2013年03月02日
那須高原つり天国1 《Odenテスター》
H25.2/17(日)に那須高原つり天国に行ってきました。
今回は単独釣行です。
このエリアは以前から行ってみたかったんですが、那須高原まで行くとどうしてもルアーフィールドに足が向かっちゃっていたのでなかなか行く機会がありませんでした。
今回が那須高原つり天国は初めての釣行となりますのでとても楽しみでした。
今回の釣行の目的の一つに頂き物ルアーの使用がありました。
まっくす。さんに頂いた自塗りスプーンとひでぱぱさんに頂いたOdenを試したかったんです。
もちろん自分のチョコビィのお試しも行うつもりでした。
今回のエリア選定の条件としては、レギュレーションがあまり厳しくなく、日曜日でもそれほど混雑していなくて、ある程度数も釣れるところ、水質がクリアかクリア寄りのステイン(ルアーテストのため)、広いポンド(ニューロッドを思いっきりつかってみたい)とかを漠然と考えていました。
候補として考えていたのはおくとねフィッシングパーク、イワナセンターでした。
イワナセンターは雪のため無理そうだったのでおくとねFPにしようかと前日まで思っていました。
前日に管理釣り場ドットコムを見ながら他に行ける候補がないか探していたんですよね。
そしたら那須高原つり天国が目に留まり、よく見るとけっこう条件に合致していました。
前から行ってみたかったこともあったので結局釣り天国に決めました。
Odenはテスターに応募して、見事当選したので是非とも試釣してみたいところです。
今までにないタイプの斬新なルアーなので興味津々でした。
ひでぱぱさんから送って頂いて、Odenを初めて生で見た時の第一印象は、カッコイイ!でした。
そして意外と重いな、ってことでした。
もう少し軽くてフワフワしているのかと思ってました。
極めてオリジナリティのあるフォルムですね。



上から赤金、メタリックシルバー、オリーブの3色です。
以下テスターとして使ってみた範囲で感じた事を記載させていただきます。
最初にフックを付けようと思ったのですが、これがけっこう悩みました。
とりあえずスティック状の方に付けるとして、フックの方向をどうすべきでしょうか。
まず気になったのが水中でのOdenの姿勢がどうなのか?
円形の部分が寝た状態(上の写真の左側)なのか垂直に立った状態(上の写真の右側)なのか。
その違いでフックの向く方向が90度変わります。
180度ならまだしも90度となると、フックが横を向いてしまう可能性があるので困ります。
とりあえず円形の部分が寝ている状態になることを想定してシングルリング+スプーン用フックを後ろ向きに付けてみました。
そしてこの状態でいつものようにお風呂でスイムテストを試みました。
まずは、ゆっくりただ引きです。
重さがかなりあるのである程度速く引かないと底のズル引きになってしまいます。
底から離れるギリギリくらいの速さだとほとんどアクションが付かずに少し回転しながら引かれてきます。
少し速く引いてみました。
少し速く引くとアクションが付きますね。
この動画で見れた感じでは水中を泳ぐ時は円形の部分が立っている状態が多いようです。
ただ微妙に回転しているので単に垂直に立って左右に小刻みに揺れると言うよりは垂直に立った状態から少し回転しながら左右に小刻みに揺れるという印象でした。
この段階で考えたのはフックの向きは垂直に立った状態で決めるのが良さそうだと言う事です。
では前向きがいいのか後ろ向きがいいのか?
このルアーは巻きで使う場合は基本的にある程度の速さで巻く必要があると思います。
もちろんズル引きやバンプ等ボトム狙いの時は別ですね。
しかもある程度の重さがあるので中層かややボトムよりが狙いやすいところのようです。
となるとフックは後ろ向きにした方が良さそうだと思いました。
トラウトが下から来るよりも後ろや上から来る方が多い可能性が高い気がしたからです。
トラウトがこのルアーにバイトしてくる時に狙うアタックポイントはどこが多いのでしょうか?
スティック状の部分もあるかもしれませんが円形の部分が目を引きますよね。
そう考えた時、フックの位置が円形部分からやや遠いのが気になりました。
少しでも近い方がいいかもしれないのでリングはシングルにすることにしました。
結局のところ、シングルリングでクランク用フックを後ろ向きにつけることにしました。
一つだけ(オリーブ色)は円形の方にフックをつけてみました。
重心が後ろの掛かるようになるのでアクションが付きにくい感じです。
動きとしてはスティック側に付けた方が面白いかもしれませんね。
当日朝は6時過ぎに出発しました。
天気は晴れていましたが、物凄く寒い日でした。
出発時の熊谷で-1度でした。

東北道を北上し、那須ICで降りました。
8時半頃那須高原釣り天国に到着しました。

車を降りた瞬間感じたのは、とにかく寒い!
車の温度表示は-5度でした。
しかもかなり風が吹いていたので体感温度はさらに低かったと思います。

空は晴れ渡って見事な青空でした。
空気はとても澄んでいておいしかったです。
足元には凍った水溜りや霜柱があちこちに見られました。
タックルの準備をしてレストハウスに向かいます。

