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2階からスプーン。 =料理編=

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Posted by naturum at

2013年03月20日

大崎つりぼり6 《引けども泳がず》

H25.3/7(木)に大崎つりぼりに行ってきました。

この日は単独で午後からの釣行でした。
チョコビィの改良品のお試しもするつもりです。

チョコビィを使いだして改良を重ね今に至っていますが、このルアーの最大の欠点が中層でのアピール不足と感じています。
その部分に関して試行錯誤を続けています。
この日試すのはボトム~中層を狙うクランクタイプのつもりです。



・カップの斜めの角度をよりきつくした。
・長めにつくって大きな動きを期待。
・ラメ入りカラー。
・テールを下向きに細く作り安定感アップ。
・サイドを削り水流を受けてしっかり泳ぐのを期待。

お風呂テストじゃ分からない事も多いので実釣テストが重要です。


12時頃に熊谷を出発しました。
天気もよくポカポカした午後なので絶好の釣り日和でした。



のんびり上武道路をドライブしながら赤城山南面に向かいます。

春先の赤城山です。
雪が少し残り雲を頭上に抱き、華やかな印象です。



午後1時頃に大崎つりぼりに着きました。
日差しはかなり強く気温も相当上がっていました。



もう春シーズンに突入ですね。
これからしばらくは風や花粉との戦いとなります。

タックルの準備をして管理棟に向かいます。



受付の時に自作ルアーの使用はいいのかどうか確認しました。
レギュレーションを守っていれば自作ルアーの使用は全く問題ないとのことでした。

釣り人な思ったより多くいました。
駐車場側が入れなかったので対岸側に入りました。


ポンドの状況です。



気温は上がってきていましたが水温はまだ低そうでした。
とりあえずチョコビィFでトップを狙ってみました。
全く反応はなく、トラウトはまだ表層まで浮いてきている感じではありませんでした。

まだボトムなのかな。
そう考えチョコビィSSでボトムを狙います。
数投したところでいい手応えあり。
うまくフッキングした・・・と思った瞬間フックアウトしてしまいました。

ボトムで反応したなぁ。
それからしつこくボトムを狙いました。
チョコビィSSをキャストしてゆっくりフォール。
着底後にボトムトレースや巻き上げを狙いました。

たまにあたりがあったので粘れば乗ると思いずっとそれを続けました。
しかし一向に乗ってくれません。

色や形を変え、場所も変えながら粘りましたがどうにも乗りませんでした。
たまにあたりがあるので踏ん切りがつかず、ひたすらチョコビィを投げ続けてしまいました。

何回かフッキングもしましたが全部バラシてしまいました。
たまーにしか掛からない時ほどバラすのはなんででしょうかね。
周りはそれなりに釣れていましたので活性が低かったわけではなさそうです。
しかし、どうしても自分には乗ってくれませんでした。


作戦変更を迫られました。
やはり気温が上がってきているのでトラウトはボトムじゃなさそうです。
おそらく中層がメインターゲットなのでしょう。

それではということで中層狙いで最新のチョコビィを試すことにしました。
大きめのクランクタイプのチョコビィSSを投げ込んでみました。

シンカーを貼っているのでゆっくり沈んでいきます。
中層で巻き始めるとそのレンジをキープしながら引かれてきます。
カップを斜めにすることによりレンジキープはしやすくなりました。
しかし肝心の泳ぎはイマイチでした。

いくつか作ったシェイプのどれもがイマイチでした。
しっかりテールを振ってくれないんですよね。
ゆっくりうねる感じにはなるのですが、期待していたキビキビ動く感じはありませんでした。
素早いアクションを期待して速く巻くと、ルアー全体が回転してしまったりして安定感もイマイチな物が多かったです。
理想どおりに泳がせるのはやっぱり難しいですねぇ。

中層を引きながらいろいろ試しましたが納得できる動きはほとんど見られませんでした。
アピールが少ないからかあたりもほとんどありませんでした。

チョコビィのお試しに気を取られているうちに時間がどんどん経ってしまいました。
気が付くと日が傾き始めています。
それでもどうしてもチョコビィで1匹でも釣りたくて粘りに粘りました。

