ステイで乗りました。
かなりいい引きです。

慎重に寄せてネットに入れる直前大暴れ。
ドラグを鳴らして走ります。
ネットを置いて再び寄せてきます。
かなり大きいです。
なんとか無事にネットイン。

のはずが全部入りきらずに暴れてネットから飛び出してしまいました。

あっ、と思った時にはもう遅かった・・・・

ラインがブチン。

これまた悔しいラインブレイク。

まさかのミッツ5個目のロスト。


これでミッツは残り1個カフェオーレのみです。

さすがにがっくりきました。
トラウトも一番大きそうだったので精神的ダメージが大きかったです。
しばし呆然としちゃいました。


その時、スタッフさんがペレット撒きを始めました。
あわててよれたラインを捨てて、スナップを結びます。

ぺレスプを付けて近くに撒きに来てくれるのを待ちます。
来る前に数投試みましたがペレスプでもしっかりあたりがありました。


バシャバシャバシャ。

ペレットが撒かれると水面がにぎやかになります。
すかさずペレスプを投入するとすぐに乗りました。

ジーーー、いい引きです。
慎重に寄せてネットイン。

さっきの太ったニジマスとは対照的に精悍でかっこいいニジマスでした。


すぐにリリースして再びペレスプを投入。
またすぐに掛かります。
繰り返すこと3度、いい感じで釣れました。

反応が収まったあたりでスタッフさんがポンドを1週してまた来てくれました。

「その後はどうですか。」

話しながらペレットを撒いてくれます。
ペレスプで続けるとすぐに掛かります。

「ペレットが入るまで厳しくなってましたけどおかげで釣れ出しました。」

トラウトを取り込みながら答えました。

「それはよかった。」
「今日はここまでラインブレイク5回です、参りました。」
「それは多いですね。」

話しながらも巻いていたらペレスプにまた掛かりました。
普通に取り込もうとしたら、見事に途中でブチン。
タイミングが良いのか、悪いのか6回目のラインブレイクでした。

「こんな感じで切られまくってます。」
「ナイロンですか?」
「はい、ナイロンの5lbでも歯が立ちません。」
「そうですかー。新しいラインですか?」
「いえ、前回も使ってます。」
「ラインは毎回換えた方が良いですよ。安くて300m巻いてるので十分ですから。」
「そうなんですか?」
「高いのを何回も使うより、安いのを1回ごとに使い捨てしたほうが経済的かな。」
「なるほど。」


スタッフさんがいなくなってからもペレスプの好反応はしばらく続きました。


かなり時間も経ってあたりは暗くなり始めました。
クローズまで残り時間も少なくなってきました。

ラストスパートです。
ミニシケイダーに換えてみました。

たまにあたりがあるんですがなかなか乗りません。
暗くなり始めてるのであせります。
最後はやっぱりミッツに交換。

唯一残っていたカフェオーレを付けて投げました。
しばらくして乗りました。

無事にキャッチ。


これは色鮮やかでとても綺麗な個体でした。

だいたい5時くらいになりました。

もう終わりだなぁ、と思いながらもキャスト繰り返したら最後に掛かりました。


ひれピンのとてもイキのいいニジマスで締めました。



最終的には計27匹、すべてニジマスでした。
50cm超えが数本、大半が40cmクラスでした。


久しぶりにトップで釣りまくりました。
今回はトッププラグとペレスプしか使っておりません。
そもそもクランクはフック2本のままで来ており、使う予定はありませんでした。

もっとも、一番よく釣れたのは午後になってスタッフさんがペレット撒いてくれた時だったのは大きな声で言えませんね。

まあ、いろいろありましたがたくさん釣れたのでオッケーです!


太軸フックの事、安い使い捨てラインの事とか今後に向けて考えてみなければなりません。
次来る時は新品の5lbラインで太軸フックを試してみたいなぁ。


しかし痛かったのはラインブレイク6回。
おかげでミッツドライ5個にペレスプ1個を失いました。

いやもっと痛かったのはロッド踏みつけクラッシュか。


レストハウスにネットを返しに行った時にオーナーさんに話しかけてみました。

「ここのエリアの缶バッジ売ってませんか?」

尚仁沢OFでかこいい缶バッジもらって味をしめました。
キャップに並べてみたくなったのです。

「残念ながらうちはバッジは置いてないのよ。」
「それは残念です。」
「あー、んじゃ替わりにこれあげるわ。」



引き出しの中からステッカーを出してくれました。

「これ売り物ですか?」
「いえいえ、これは差し上げますよ。」
「ありがとうございます!」


兎にも角にも那須高原ルアーフィールドはトップマニアには天国のような所です。
11月になってもトップの反応がビシバシです。

ほかでトップの反応が悪いのが続いたらまた来てしまいそうです。


もう辺りはすっかり暗くなっており、あわてて帰り支度をしたせいでお別れショットを撮るのは忘れてしまいました。




帰りの東北道を途中の佐野ICで下りました。
赤坂釣具に寄り、失ったプラグの補充をするためです。
ミッツドライを大量に仕入れ、太軸フックも買ってみました。


その時面白そうなトッププラグを発見しました。



ミッツドライのすぐそばに置いてありました。

モカSRドライ(TiomnとRodeo Craftのコラボレーション)

モカのミッツドライ風チューンのようです。

いずれこれも使ってみるのが楽しみです。  


Posted by Rose.T at 23:55Comments(5)那須高原LF