初めて来たことを話し、簡単な説明を受けてパンフレットをもらいました。
入り口のそばにレギュレーションが貼ってありました。

またポンドの案内も貼ってありました。

さっそくポンドに向かいます。
最初に何処のポンドに入ろうか考えながらルアー池(第3ポンド)のそばを歩きながらルアー池を見渡しました。
4-5人の釣り人がいましたがあまり釣れてそうな気配はありませんでした。
そのまま足を止めずに大物池(第1ポンド)まで歩き続けました。
こちらの先行者は2人だけでした。
とりあえず大物エリアでやってみることにしました。
インレット、アウトレットにそれぞれ一人ずつ入っていたので、ルアー・フライ池(第2ポンド)側ではなく反対側の中央付近のベンチのところに釣り座を決めました。
とにかく寒くて指先がジンジンしました。
ポンドの状況です。
水質はクリア寄りのステイン。
トラウトは中層を泳いでいるのや底でじっとしているのがいました。
まずはチョコビィSSで釣り開始です。
何回も投げ込みましたが、あまりいい反応はありません。
2回くらい強いバイトがありましたが乗りませんでした。
次にOdenを投げてみました。
速巻きしたり、ゆっくり巻いたり、表層付近、ボトムに落としてからなどなどいろいろ試してみましたが反応は今一つ。
その次はまっくす。さんの自塗りスプーン。
これも反応がありません。
風が強くて体感温度は物凄く低くなり、コンディション的にかなり厳しい上にあたりも来ないのでちょっとツラい釣りになってしまいました。
市販のスプーン、クランクを試しましたが、これらもほとんどあたりなしでした。
この時点で一時間以上経過。
黙って立っているとあまりにも寒かったので動きながら釣る事にしました。
インレット付近に移動し軽めのスプーンでタナを刻んでみました。
しかしやっぱり反応がありません。
大物池で釣りあげるのは無理そうな気がしてきたのでルアー池に行きたかったんですが、せめて1匹釣りたくて粘りました。
移動してアウトレット付近に来ました。
ここはトラウトがけっこう中層~表層に浮いていました。
こっちの方が魚影が濃いなぁ。
そう思ってチョコビィを投げました。
しかし浮いているトラウトはほとんどルアーを追いかけません。
Odenも同様に浮いているトラウトのそばを引いてきてもバイトは来ませんでした。
まっくす。さんの自塗りスプーンに換えて数投したところで、大きなトラウトがスプーンを追いかけてくれました。
足元付近まで来た時にスプーンに食いつきました。
一瞬ゴンと手応えがあり、トラウトが首を振りました。
しかし無情にもフックは掛かりきらずにトラウトは離れていきました。
その後スプーン各種試しましたがあたりはきませんでした。
ミノーを試しました。
シュガーディープ、ZAGGER65SP等ためしましたがアタックはきませんでした。
クランクもまた試します。
つぶあんで浮いているトラウトを狙いましたが効果なし。
ZANMUI33DRシングルフックのカラミナ仕様でボトムを狙いましたがこれもなかなかあたりがきませんでした。
万策つきかけて大物池はあきらめようかと考えていた時。
少し速めに引いてきたZANMU33DRに向かって大型のトラウトが横からアタックしてきました。
すれ違いそうな感じだったんですがトラウトはZANMUのテールの辺りにガブリ。
そしたら手元に強いあたりがきたのでロッドをあおってフッキング。
ようやく乗ってくれました。
しかもニジマスではなく茶色い魚体です。
これは絶対にバラしたくない!
慎重に寄せてきました。
足場が悪くてやや取り込みがしにくかったんですが無事にネットイン。

イワナかな? ジャガートラウトかな?
40cmくらいでとてもイキのいい元気者でした。
いきなりいいサイズの色物がきたので気分は復活でした。
少し気力を取り戻して続けました。
この時点で2時間以上たっていました。
ZANMUでその後少し粘ってみたんですが、あたりはきませんでした。
しばらくしたらルアー池の方にトラックが移動してきました。
放流かな?
そう思ってルアー池に移動することしました。
ルアー池の第2ポンドよりのインレット付近に入りました。
放流したところは見えなかったんですが、たぶん入れたんだろうと思って派手なスプーンを使うことにしました。
アルミン1.5gオレンジ銀です。
これをインレットの水流のきれるあたりに投げ込んだら1発目で掛かりました。
元気のいい引きでした。

そのままアルミンのオレ銀で続けました。
同じところに投げ込むとまたあたりあり。
残念ながら乗りませんでした。
続けましたが同じ場所ではあたりが来なくなったため、少し場所を替えて投げ込んでみました。
数投したところでいいあたり。
足場が緩んでいたので慎重にファイトしました。
少し泳がせてスタミナが落ちてきたところで寄せてネットイン。

第一ポンドのレギュラーサイズは30-40cmのようです。
40cm以上もけっこう泳いでいます。
那須高原ルアーフィールドよりは若干小さめですが、十分釣り応えのあるとてもいい感じです。
しかも林養魚場ならではのイキの良さと魚体の美しさ。
少し活性が上がっているようだったのでこのチャンスにと思い、Oden赤金を使ってみました。
速巻きしてみると中層を引かれてきます。
基本的に垂直に立ち気味なんですが、たぶん円形の部分の肩で水の抵抗を受けて少しづつゆっくりと回転しています。
回転と言っても完全に1回転するわけではなく半周したら逆に回ったりして不規則な感じです。
そうしながらもスティック状の部分は小刻みに左右に振られています。
これはやっぱりフックの向きがむずかしいなぁ。
回転が加わるのでフックが上向いたり、横向いたり、下向いたりとやや安定しない感じです。
でもいろんな方向を向くのはデメリットだけではなくアドバンテージもあるのかな。
スイベル使うとどうだろうか。
でもそれだとますますフックが遠くなるかな。
トラウトは意外とスティックの小刻みな振れの方に反応してくるのかな。
Odenの動きを見ていろいろ考えながら続けました。
トラウトはけっこう追ってくれました。
しかしなかなかバイトに至りません。
スピードを落とすと沈んで行き、アクションも弱くなります。
逆にゆっくりで底まで沈めてそのまま引いてくるのも一つの手かもしれません。
トラウトの気を引くんですが、どうしても食いついてくれなかったのでOdenはいったん終了にして別のルアーを試すこととしました。
着水の時にやや反応があった気がしたのでトップを試すことにしました。
チョコビィFペールオレンジを水流が終わるあたりにキャスト。
2発目でバシュッっと出ました。
その時は乗りませんでしたが、まずまずいい反応でした。
数投繰り返したところで下からバクッっときました。
強い手応えを感じてロッドで合わせたらしっかり乗りました。
なかなかいい引きです。
チョコビィでしかもトップで掛かってくれたので気分はグッと盛り上がりました。
足場のいい方に移動して慎重に寄せました。

トップで釣れると気持ちいいーーー!!
前回那須高原ルアーフィールドで好調だったペールオレンジがここでもまずまず好反応。
トップ用プラグとしてはこれが今のところ一番よくアピールしてくれるようです。
その後も場所を換えながらキャストを続けました。
時々出てくれるんですがなかなか乗りません。
トップ用のフックセッティングがまだあっていない印象でした。
大きく場所を替えて第1ポンドに近い方のインレット付近まで遠投してみました。
着水後に長めにステイしていたら付近の水面が揺れました。
トラウトがプラグを気にしている感じでした。
ワンアクション入れてもう一度長めにステイしていたら出てくれました。
いい感じにフッキング。
遠い所でかかったのであわてずにゆっくり巻いてきました。