が・・・

結果的にはチョコビィでは1匹も釣れませんでした。
しかも夕方になり、日が沈み始める頃までチョコビィを引っ張りすぎました。

あたりが暗くなり始める頃、ようやく諦めがつきました。
とりあえずボウズは避けようとペレスプをキャストしました。

しばらくしてようやくこの日の1匹目。



とりあえずはボウズは逃れてホッとしました。

ペレスプで続けてもう1匹。



このまま続ければよかったんですが、夕方になって活性が上がってきたならチャンス!
と甘い事を考えて、またチョコビィをキャスト。

しかしやっぱりこの日はトラウトのタナは中層であり、そこを狙ってチョコビィを使用しても中層では全く有効性を発揮できませんでした。

そうこうしているうちに暗くなり始め、ついにナイターに突入です。



今年の初ナイターです。
大崎つりぼりは19時まで営業しているので周りの人が釣り続けていると、けっこうそのまま続けちゃうんですよね。



さすがに日が落ちると寒かったんですが、釣果がそれ以上に寒かったので粘らざるを得ません。

チョコビィは完全に諦めペレスプにしたら、ようやく乗りました。



しかしこの後はすぐに真っ暗になってしまいました。



暗い中でも少し粘っていたんですが、寒さが厳しくなって来たので断念しました。


最終的にはニジマス3匹のみ、全てペレスプでした。
散々粘ったチョコビィで1匹も釣れずがっかりでした。

兎にも角にもチョコビィで中層を攻めるなら、泳がせる時にもう少しアクションが付いてトラウトにアピールしてくれないと話になりません。
これまでのはトップ用、極寒時のボトム用、ペレットタイム用と考えるとかなり有効でした。
その路線で仕上げていくのがいいのかもしれません。
中層用はもう少ししっかり泳ぐように根本から作り直す必要があるのかもしれません。


今回はチョコビィの泳ぎに関してはダメなりにいくつかヒントをもらいました。
これからいろいろと試す材料を得ました。
この次に生かしていきたいと思います。

カラーに関しては思ったよりいいできでした。
特にラメ入りにしたら目だって見やすくなりました。
今後は多用する予感です。


お別れは駐車場から見えた光景。



なんか街の上をドラゴンが飛んでいるみたいでした。  


Posted by Rose.T at 04:15Comments(4)大崎つりぼり

2013年02月13日

大崎つりぼり5 《カラーバリエーション》

H25.2/7(木)に大崎つりぼりに行ってきました。

まず最初にお伝えしておきます。
前回の大崎つりぼりの記事のコメントでユエンさんから御指摘があった件に関する情報です。
大崎つりぼりの事をネット上で記事にしていいのかどうかについてです。

どうしても気になったので大崎つりぼりに電話を掛けて、若社長さんに直接伺ってみました。
結果から言うと、大崎つりぼりの事をブログに書くのは特に問題ないとのことでした。

一時期名前を出すのを控えてもらった時期が確かにあったそうです。
おおざっぱに言うと、以前ブログで大崎つりぼりが紹介されて一気にお客さんが増えて異常に釣り場が混雑した事があったようです。
その時に釣り場で喧嘩が起こったりして様々な問題が起こったそうです。
その結果、みんながのんびりと釣りを楽しむという雰囲気が壊れてしまいそうになったんです。

そういう経緯があったので一時期あまり宣伝っぽくなることは避けてもらうこととしたそうです。
ただ今は釣り場が混雑して喧嘩になるようなことはおそらくないと思われるので、大崎つりぼりの名前を出しても構わないとのことでした。

このブログの名前も聞かれたのでお伝えしました。
内容を見て問題があるようならコメントなり、直接電話なりで御指摘くださるように伝えました。
今のところ、ダメだしは受けてないので、大丈夫なのかなと思っています。
とりあえずお墨付きをいただいたということで安心して記事にさせていただきます。


今回は長女と2人で午後からの半日釣行です。
長女は以前から時間が空いた時に釣りに行きたいと希望していました。
ここのところ忙しかったようですが、試験期間が終わって試験明けの休みに入ったので行けることになりました。

実はこの日は那須高原ルアーフィールドに行く事を予定していたんですよね。
チョコビィのお試しを次の段階に進めて、大物にも通用するかどうか試すつもりでした。

しかしこの日の前日に関東一円で雪が降っちゃったんです。
ノーマルタイヤなので道路に雪のない所に行く事にせざるを得なくなりました。
そうなると東北道沿いはきびしくなります。
沼田もむずかしいですね。

結局赤城山南面になっちゃうわけです。
しかも釣りが久しぶりの長女を連れていくとなるとそれなりに釣れやすい所がベターです。

となるとやっぱり大崎つりぼりですよ。
行き易くて、良く釣れるし、のんびりできるいいエリアなんですよねー。


ヤバい・・・


あんまり宣伝するとお客さんが増えて怒られちゃう・・・・かも!?