トップで2匹釣れて気持ち良かったです。
しかし、その後が続きません。
チョコビィをいろいろ試しますがなかなか掛かってくれません。
スプーンに変更してみました。
重めのスプーンを試してみましたが反応なし。
まっくす。さんの自塗りスプーンを試みてみましたが残念ながらこれも不発でした。
どうにも寒くてかないませんでした。
しかも風が強く吹いていたので指先が痺れるような寒さでした。
後で確認したらこの日の那須町は最低気温-8度で最高気温が-3度でした。
那須高原釣り天国は回りに背の高い木や建物がないので吹きっさらしの風がかなり厳しいです。
体感温度はさらに2-3度は低かったと思われます。
あまりの寒さに釣り座を離れ管理棟のストーブにあたりに行きました。
そして缶入りホットおしるこを飲んで体を温めました。
少し温まったところで再出撃。
スプーンは難しそうだったので再びチョコビィに替えてみました。
旧型チョコビィを試しました。
トップではほとんど反応しなくなったので、ボトムまで落としリフト&フォールをやってみました。
何回か繰り返していたらグンっとあたりあり。
巻きながらロッドであわせるとしっかり乗っていました。

あいかわらず旧型チョコビィはいい感じで反応してくれます。
しばらく続けていたらもう1匹きてくれました。

しかしチョコビィもここまで。
その後は全く反応がなくなってしまいました。
クランクを試しました。
全く反応なし。
ZAGGER50f1ボトムチューンを試しました。
しかし無反応。
もうかなり手詰まり感が漂ってきました。
第1ポンドよりのインレット付近で釣っていた人はけっこういいペースで釣っていました。
見てみたらスプーンのボトムバンプのようでした。
自分も真似してみましたが、残念ながらあたりは取れませんでした。
ボトム攻略の引き出しの少なさを痛感しました。
気分を変えるため第2ポンドに移動してみました。
ここはフライマンが2人+ルアーマンが3人くらい入ってました。
ポンドとしては一番広いです。
ただ魚影は一番薄い感じでした。
最初に第1ポンド側に入ったんですが、足場が水気を含んで泥沼状態となっているうえに、強い向かい風でした。
強烈に寒いし、ルアーも飛ばず、水面も波が立って良く見えませんでした。
心が折れかけたのでが逆側に回って続けました。
スプーンやクランク、チョコビィ、Odenを試してみましたが反応ほとんど見られませんでした。
寒さがどうにも我慢できなくなってきたので昼食を摂ることにしました。
管理棟に戻ってストーブにあたると生き返る心地でした。

体の中から温めないと続けられそうになかったのでカレーうどんを注文しました。
待っている間ストーブの前から動けず、店内見回してみました。

一休みするのにとても居心地のいい空間でした。
小物や消耗品も売っており便利ですね。
体が少し温まり始めた頃にカレーうどんが出来上がってきました。

立ち上る湯気が頼もしかったです。
辛くておいしいカレーうどんでした。
あんまり温まって気持ちよくなったのでなかなか釣りを再開する気になりませんでした。
ストーブのそばのイスに座ったままボケーっとして過ごしました。
しばらくして覚悟を決めて再開しました。
まずはルアー池のアウトレット付近に溜まっていたトラウトを狙ってみました。
ZANMU33DRをゆっくり巻いてみます。
しかしあまり反応はありません。
一度トラウトが追尾に入り、口先を軽くチョンとZANMUのお尻のあたりに触れました。
グンと手応えがあったので巻いて合わせようといましたが、フッキングには至りませんでした。
それ以後は反応は見られませんでした。
スプーンに換えてみましたがそれもダメ。
ルアー池を回りながらポイントを替えて狙いますが全然あたりも来なくなってしまいました。
どうせならダメ元で大物池に行ってみるか。
そう考え移動しかけましたが、その前管理棟に戻って缶入りホットコーンスープを飲みました。
この日はホットな飲食物を定期的に摂ってどうにかしのぐという展開でした。
大物池のアウトレットに陣取ります。
トラウトは中層に溜まっているのが見えました。
しかし、クランクを通そうが、スプーンを通そうが知らん振りされてしまいました。
旧型チョコビィを投げてみました。
少し反応しているトラウトが見られました。
粘ればいけるかも。
そう考えながらキャストした時でした。
ガチャン!
なんと後ろに置いてあったタックルボックスに立てていたもう一本のロッドを叩いてしまいました。
通路が狭く割りと近くにおいていたのが原因でした。
ラインが切れて目の前にルアーが飛び込みました。
チョコビィが1メートルくらいの距離の水底に見えました。

自分のラバーネットでは届かない距離です。
柄の長いネットは見渡した範囲にはありませんでした。
なんとか回収したいと思い方法を考えました。
とりあえず見えてるのが救いでした。
こうなったらルアーで引っ掛けて釣るしかないな。
シンキングミノーで引っ掛けることにしました。
ここからけっこうな時間トラウトではなくチョコビィを釣る事に専念してしまいました。
そのおかげで最後にはなんとかゲットできました。

とりあえず回収できてホッとしました。
しかし時間は大幅に使ってしまいました。
その時ルアー池で割りと釣れていた大物池寄りのインレット付近の釣り座が空きました。
それを見て移動することにしました。
さっきよく釣れていた人の真似をして小さめなスプーンでボトムバンプを試みますが、根掛かりが多くなかなか掛かってくれませんでした。
残り時間が少なくなっていたのであせりながらいろいろ試しました。
しかし、どうにもこの日はどのルアーもいい反応が得られませんでした。
終わり間際になってオーナーさんがペレットを撒き始めました。
「魚たちにエサを上げてもいいですか?」
「お願いします。」
ここはペレットを撒く時に、わざわざ一人づつ声を掛けてから撒いてました。
ていねいな気配りでいいなぁと思いました。
ペレット撒きとなれば旧型チョコビィの出番です。
先に時間をかけて回収したのがここで生きました。
ペレットが入り水面がバシャバシャいい出したところに打ち込みました。
すぐのガツンと強烈なあたり。
うまく掛かって、トラウトは大暴れ。
とてもいい引きでした。
割合遠くでかかったので無理せず確実に寄せました。
近くまで来たら赤っぽい腹が見えました。
おお、ニジマスじゃないぞ。
色物が掛かると俄然気合が入ります。
何度か走られましたが、最後は疲れておとなしくネットイン。