今回の釣行は長女に釣りを楽しんでもらう事と、もう一つ試す事がありました。
チョコビィSSの改良版が完成したんです。

・色の種類を増やし、形も少し変えました。
・全体的に丁寧に作りこみました。
・新たにコーティング剤を使用してみました。


特にカラーバリエーションでどうなるか。
今回持っていったチョコビィSSは5色です。
全て100円ショップのアクリルカラーラッカースプレーで色を付けました。

ただし今回のはセルロースセメントで下地作りをしております。
これはすごくいい効果を発揮しました。
特に撥水が良く、衝撃にも強くなり、色落ちも見られませんでした。
5時間使っても使う前とほとんど変わりませんでした。


まずはブラウン。



続いてライトブラウン。



これはチョコレート。



ハデな色としてピンク。



そしてオレンジ。



色を換えるとどう反応するのでしょうか。


形も微妙にいろいろ試しています。
やや大きいのであったり、先端を細身にしたり。
ボディを少し削ったりしたのもあります。

ブラウンだけですがカップ部を斜めに削り、角度をつけてみました。
プラグの上側を削って下側が前に出ている感じになっています。

これは前回の宮城アングラーズヴィレッジで養田チーフに助言を頂いた、アイの位置を換えて重心を下げるというヒントを考慮した結果です。
アイの位置を横にするにはかなり難しかったので、カップを斜めにカットすることで同じ様な効果を期待しました。
簡単に言えば浮きあがりにくくしたつもりです。
さらにトップで使う時にスプラッシュやポッピングをしやすくする効果も期待できます。

重さを増やして浮きあがらないようにするのは、フォーリング速度が上がってしまう上に、なんとなくチョコビィの持つヘンなフワフワ感が無くなってしまうような気がしました。
ボディの形状や重心の変化で浮きあがりにくくするのがいい気がしたんですよね。


ということで当日朝は10時に出発です。
天気は曇り、気温は6℃でけっこう暖かかったです。



上武道路をゆっくりドライブしながら赤城山に向かいます。

いつものように途中で「風の広場おおまえだ」に寄り道。
今回はありました、関口つるさんの山菜おこわと御赤飯。




相変わらず絶品でした。
のんびり食事をした後、お昼の12時に間に合うように出発しました。

長女が助手席でカメラマン。
赤城山を綺麗に撮影して、というムチャ振りに長女は張りきります。
そしたら意外と上手にいい構図で撮影してくれました。



冠雪し、やや雲がたなびく赤城山。
春が少しずつ近づいてきている雰囲気を感じます。

ちょうど12時に大崎つりぼりに到着しました。
この時は天気は完全に晴れ渡り、気温もかなり上がってきていました。



しかし、場内には前日の雪がまだ残っていました。
雪はドンドン溶け始めている感じです。



雪が積もった翌日の温暖な日。

なんか那須高原ルアーフィールドで苦戦したときが頭をよぎります。
雪解け水が流れ込んでポンドの水温が下がっていないでしょうか。

やや不安を胸に管理棟に向かいます。



ペアの半日券を購入。
半日2人分で4500円。
安くてうれしいですね。

受付の窓に貼ってある注意事項。



ルールをきちんと守るのは当然のことですが、釣り人としてのマナーも大切ですよね。
喫煙は決められた場所で行い、周りへの気配りも忘れないようにしなくてはなりません。

トラウトをいたわって、感謝の気持ちを忘れずに接することも大事ですね。
なんと言っても釣り場での主役はトラウトですから。
我々は楽しい遊びに参加させてもらっているんだと考えて、脇役に徹するくらいがちょうどいいのかもしれません。


ポンドに向かいます。
駐車場側の中ほどの水の噴出口のそばに釣り座を決めました。

ポンドの状況です。



水質はステインです。



まずは二人ともチョコビィSSを付けて開始しました。

自分はブラウン。
一投目を入れるとトラウトがルアーを気にしてそばに寄ってきます。

けっこう活性が高いぞ。
もしかしたら午前の終わり頃にペレットを撒いたのかもしれません。

トラウトたちはかなり興奮している印象でした。
群れて移動しており、群れが見えているところに打ち込むとルアーに集まってきます。
あまりトラウトの姿が見えないところだとそれほど寄ってはきませんでした。

当然、なるべく群れて見えるところを狙って打ち込みました。
集まってくると先を争ってバイトしてきました。
2-3回乗りかけた後にようやくフッキング。



幸先のいいスタートです。

長女はと言うと、やや苦戦中。
トラウトの群れに打ち込むのでバイトはきてるんですが、なかなか掛けられないようです。


この日は二人とも同じロッドを使用していました。
自分のカーディフは2本とも使えない状態だったので、昔管釣りを始めた頃に家族みんなでとりあえず揃えたエコノミーロッドを引っ張り出してきました。
SZMのトラウトスピン562ULというロッドです。

家族が一緒に行く時は、自分がタックルを用意しておいて釣り場でセットアップして渡します。
カーディフ2本体制の時は1本を自分で使い、もう1本を同行者に渡していました。
そして予備のタックルとしてトラウトスピン562ULは常に車に2本積んで置いてありました。