素晴らしいジャガートラウトでした。
これぞ林養魚場のジャガー!
って感じですよね。
こういうのが釣りたくて来ているのでほんとに満足の一匹でした。
まだペレットタイムの余韻があったのですかさず投げ込みます。
次の一投も乗りました。

これもいい引きでけっこう長く格闘しました。
無事にネットインできて一安心でした。
もうペレットの効果はなくなっちゃったかな。
そう思いながら投げ込むとまだあたりがきました。
乗らなかったので手元に回収してまた投げようとした時。
活性上がっているから今ならOdenの速巻きが効くかも。
そう考えてOdenのメタリックシルバーを付けてキャストしてみました。
一投目で巻き始めにカツンとあたりあり。
巻きあわせでは乗りませんでした。
そのまま速めに巻いていたらグンっとあたりあり。
巻き続けてそのまま乗ってくれました。
ついにOdenでフッキングに成功したので慎重に寄せました。
けっこういい引きでした。
この時はカワセミラプソディを使っていたのでファイトは楽にできました。
Odenは重さがあるので硬めのロッドの方で操作してみましたが、その方がやりやすかったです。
とにかくOdenで1匹キャッチできたので一安心でした。

ちょうどのその時オーナーさんが、そろそろお終いです、と声を掛けてくれました。
最終的には計10匹、ジャガートラウトが2匹(最初のはイワナ?)、他は全部ニジマスでした。
サイズ的にはほとんどが30-40cm、1-2匹50cmクラスでした。
ルアーは、ZANMU33DRで1匹、アルミン1.5gオレ銀で2匹、チョコビィFペールオレンジで2匹、旧型チョコビィで4匹、Odenで1匹でした。
ニューロッドは取り回しが楽でとても使いやすかったです。
特に放流時やペレットタイム等の高活性の時に手返し良く釣るのに効果的だと思いました。
大型トラウトでもドンドン巻けるので取り込みが早くできました。
チョコビィはトップとボトムで釣れたのでまずまずだと思います。
オレンジ系と旧型の好調が続いています。
那須高原つり天国はとてもいい釣り場だと思います。
ポンドが3つあり、それぞれ特徴があります。
水質が良くてクリアに近く、サイトフィッシングができます。
オーナーさんは人柄も良くとても親切でした。
カレーうどんもおいしかったです!
今回は極寒の中での釣りだったので釣果はのびませんでした。
それでも林養魚場ならではのナイストラウトに出会えました。
特にワイルドなジャガーが2本も取れたのがとてもうれしかったです。
あえて注文をつけるとすれば最も気になったのが足場ですね。
雪解け水でぬかるんで靴にドロを付けながらの釣りになってしまいました。
取り込みの時に片膝を地面につける癖があるのでジーンズにも泥が付いてしまいました。
長靴などでドロ対策が必要かもしれません。
あるいは晴れの日が続いている時がやりやすいかもですね。
あとはロケーションの関係か風が強かったです。
吹きっさらしで常に風を受けながらって感じでした。
これはたまたまその時がそういう状況だったのかもしれません。
お別れは那須連山が水面に移って素敵な景色となっていた第3ポンド。

Odenで1匹釣り上げることができました。
一応の目標が達成できて良かったです。
Odenでの実釣後の感想を適当に書いておきます。
・重さがあるのでキャストはし易い。
・XUL等の軽いスプーン用のロッドよりはやや硬めのロッドの方が扱いやすいかもしれない。
・かなり速巻きするとアクションが大きくなりトラウトにアピールする。
・しかし活性の低いときは後追いはしても、速さについて来れずにバイトに至らないのかも。
・フックはとりあえずシングルリング+クランク用か、ダブルリング+スプーン用がよさそうな感じ。
・泳いでいる時にフックの向きがかなり変わるのでフッキングがしにくいのかもしれない。
・トラウトにアピールしている部位は円形なのかスティックなのかははっきりしなかった。
まぁ、この日は全体的に活性が低くてテスト自体困難だったと言わざるを得ません。
今後活性の高い時期にいっぱい掛けて試してみたいと思います。
今回は単独釣行です。
このエリアは以前から行ってみたかったんですが、那須高原まで行くとどうしてもルアーフィールドに足が向かっちゃっていたのでなかなか行く機会がありませんでした。
今回が那須高原つり天国は初めての釣行となりますのでとても楽しみでした。
今回の釣行の目的の一つに頂き物ルアーの使用がありました。
まっくす。さんに頂いた自塗りスプーンとひでぱぱさんに頂いたOdenを試したかったんです。
もちろん自分のチョコビィのお試しも行うつもりでした。
今回のエリア選定の条件としては、レギュレーションがあまり厳しくなく、日曜日でもそれほど混雑していなくて、ある程度数も釣れるところ、水質がクリアかクリア寄りのステイン(ルアーテストのため)、広いポンド(ニューロッドを思いっきりつかってみたい)とかを漠然と考えていました。
候補として考えていたのはおくとねフィッシングパーク、イワナセンターでした。
イワナセンターは雪のため無理そうだったのでおくとねFPにしようかと前日まで思っていました。
前日に管理釣り場ドットコムを見ながら他に行ける候補がないか探していたんですよね。
そしたら那須高原つり天国が目に留まり、よく見るとけっこう条件に合致していました。
前から行ってみたかったこともあったので結局釣り天国に決めました。
Odenはテスターに応募して、見事当選したので是非とも試釣してみたいところです。
今までにないタイプの斬新なルアーなので興味津々でした。
ひでぱぱさんから送って頂いて、Odenを初めて生で見た時の第一印象は、カッコイイ!でした。
そして意外と重いな、ってことでした。
もう少し軽くてフワフワしているのかと思ってました。
極めてオリジナリティのあるフォルムですね。



上から赤金、メタリックシルバー、オリーブの3色です。
以下テスターとして使ってみた範囲で感じた事を記載させていただきます。
最初にフックを付けようと思ったのですが、これがけっこう悩みました。
とりあえずスティック状の方に付けるとして、フックの方向をどうすべきでしょうか。
まず気になったのが水中でのOdenの姿勢がどうなのか?
円形の部分が寝た状態(上の写真の左側)なのか垂直に立った状態(上の写真の右側)なのか。
その違いでフックの向く方向が90度変わります。
180度ならまだしも90度となると、フックが横を向いてしまう可能性があるので困ります。
とりあえず円形の部分が寝ている状態になることを想定してシングルリング+スプーン用フックを後ろ向きに付けてみました。
そしてこの状態でいつものようにお風呂でスイムテストを試みました。
まずは、ゆっくりただ引きです。
重さがかなりあるのである程度速く引かないと底のズル引きになってしまいます。
底から離れるギリギリくらいの速さだとほとんどアクションが付かずに少し回転しながら引かれてきます。
少し速く引いてみました。
少し速く引くとアクションが付きますね。
この動画で見れた感じでは水中を泳ぐ時は円形の部分が立っている状態が多いようです。
ただ微妙に回転しているので単に垂直に立って左右に小刻みに揺れると言うよりは垂直に立った状態から少し回転しながら左右に小刻みに揺れるという印象でした。
この段階で考えたのはフックの向きは垂直に立った状態で決めるのが良さそうだと言う事です。
では前向きがいいのか後ろ向きがいいのか?
このルアーは巻きで使う場合は基本的にある程度の速さで巻く必要があると思います。
もちろんズル引きやバンプ等ボトム狙いの時は別ですね。
しかもある程度の重さがあるので中層かややボトムよりが狙いやすいところのようです。
となるとフックは後ろ向きにした方が良さそうだと思いました。
トラウトが下から来るよりも後ろや上から来る方が多い可能性が高い気がしたからです。
トラウトがこのルアーにバイトしてくる時に狙うアタックポイントはどこが多いのでしょうか?
スティック状の部分もあるかもしれませんが円形の部分が目を引きますよね。
そう考えた時、フックの位置が円形部分からやや遠いのが気になりました。
少しでも近い方がいいかもしれないのでリングはシングルにすることにしました。
結局のところ、シングルリングでクランク用フックを後ろ向きにつけることにしました。
一つだけ(オリーブ色)は円形の方にフックをつけてみました。
重心が後ろの掛かるようになるのでアクションが付きにくい感じです。
動きとしてはスティック側に付けた方が面白いかもしれませんね。
当日朝は6時過ぎに出発しました。
天気は晴れていましたが、物凄く寒い日でした。
出発時の熊谷で-1度でした。

東北道を北上し、那須ICで降りました。
8時半頃那須高原釣り天国に到着しました。

車を降りた瞬間感じたのは、とにかく寒い!
車の温度表示は-5度でした。
しかもかなり風が吹いていたので体感温度はさらに低かったと思います。

空は晴れ渡って見事な青空でした。
空気はとても澄んでいておいしかったです。
足元には凍った水溜りや霜柱があちこちに見られました。
タックルの準備をしてレストハウスに向かいます。

初めて来たことを話し、簡単な説明を受けてパンフレットをもらいました。
入り口のそばにレギュレーションが貼ってありました。

またポンドの案内も貼ってありました。

さっそくポンドに向かいます。
最初に何処のポンドに入ろうか考えながらルアー池(第3ポンド)のそばを歩きながらルアー池を見渡しました。
4-5人の釣り人がいましたがあまり釣れてそうな気配はありませんでした。
そのまま足を止めずに大物池(第1ポンド)まで歩き続けました。
こちらの先行者は2人だけでした。
とりあえず大物エリアでやってみることにしました。
インレット、アウトレットにそれぞれ一人ずつ入っていたので、ルアー・フライ池(第2ポンド)側ではなく反対側の中央付近のベンチのところに釣り座を決めました。
とにかく寒くて指先がジンジンしました。
ポンドの状況です。
水質はクリア寄りのステイン。
トラウトは中層を泳いでいるのや底でじっとしているのがいました。
まずはチョコビィSSで釣り開始です。
何回も投げ込みましたが、あまりいい反応はありません。
2回くらい強いバイトがありましたが乗りませんでした。
次にOdenを投げてみました。
速巻きしたり、ゆっくり巻いたり、表層付近、ボトムに落としてからなどなどいろいろ試してみましたが反応は今一つ。
その次はまっくす。さんの自塗りスプーン。
これも反応がありません。
風が強くて体感温度は物凄く低くなり、コンディション的にかなり厳しい上にあたりも来ないのでちょっとツラい釣りになってしまいました。
市販のスプーン、クランクを試しましたが、これらもほとんどあたりなしでした。
この時点で一時間以上経過。
黙って立っているとあまりにも寒かったので動きながら釣る事にしました。
インレット付近に移動し軽めのスプーンでタナを刻んでみました。
しかしやっぱり反応がありません。
大物池で釣りあげるのは無理そうな気がしてきたのでルアー池に行きたかったんですが、せめて1匹釣りたくて粘りました。
移動してアウトレット付近に来ました。
ここはトラウトがけっこう中層~表層に浮いていました。
こっちの方が魚影が濃いなぁ。
そう思ってチョコビィを投げました。
しかし浮いているトラウトはほとんどルアーを追いかけません。
Odenも同様に浮いているトラウトのそばを引いてきてもバイトは来ませんでした。
まっくす。さんの自塗りスプーンに換えて数投したところで、大きなトラウトがスプーンを追いかけてくれました。
足元付近まで来た時にスプーンに食いつきました。
一瞬ゴンと手応えがあり、トラウトが首を振りました。
しかし無情にもフックは掛かりきらずにトラウトは離れていきました。
その後スプーン各種試しましたがあたりはきませんでした。
ミノーを試しました。
シュガーディープ、ZAGGER65SP等ためしましたがアタックはきませんでした。
クランクもまた試します。
つぶあんで浮いているトラウトを狙いましたが効果なし。
ZANMUI33DRシングルフックのカラミナ仕様でボトムを狙いましたがこれもなかなかあたりがきませんでした。
万策つきかけて大物池はあきらめようかと考えていた時。
少し速めに引いてきたZANMU33DRに向かって大型のトラウトが横からアタックしてきました。
すれ違いそうな感じだったんですがトラウトはZANMUのテールの辺りにガブリ。
そしたら手元に強いあたりがきたのでロッドをあおってフッキング。
ようやく乗ってくれました。
しかもニジマスではなく茶色い魚体です。
これは絶対にバラしたくない!
慎重に寄せてきました。
足場が悪くてやや取り込みがしにくかったんですが無事にネットイン。