最近はベイトタックルを使うようになったので、カーディフAE58SULとベイトロッドの構成でエリアに向かう事が多くなり、折れたカーディフエリアAE62XULFはそのまま家に置いていたんです。
そして使っていたカーディフAE58SULのティップを失ってしまい、さあ困ったって感じでした。

この日使った予備ロッドは、丈夫なのが取り得って感じで10年以上使ってると思うんですが(たまにしか使わないんですけどね)まだ壊れないです。
そもそもメチャメチャ硬くてごつい感じなんですよね。
やわな感じは全然ありません。

ULってこともあるんですが、あんまりティップもベリーもしならないのでカーディフから持ち換えるとびっくりするくらい、トラウトをはじいてしまってなかなか乗りません。

長女もそのせいか、乗りかけてもことごとくバラしていました。
ロッドはこれしかなかったので、とにかくラインを弛ませない様にしながら、あたりがきたらしっかり巻いて、できればロッドをあおって合わせるように話しました。

なかなかそうは簡単にいきませんよね。
まして使ってたルアーがチョコビィなので、オートマチックに乗ってくる感じじゃありません。
水面直下を漂わせながらフォール中にくるあたりを掛けにいくことになります。
これはいきなりは難しいですね。

ってことで少し経ったところでルアーの変更を指示します。
スプーンでもよかったんですが、まずはeasyに乗ってくれる可能性が高かったのでクランクを勧めました。

カラミナ仕様のつぶアンFです。
これを数投したところでついにフッキングに成功。



長女も釣れてニコニコでした。


自分はチョコビィSSの色を換えてみました。
ハデな色を使ってみようと思い、オレンジを打ち込みます。

ブラウンを入れた時とは、やや反応が違いましたね。
ブラウンを入れた時は、すぐにトラウトが群がってきて1匹がバイト始めたら他のトラウトも先を争ってアタックしてきました。

オレンジをトラウトの群れに投げ入れたら、リアクションでいったんトラウトがルアーの周りに集まりかけるんですが、周囲をぐるぐる回りながら一定の距離を置いて近寄りませんでした。
ブラウンはエサに見えたけど、オレンジはエサとは思えなかったってことでしょうか。

それでも底までフォールさせてからゆっくり引いてきたら、いい手応え。
しっかり乗ってくれました。



これはサクラマスのようです。


さらに別の色を試すことにしました。
活性の高いうちに各色を試しておかないと。

次はピンクです。
この色もオレンジと同じような反応でした。
落ちパクはなく、表層直下では興味は持つけれど遠巻き。
底に落としてからのリフト&フォールで掛かりました。



オレンジやピンクでも普通にトラウトが反応してくれたのでうれしかったです。
ただこの日は派手な色よりもブラウン系の方がアピールしているようでした。


ライトブラウンに換えて続けました。
同じ様にボトムまで沈めてゆっくり引いてきました。
この頃になるとトラウトの反応はだいぶ落ちてきていました。

繰り返していたらモゾモゾっと鈍いあたりあり。
違うかな?と思いながら巻いてあわせると乗ってました。

レギュラーサイズっぽかったのでゴリ巻きで寄せました。
そしてネットインしてデジカメで撮影の準備をしようとしていた時です。


ジィィィィッー


隣の長女のドラグが鳴りました。
いいサイズのトラウトが掛かった模様です。
自分のトラウトの写真を撮る暇もなくリリースし、長女のヘルプに入ろうとしました。



ビシッ!


なんかヘんな音がしました。


そしてルアーが水面から出て、宙を飛んで戻ってきました。
当然ですがトラウトはバレていました。


戻ってきたルアーを見たら、この通り。



つぶアンが真っ二つにぶった切られていました。
こんなこともあるんですねー。

ルアーそのものが劣化していたんでしょうかねぇ。
長女は大物を取り逃がして残念!


気を取り直して続けます。
4色目も釣れたので最後の色で挑戦します。

チョコレートです。
色の名前からもうちょっと茶色っぽい色を想像していたんですが、けっこう黒に近い印象でした。
活性が落ちたようでこの時はなかなか掛からずにけっこう苦労しました。

ボトムからゆっくり巻き上げてきたら、ガンとしっかりしたあたり。
かなりいい引きでした。



まずまずのサイズのニジマスでした。
この段階でなんとか5色コンプリートでした。

長女はその後もつぶアンで続行。
つぶアンHでサクラマスをゲットしました。



自分は一番手応えが良かったブラウンに戻して続けました。

その後2-3匹ポツンポツンと釣れました。
途中でライントラブルが発生。
ラインの大部分を捨てることになりました。
思いっきり投げるとスプールがむき出しになるくらい残りラインは少なくなってしまいました。
前回使ったままのリールを予備ロッドに付け替えて持ってきたので、ニューラインに換えておけばよかったと少し後悔しました。
とりあえずラインが出きる事はなかったのでそのまま続けました。