イワナかな? ジャガートラウトかな?
40cmくらいでとてもイキのいい元気者でした。
いきなりいいサイズの色物がきたので気分は復活でした。
少し気力を取り戻して続けました。
この時点で2時間以上たっていました。
ZANMUでその後少し粘ってみたんですが、あたりはきませんでした。
しばらくしたらルアー池の方にトラックが移動してきました。
放流かな?
そう思ってルアー池に移動することしました。
ルアー池の第2ポンドよりのインレット付近に入りました。
放流したところは見えなかったんですが、たぶん入れたんだろうと思って派手なスプーンを使うことにしました。
アルミン1.5gオレンジ銀です。
これをインレットの水流のきれるあたりに投げ込んだら1発目で掛かりました。
元気のいい引きでした。

そのままアルミンのオレ銀で続けました。
同じところに投げ込むとまたあたりあり。
残念ながら乗りませんでした。
続けましたが同じ場所ではあたりが来なくなったため、少し場所を替えて投げ込んでみました。
数投したところでいいあたり。
足場が緩んでいたので慎重にファイトしました。
少し泳がせてスタミナが落ちてきたところで寄せてネットイン。

第一ポンドのレギュラーサイズは30-40cmのようです。
40cm以上もけっこう泳いでいます。
那須高原ルアーフィールドよりは若干小さめですが、十分釣り応えのあるとてもいい感じです。
しかも林養魚場ならではのイキの良さと魚体の美しさ。
少し活性が上がっているようだったのでこのチャンスにと思い、Oden赤金を使ってみました。
速巻きしてみると中層を引かれてきます。
基本的に垂直に立ち気味なんですが、たぶん円形の部分の肩で水の抵抗を受けて少しづつゆっくりと回転しています。
回転と言っても完全に1回転するわけではなく半周したら逆に回ったりして不規則な感じです。
そうしながらもスティック状の部分は小刻みに左右に振られています。
これはやっぱりフックの向きがむずかしいなぁ。
回転が加わるのでフックが上向いたり、横向いたり、下向いたりとやや安定しない感じです。
でもいろんな方向を向くのはデメリットだけではなくアドバンテージもあるのかな。
スイベル使うとどうだろうか。
でもそれだとますますフックが遠くなるかな。
トラウトは意外とスティックの小刻みな振れの方に反応してくるのかな。
Odenの動きを見ていろいろ考えながら続けました。
トラウトはけっこう追ってくれました。
しかしなかなかバイトに至りません。
スピードを落とすと沈んで行き、アクションも弱くなります。
逆にゆっくりで底まで沈めてそのまま引いてくるのも一つの手かもしれません。
トラウトの気を引くんですが、どうしても食いついてくれなかったのでOdenはいったん終了にして別のルアーを試すこととしました。
着水の時にやや反応があった気がしたのでトップを試すことにしました。
チョコビィFペールオレンジを水流が終わるあたりにキャスト。
2発目でバシュッっと出ました。
その時は乗りませんでしたが、まずまずいい反応でした。
数投繰り返したところで下からバクッっときました。
強い手応えを感じてロッドで合わせたらしっかり乗りました。
なかなかいい引きです。
チョコビィでしかもトップで掛かってくれたので気分はグッと盛り上がりました。
足場のいい方に移動して慎重に寄せました。

トップで釣れると気持ちいいーーー!!
前回那須高原ルアーフィールドで好調だったペールオレンジがここでもまずまず好反応。
トップ用プラグとしてはこれが今のところ一番よくアピールしてくれるようです。
その後も場所を換えながらキャストを続けました。
時々出てくれるんですがなかなか乗りません。
トップ用のフックセッティングがまだあっていない印象でした。
大きく場所を替えて第1ポンドに近い方のインレット付近まで遠投してみました。
着水後に長めにステイしていたら付近の水面が揺れました。
トラウトがプラグを気にしている感じでした。
ワンアクション入れてもう一度長めにステイしていたら出てくれました。
いい感じにフッキング。
遠い所でかかったのであわてずにゆっくり巻いてきました。

トップで2匹釣れて気持ち良かったです。
しかし、その後が続きません。
チョコビィをいろいろ試しますがなかなか掛かってくれません。
スプーンに変更してみました。
重めのスプーンを試してみましたが反応なし。
まっくす。さんの自塗りスプーンを試みてみましたが残念ながらこれも不発でした。
どうにも寒くてかないませんでした。
しかも風が強く吹いていたので指先が痺れるような寒さでした。
後で確認したらこの日の那須町は最低気温-8度で最高気温が-3度でした。
那須高原釣り天国は回りに背の高い木や建物がないので吹きっさらしの風がかなり厳しいです。
体感温度はさらに2-3度は低かったと思われます。
あまりの寒さに釣り座を離れ管理棟のストーブにあたりに行きました。
そして缶入りホットおしるこを飲んで体を温めました。
少し温まったところで再出撃。
スプーンは難しそうだったので再びチョコビィに替えてみました。
旧型チョコビィを試しました。
トップではほとんど反応しなくなったので、ボトムまで落としリフト&フォールをやってみました。
何回か繰り返していたらグンっとあたりあり。
巻きながらロッドであわせるとしっかり乗っていました。

あいかわらず旧型チョコビィはいい感じで反応してくれます。
しばらく続けていたらもう1匹きてくれました。

しかしチョコビィもここまで。
その後は全く反応がなくなってしまいました。
クランクを試しました。
全く反応なし。
ZAGGER50f1ボトムチューンを試しました。
しかし無反応。
もうかなり手詰まり感が漂ってきました。
第1ポンドよりのインレット付近で釣っていた人はけっこういいペースで釣っていました。
見てみたらスプーンのボトムバンプのようでした。
自分も真似してみましたが、残念ながらあたりは取れませんでした。
ボトム攻略の引き出しの少なさを痛感しました。
気分を変えるため第2ポンドに移動してみました。
ここはフライマンが2人+ルアーマンが3人くらい入ってました。
ポンドとしては一番広いです。
ただ魚影は一番薄い感じでした。
最初に第1ポンド側に入ったんですが、足場が水気を含んで泥沼状態となっているうえに、強い向かい風でした。
強烈に寒いし、ルアーも飛ばず、水面も波が立って良く見えませんでした。
心が折れかけたのでが逆側に回って続けました。
スプーンやクランク、チョコビィ、Odenを試してみましたが反応ほとんど見られませんでした。
寒さがどうにも我慢できなくなってきたので昼食を摂ることにしました。
管理棟に戻ってストーブにあたると生き返る心地でした。

体の中から温めないと続けられそうになかったのでカレーうどんを注文しました。
待っている間ストーブの前から動けず、店内見回してみました。

一休みするのにとても居心地のいい空間でした。
小物や消耗品も売っており便利ですね。
体が少し温まり始めた頃にカレーうどんが出来上がってきました。

立ち上る湯気が頼もしかったです。
辛くておいしいカレーうどんでした。
あんまり温まって気持ちよくなったのでなかなか釣りを再開する気になりませんでした。
ストーブのそばのイスに座ったままボケーっとして過ごしました。
しばらくして覚悟を決めて再開しました。
まずはルアー池のアウトレット付近に溜まっていたトラウトを狙ってみました。
ZANMU33DRをゆっくり巻いてみます。
しかしあまり反応はありません。
一度トラウトが追尾に入り、口先を軽くチョンとZANMUのお尻のあたりに触れました。
グンと手応えがあったので巻いて合わせようといましたが、フッキングには至りませんでした。
それ以後は反応は見られませんでした。
スプーンに換えてみましたがそれもダメ。
ルアー池を回りながらポイントを替えて狙いますが全然あたりも来なくなってしまいました。
どうせならダメ元で大物池に行ってみるか。
そう考え移動しかけましたが、その前管理棟に戻って缶入りホットコーンスープを飲みました。
この日はホットな飲食物を定期的に摂ってどうにかしのぐという展開でした。
大物池のアウトレットに陣取ります。
トラウトは中層に溜まっているのが見えました。
しかし、クランクを通そうが、スプーンを通そうが知らん振りされてしまいました。
旧型チョコビィを投げてみました。
少し反応しているトラウトが見られました。
粘ればいけるかも。
そう考えながらキャストした時でした。
ガチャン!
なんと後ろに置いてあったタックルボックスに立てていたもう一本のロッドを叩いてしまいました。
通路が狭く割りと近くにおいていたのが原因でした。
ラインが切れて目の前にルアーが飛び込みました。
チョコビィが1メートルくらいの距離の水底に見えました。

自分のラバーネットでは届かない距離です。
柄の長いネットは見渡した範囲にはありませんでした。
なんとか回収したいと思い方法を考えました。
とりあえず見えてるのが救いでした。
こうなったらルアーで引っ掛けて釣るしかないな。
シンキングミノーで引っ掛けることにしました。
ここからけっこうな時間トラウトではなくチョコビィを釣る事に専念してしまいました。
そのおかげで最後にはなんとかゲットできました。

とりあえず回収できてホッとしました。
しかし時間は大幅に使ってしまいました。
その時ルアー池で割りと釣れていた大物池寄りのインレット付近の釣り座が空きました。
それを見て移動することにしました。
さっきよく釣れていた人の真似をして小さめなスプーンでボトムバンプを試みますが、根掛かりが多くなかなか掛かってくれませんでした。
残り時間が少なくなっていたのであせりながらいろいろ試しました。
しかし、どうにもこの日はどのルアーもいい反応が得られませんでした。
終わり間際になってオーナーさんがペレットを撒き始めました。
「魚たちにエサを上げてもいいですか?」
「お願いします。」
ここはペレットを撒く時に、わざわざ一人づつ声を掛けてから撒いてました。
ていねいな気配りでいいなぁと思いました。
ペレット撒きとなれば旧型チョコビィの出番です。
先に時間をかけて回収したのがここで生きました。
ペレットが入り水面がバシャバシャいい出したところに打ち込みました。
すぐのガツンと強烈なあたり。
うまく掛かって、トラウトは大暴れ。
とてもいい引きでした。
割合遠くでかかったので無理せず確実に寄せました。
近くまで来たら赤っぽい腹が見えました。
おお、ニジマスじゃないぞ。
色物が掛かると俄然気合が入ります。
何度か走られましたが、最後は疲れておとなしくネットイン。

素晴らしいジャガートラウトでした。
これぞ林養魚場のジャガー!
って感じですよね。
こういうのが釣りたくて来ているのでほんとに満足の一匹でした。
まだペレットタイムの余韻があったのですかさず投げ込みます。
次の一投も乗りました。

これもいい引きでけっこう長く格闘しました。
無事にネットインできて一安心でした。
もうペレットの効果はなくなっちゃったかな。
そう思いながら投げ込むとまだあたりがきました。
乗らなかったので手元に回収してまた投げようとした時。
活性上がっているから今ならOdenの速巻きが効くかも。
そう考えてOdenのメタリックシルバーを付けてキャストしてみました。
一投目で巻き始めにカツンとあたりあり。
巻きあわせでは乗りませんでした。
そのまま速めに巻いていたらグンっとあたりあり。
巻き続けてそのまま乗ってくれました。
ついにOdenでフッキングに成功したので慎重に寄せました。
けっこういい引きでした。
この時はカワセミラプソディを使っていたのでファイトは楽にできました。
Odenは重さがあるので硬めのロッドの方で操作してみましたが、その方がやりやすかったです。
とにかくOdenで1匹キャッチできたので一安心でした。