ストック池の方で水音がしました。
そちらを見ると放流の準備をしているようです。
放流が入るなら長女にもしっかり釣らせる事ができそうだと内心ニンマリしました。

長女にトラウトの放流がある事を伝えてルアーを換えるように指示しました。
MIU2.2g赤金の登場です。

投げたらノータイムで素早く巻くように指示しました。
長女は良く分からないまま指示通りやってました。
数投したらあたりがあったようでしたが乗らず。

今度は少しタナを下げてから巻き始めるように指示したら乗り始めました。



ここからはトントンと釣れました。
長女もあまり経験のない連発ができて大喜び。
赤金スプーンの偉大さを実感したひと時でした。


自分はと言えば・・・

放流直撃は0匹でした。

やっぱり放流時にはチョコビィだとむずかしいですね。
中層あたりで強くアピールできればいいんですけどねぇ。
いずれ放流用にも使えるように改良したいところです。

その後は二人ともポツリポツリと釣れる感じでした。





ただ、前回大崎に来た時よりも活性はよくありませんでした。
もしかしたら前日の雪が影響していたのかもしれませんね。


16時くらいになりペレット撒きが始まりました。

よし、ここで数を伸ばすぞ!
俄然気合が入りました。

対岸をスタッフさんが歩きながらペレットを撒いていました。
自分は欲張って対岸のペレットを撒いているあたりまでチョコビィを飛ばそうとしました。

さすがに対岸までは飛びません。
届かないので手前に落ち、急いで巻いてまた思いっきりキャスト。
何回か繰り返した時。

キャスト後にラインが絡まってしまいました。

むむ、せっかくこれからペレット撒きがくるのに。
あせってラインを直そうとしましたが完全に絡まっていました。
ラインの残りが少なかったので切って結び直すというわけにもいきませんでした。
リールを取りに車まで戻ろうかと迷いましたが、時間的に間に合いそうもありませんでした。
チョコビィを使うようになってから使う機会が減っていたベイトロッドにチョコビィを付けてみました。

この重さじゃ飛ばないし、バックラッシュしまくるかなぁ。
えーい、しょうがないからやってみよう。

準備したところでスタッフさんがだいぶ近づいてきていました。
とにかくベイトロッドでチョコビィをキャスト。

目の前数メートルのところに落ち、見事にバックラッシュ。
あせりながらラインを直します。

スタッフさんがもう隣まで来ています。
ペレットが入ったあたりに向かって慎重にキャスト。
したつもりが、同じ様にチョコビィは目の前数メートル&バックラッシュ。


・・・・


もうほんとあせるとダメですね、何回キャストしてもバックラッシュでした。
てゆうか、チョコビィの重さじゃベイトキャストは最初から無理だったのかもしれません。

スタッフさんはかわいそうに思ったのか、離れながらも何回も振り向いて自分の前にペレットを撒いてくれました。
しかしことごとくバックラッシュとラインの修正でタイミングを失いました。
結局ペレットタイムにも1匹も掛けることはできませんでした。

ベイトタックルを使っている時に思い出しました。
ベイトキャストが少しできるようになって来た時に、どうしても距離が出ないのでラインを5LBから4LBに換えた事を。
しばらく使っていなかったので4lbでの初キャストだったんですよね。
チョコビィにこだわらず、重めのスプーンを試せばよかったのかもしれませんね。

長女はというとペレット撒きの時に何匹か掛けていたようです。
正直自分がテンパっていたのでよく分かりませんでした。


ベイトロッドをあきらめ、車まで予備のリールを取りに戻りました。
残り時間は少なくなっていたのでもう一度気持ちを切り替えて続けることにしました。

前回終わり間際のインレットで入れ食いに近い状態だったので、今回も活性上がるかな、と期待していました。
ちょうどその時インレットの人が帰りました。
二人でインレットに入り、チョコビィSS投げました。

活性は・・・・イマイチでした。
明らかに前回と反応が違いました。



何匹かは掛ける事が出来ました。
しかし、メチャメチャ好反応ってほどではありませんでした。

試しに前回使ったチョコビィSSを投げてみましたが反応は同じでした。




最終的には自分が計14匹、数匹がサクラマスで残りは全部ニジマス。
全てチョコビィSSで釣りましたが、大半がブラウンのチョコビィでした。

長女は計13匹、サクラマスが少しと他はニジマスでした。
赤金で7-8匹、つぶアンで数匹、チョコビィでも数匹でした。


newチョコビィに関しては、全ての色で釣れたのでまずは良かったです。
特にブラウンがよく釣れたんですが、理由を考えてみました。

まず、色としては一番ペレットに近い感じでした。
しかしペレットタイムにはまともに使えなかったのでその時は1匹も掛けておりません。
でもブラウンだけが着水後表層近くでバイトがくる事があったので、色そのものも最も効果的だったと考えていいかもしれません。

ピンクやオレンジ、ライトブラウンは表層付近ではあまり、バイトが来なかったんですが、ボトムに落としてからはしっかり働いてくれました。
ボトム用プラグとして使う場合はいろんな色を試すのがいいのかもしれませんね。
今後もカラーバリエーションは増やしていくことに決めました。


最も多く掛かったパターンはボトムでのゆっくり引きです。
たぶんボトムトレースに近いと思われます。
特に反応が良かったのはやはりブラウンでした。
おそらく斜めにカットしたカップ部が効いていたのではないでしょうか。

浮きあがりにくくなった分、ボトム付近をゆらゆら動いてきてアピールしたのだと考えています。
浮きあがりにくくなったと言っても、巻く速さを上げるとしっかり浮きあがってきました。
ルアー操作と言う意味ではボトム付近に長くいられる分、カップに角度を付けて浮きあがりにくくした方が扱いやすく感じました。

今後は斜めカットと真っ直ぐのままの両方を作って使い比べていく必要性を感じました。
いずれはお風呂で泳ぎ比べをしてみるつもりです。
自分的にはカップ部を斜めにカットの方が、なんとなくカッコイイってのも含めてスタンダードになりそうな気がします。


フック側のボディを削ってやや丸みを持たせるのはいい感じでした。
なんとなく水の中でも落ち着いた感じがしました。
後ろ側が細くなると、これもなんとなくカッコイイ気がしました。
ボディのシェイプに関しても今後さらに試していくつもりです。


放流とペレット撒きは惨敗。
いずれも1匹も取れませんでした。
ペレット撒きでスムーズにできていたらもうちょっと釣果が上がっていたかもしれないと思うとちょっと悔しいですね。
次回にリベンジしたいと思います。



てゆうか、今日の教訓はこれですね。


何事もあせってやるといい事がありません。




まぁ長女が楽しそうだったので、それが一番よかったです。

お別れショットは少しずつ日が沈むのが遅くなってきたポンドです。



帰りに伊勢崎にある石焼ラーメン「火山」に寄ろうとしたらお店がなくなってました。
しょうがないので太田店まで足を延ばしてきました。
寒い中で釣りをした後の石焼ラーメンは最高です(残念ながら写真を撮り忘れました)。
体の芯まで暖まりました。




ブログ仲間のまっくす。さんから、自塗りのスプーンと自作のボトムスプーンをいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。





スプーンの色なかなかいいですね!
釣れそうなオーラがバッチリ出ています。

ボトムスプーンは噂の「番茶仕立て」ですね。
なかなかいい雰囲気を醸し出しています。
レギュレーションに引っ掛からないところでそのうち試して見ようと思います。  


Posted by Rose.T at 02:09Comments(8)大崎つりぼり

2013年02月01日

大崎つりぼり4 《自作ルアーの可能性》

H25.1/24(木)に大崎つりぼりに行ってきました。

今回は奥さんとの半日釣行です。

前回の那須高原ルアーフィールド釣行で、自作ルアーを使ってちゃんとトラウトが釣れた事は自分の中でかなり大きな出来事となりました。
家に帰ってからも興奮して大騒ぎしていたようで家族に呆れられました。

翌日からさっそく自作ルアー改良版の作成に入りました。
その詳細に関しては次回の記事にまとめるつもりです。

出来たのがこんな感じのルアー。



前回よりややていねいに作り、じゃっかん形も変えています。
色も付けたので自分的にはなかなかいい感じで仕上がりました。


今回の釣行は自作のニュールアーのお試しが主たる目的となりました。
最初は1人で行く予定でした。
というの奥さんは寒いのが大の苦手なので、この時期に釣りに付いてくるのは珍しいからです。
誘うと一緒に行くというので理由を聞いてみました。

「なんか一所懸命ルアー作っていたじゃない。」
「んむ。自作ルアーで釣れるとすごくうれしくてね。」
「ほんとに釣れるのか気になるのよね。たぶん釣れないと思うけど。」
「確かに釣れるかどうかは分からないねぇ。この前釣れたのはまぐれかもしれないしね。」
「もしほんとに釣れるならすごいねー。」

自分が自作で釣れたって大騒ぎしていたことや、その後一所懸命新しいのを作っているところを見て、けっこう興味を持ったようです。
でも会話の端々に、どうせ釣れないんじゃないの、ってニュアンスの疑問符が見えました。
奥さんが釣りをしたいっていうよりも、自分がかなり入れ込んでいるのを見て、どういう結果が出るのか興味津々って感じでした。