ちょうどのその時オーナーさんが、そろそろお終いです、と声を掛けてくれました。
最終的には計10匹、ジャガートラウトが2匹(最初のはイワナ?)、他は全部ニジマスでした。
サイズ的にはほとんどが30-40cm、1-2匹50cmクラスでした。
ルアーは、ZANMU33DRで1匹、アルミン1.5gオレ銀で2匹、チョコビィFペールオレンジで2匹、旧型チョコビィで4匹、Odenで1匹でした。
ニューロッドは取り回しが楽でとても使いやすかったです。
特に放流時やペレットタイム等の高活性の時に手返し良く釣るのに効果的だと思いました。
大型トラウトでもドンドン巻けるので取り込みが早くできました。
チョコビィはトップとボトムで釣れたのでまずまずだと思います。
オレンジ系と旧型の好調が続いています。
那須高原つり天国はとてもいい釣り場だと思います。
ポンドが3つあり、それぞれ特徴があります。
水質が良くてクリアに近く、サイトフィッシングができます。
オーナーさんは人柄も良くとても親切でした。
カレーうどんもおいしかったです!
今回は極寒の中での釣りだったので釣果はのびませんでした。
それでも林養魚場ならではのナイストラウトに出会えました。
特にワイルドなジャガーが2本も取れたのがとてもうれしかったです。
あえて注文をつけるとすれば最も気になったのが足場ですね。
雪解け水でぬかるんで靴にドロを付けながらの釣りになってしまいました。
取り込みの時に片膝を地面につける癖があるのでジーンズにも泥が付いてしまいました。
長靴などでドロ対策が必要かもしれません。
あるいは晴れの日が続いている時がやりやすいかもですね。
あとはロケーションの関係か風が強かったです。
吹きっさらしで常に風を受けながらって感じでした。
これはたまたまその時がそういう状況だったのかもしれません。
お別れは那須連山が水面に移って素敵な景色となっていた第3ポンド。

Odenで1匹釣り上げることができました。
一応の目標が達成できて良かったです。
Odenでの実釣後の感想を適当に書いておきます。
・重さがあるのでキャストはし易い。
・XUL等の軽いスプーン用のロッドよりはやや硬めのロッドの方が扱いやすいかもしれない。
・かなり速巻きするとアクションが大きくなりトラウトにアピールする。
・しかし活性の低いときは後追いはしても、速さについて来れずにバイトに至らないのかも。
・フックはとりあえずシングルリング+クランク用か、ダブルリング+スプーン用がよさそうな感じ。
・泳いでいる時にフックの向きがかなり変わるのでフッキングがしにくいのかもしれない。
・トラウトにアピールしている部位は円形なのかスティックなのかははっきりしなかった。
まぁ、この日は全体的に活性が低くてテスト自体困難だったと言わざるを得ません。
今後活性の高い時期にいっぱい掛けて試してみたいと思います。
Posted by Rose.T at 20:46│Comments(6)
│那須高原つり天国
この記事へのコメント
こんにちは!
つり天国釣行お疲れ様でした。
チョコビィは安定した活躍を見せてくれますね〜。
あと、odenも面白い形状をしたルアーですね。外見ではどんな動きをするか想像もできないので動画感謝です。
見た感じでは放流時の早巻きとトゥイッチ、ボトムバンプが面白そうですね!
つり天国釣行お疲れ様でした。
チョコビィは安定した活躍を見せてくれますね〜。
あと、odenも面白い形状をしたルアーですね。外見ではどんな動きをするか想像もできないので動画感謝です。
見た感じでは放流時の早巻きとトゥイッチ、ボトムバンプが面白そうですね!
Posted by gi1
at 2013年03月03日 17:05

こんばんは^^
つり天国釣行お疲れさまでした
Odenのテストもありがとうございます
個体差が大きいのが手作りの難点ですが
Odenに関しては個体差大きすぎですね^^;
発展途上のルアーですがなんとか完成出来ればなぁと思ってます
こちらのエリアも以前村田さんが訪れてるのを見た事があるので興味ありました
情報ありがとうございます^^
つり天国釣行お疲れさまでした
Odenのテストもありがとうございます
個体差が大きいのが手作りの難点ですが
Odenに関しては個体差大きすぎですね^^;
発展途上のルアーですがなんとか完成出来ればなぁと思ってます
こちらのエリアも以前村田さんが訪れてるのを見た事があるので興味ありました
情報ありがとうございます^^
Posted by ひでぱぱ at 2013年03月03日 23:19
こんにちは
Oden動画勉強になりました~
(今頃気づいたことが多々あります…)
厳しそうな状況の中Odenでキャッチできてよかったですね。
そしてさすがはチョコビィですな。
ボチボチ私も釣りに行きたいです。
Oden動画勉強になりました~
(今頃気づいたことが多々あります…)
厳しそうな状況の中Odenでキャッチできてよかったですね。
そしてさすがはチョコビィですな。
ボチボチ私も釣りに行きたいです。
Posted by まっくす。 at 2013年03月04日 12:36
gi1さん、こんにちは。
とりあえず自作ルアーで釣れてくれるとホッとします。
使うたびに改良したくなるんですよね。
他人様の自作ルアーを使わせてもらうのが初めてだったのでけっこう興味津々でした。
オリジナリティのあるルアーはそれ自体なんか惹かれるものがありますね。
いろいろ使い方を考えるのも楽しいです。
とりあえず自作ルアーで釣れてくれるとホッとします。
使うたびに改良したくなるんですよね。
他人様の自作ルアーを使わせてもらうのが初めてだったのでけっこう興味津々でした。
オリジナリティのあるルアーはそれ自体なんか惹かれるものがありますね。
いろいろ使い方を考えるのも楽しいです。
Posted by Rose.T
at 2013年03月04日 13:12

ひでぱぱさん、こんにちは。
Odenの動画がもうちょっとうまく撮れると良かったんですが・・・
ゆっくりだとフレームに納めやすいんですが速巻きの動画って撮影が難しいんですよね。
Odenのフックの付け方をどうしたらいいのかが、どうも気になります。
うまくセッティングできるてフッキング率上げられるといいんですけどねぇ。
完成目指して頑張ってください!
Odenの動画がもうちょっとうまく撮れると良かったんですが・・・
ゆっくりだとフレームに納めやすいんですが速巻きの動画って撮影が難しいんですよね。
Odenのフックの付け方をどうしたらいいのかが、どうも気になります。
うまくセッティングできるてフッキング率上げられるといいんですけどねぇ。
完成目指して頑張ってください!
Posted by Rose.T
at 2013年03月04日 13:19

まっくす。さん、こんにちは。
とりあえずOdenで1匹キャッチできてホッとしました。
まっくす。さんの自塗りスプーンは残念ながらこの時は効きませんでした。
実はこの次の釣行でまっくすスプーンが活躍してくれたんですよ!
厳しい状況で働いてくれたので助かりました。
とりあえずOdenで1匹キャッチできてホッとしました。
まっくす。さんの自塗りスプーンは残念ながらこの時は効きませんでした。
実はこの次の釣行でまっくすスプーンが活躍してくれたんですよ!
厳しい状況で働いてくれたので助かりました。
Posted by Rose.T
at 2013年03月04日 13:25

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