さてどこに釣りに行こうかと考えました。
自作ルアーのお試しとなると、その使用目的にかなったところが良さそうです。

とにかくペレットタイムに活躍することを期待して作ったわけですから、まず重要なのがペレット撒きを行うエリアであること。
しかも大量にしっかり撒くところがベターかな。

大物もいて数釣りもできるところ。
あまり釣れないところではお試しになりません。

もうひとつは雪のないところ。
寒過ぎると奥さんにはきつそうです。

以上の条件にばっちりハマるところが大崎釣りぼりでした。


当日は朝に用事があったので済ませて10時くらいからの出撃でした。
天気は晴れ、出発時の気温は8℃くらいまで上がっていました。



上武道路を通って赤城山南面に向かいます。
とてもいい天気で気持ちのいいドライブとなりました。

赤城山に近づくと11時くらいになりました。
お腹も減って来たので赤城山に来る時によく利用する、風の広場おおまえだに寄りました。

ここの山菜おこわや赤飯がとてもおいしいのです(以前紹介させていただきました)。

残念ながら一番のお気に入りの「関口つるさん作製の山菜おこわ」は売りきれていました。
それ以外のおこわも十分おいしいので購入し、隣の休憩室で食事にします。



この「舞茸と鶏のおこわ」がおいしかった!



さらにびっくりするぐらいおいしかったのがこのおから。



時間的に余裕があったのでのんびり話をしながらしばらく過ごしました。
ちょうどお昼の12時に合わせて大崎つりぼりに向かうことにしました。



この日の赤城山の雄姿。
やや雲が多くなってきました。

そこから10分も掛からずに大崎釣りぼりに到着しました。
平日なのに意外と多くの車が駐車場に停まっていました。



管理棟に向かい、午後のペア券を購入します。



ポンドに向かいます。
駐車場側は人が多く入れそうもなかったので反対側に入りました。
ポンドの状況の撮影は残念ながら忘れてしましました。


急いで二人分のタックルを準備します。
奥さんに何のルアー使うか聞くと、自作のを使ってみたいということだったので両方に自作ルアーを付けてセットアップしました。

自分の方はトップ用のフローティング。
奥さんの方はスローシンキング。

まずは目の前のトラウトが見える範囲に投げ込んでみました。
ルアーは着水するとプカリと浮かびます。
何匹かトラウトがそばまで来て興味をしましましたが、バイトには至らず。
アクションを付けてみましたが、あまりアピールしている感じではありませんでした。

数投しましたが手応えはイマイチ。
時期的にトップウォーターはつらいところですね。

ルアーをサスペンドに換えてみました。
投げいれるとルアー自体の重さでいったん水の中に潜ります。
そこからゆらゆらゆらと漂いながらゆっくり水面付近まで上がってきました。

これにはかなりのトラウトが興味を示しました。
泳いで近づいてきて直前で反転するトラウトが多かったです。
着水後に少し巻きながらアクションを付けてみました。
不規則な動きをしながらゆっくり浮き上がってきます。
けっこういい感じでした。

数投繰り返していたら、下からはっきりしたバイトがありました。
フックを咥えて暴れ始めました。
レギュラーサイズなので余裕で寄せます。



さっそく釣れたので奥さんに見せるとびっくりしてました。
あらやだほんとに釣れてるしー、ってな感じです。

自分は心の中で少し鼻高々。
と思いつつ、正直なところ釣れてホッとしたのが素直な気持ちでした。


ここまでの印象です。

フローティングにしてトッププラグとして使うと、リップやカップがないのでスプラッシュやポンピングなどのアクションをつけるのにはやや慣れが必要になりますね。
シェイキングやパニックアクション、ピョンピョンさせるのは普通にできました。
慣れてしまえばトッププラグとしてそれほど違和感なく使えるんじゃないでしょうか。
トップシーズンでどう反応してくれるか楽しみです。

サスペンドは水の中でストップ&ゴーが思ったよりスムーズにできました。
水中ではリップが無い分スムーズに動ける感じです。
ただプラグ自体が尻を振って泳ぐわけではないので、水中でも自分で多少のアクションを付けてあげるのがポイントかもしれません。

しかし試しにただ巻きをしてみたら、意外とトラウトが追っかけてくれました。
もしかしたら水の抵抗を受けて、自然に小刻みなアクションが付いているのかもしれません。


サスペンドの使い方をいろいろ試していたら隣で、来たよーと声が。
奥さんのスローシンキングタイプにも掛かったようです。



見事にフッキングしてました。
奥さんも自分がこのルアーで釣れたことにびっくり。
ほんとに釣れるとは思っていなかったようです。

「フォールで食わせたの?」
「へ?」
「んー、ルアーが水に入ってゆっくり沈んでいったでしょ?」
「うん。」
「沈み切ったらまた持ち上げて同じ様に沈めて・・・を繰り返したんじゃなくて?」
「そんなことしてないよ。」
「じゃ、どうやって掛かったの?」
ただ巻いてただけよ。」
「着水したところにアタックが来たんじゃないの?」
「違うよ、巻いてただけ。」

むむ。
よく分かりませんがただ巻きで追っかけてたトラウトがいたのでたまたま乗ったのかな。

「そのルアーはね。沈めながら誘うルアーなんだよ。」
「そなの?」
「自分的にはそのつもりなんだ。だから使い方は上げて下げてでやってみて。」
「それなんかめんどくさそうだねぇ。」
「ただ巻くよりはちょっとコツがいるかも。」
「んじゃ、別のにするよ、1匹釣れたし。多分もうそれじゃ掛からないと思うし。」

あっさり自作ルアーを諦めクランクを物色しています。
まあ、奥さんの気紛れは今に始まった事ではありません。

取りあえず放っておいて自分の釣りに戻ります。
スローシンキングを自分でも試してみることにしました。

スナップに付けて投げ込みます。
着水と同時に水に潜りました。
水面直下でいったん止まり、そこからゆっくり沈んでいきます。
その時トラウトがアタックしました。
そのまま見事にフッキング。



1投目から掛かってくれました。
同じ様に再びキャスト。
ゆっくり沈めていくとトラウトが寄ってきて直前反転するのがかなり見られます。
明らかにトラウトたちが気にしているのが見受けられました。

プラグが沈んでいって見えなくなった時に、ロッドを軽く立てるとすぐ浮き上がってきました。
素材が木なので沈むのはゆっくりで、浮かぶ時は軽快に上がってきてくれます。

いろいろ試します。
着水後にプラグがゆっくり沈んでいって見えなくなった時に、今度は少し速く巻まいてみました。
ロッドを立てた時と同じようにフワッとプラグが浮き上がってくれました。
これなら巻く速度を変えるだけで、リフト&フォールしながら徐々に寄せてこられる感じです。
かなりゆっくりめの巻くと、レンジをキープしながらそのまま寄ってきます。
ロッド操作とリトリーブで思った以上にいろんな操作ができそうな感じです。

着水させてゆっくりフォール。
姿が見えなくなったら少し速く巻いて浮かばせます。
そこでまたフォール。

これを繰り返していたらかなりあたりがきます。
そしていい感じで掛かってくれました。






スローシンキングタイプが一番使い勝手が良かったです。
たぶん時期的な関係もあるんでしょうね。
トップの反応がいい時はたぶんフローティングやサスペンドがいいんでしょう。
少なくともこの日はスローシンキングがとても好調でした。

しばらくして奥さんにも掛かりました。



ニョロ系のクランクで釣ったようです。
しかし自作ルアーの方がよく釣れてるのを見て悔しそうでした。


「ねぇ、チョコビィまた貸して。」
「へっ?」
「そのチョコビィでまた釣るの。」
「チョコビィってこれの事?」
「うん、チョコみたいでしょ。」
「・・・・」


この瞬間、このルアーの名前が決まってしまいました。
単に色がチョコレート色なだけなんですが・・・・



自分でも名づけようといろいろ考えていたんですけどねぇ。

カッコいい名前を付けようと思ってました。



弾丸とか、どんぐりとか、だぼとか、ズポとか。




(ちなみにズポって座薬の事です)



・・・・・



スミマセン、やっぱ自分もセンスないですね。
チョコビィとぜんぜん大差なかったです。


まぁ、いっか。


チョコビィSSを奥さんに渡しました。
自分はチョコビィSPにシンカーを1枚貼ってSSにして使います。

その後いいペースで掛かってくれました。




掛かるパターンで多いのはやっぱり落ちパクですね。
続いて着水後に水面直下でステイ、そのままフォール。
それからアクション付けてのフォール中です。

想像してたより普通に釣れて最高に気持ち良かったです。
奥さんはその後パッタリ釣れなくなったようです。
でもなんか真剣に投げては巻いていたのでガンバっていたようです。



恐れていたスレて見向きもされなくなる感じはあまりありませんでした。
トップ系のリアクション重視の誘いはスレやすいですが、巻いて止めて落としてって感じの釣りはそれほどはスレないのでしょうね。



それでもその後はあたりは徐々に減っていきました。
この時点で今日は最後まで自作ルアーだけで通す気になっていました。
奥さんはBBQの近くまで移動していました。


その時入口の方でバシャバシャッと大きな音が聞こえました。
見るとペレット撒きが始まっています。

よーし、ペレット撒きに通用するかどうかだ。
スタッフさんが近くまで来てペレットをたっぷり撒いてくれました。

水面がにぎやかになります。
そこにチョコビィSSを投げいれました。

グン。

1発で乗りました。



すぐに2投目。

グン。

これも乗りました。



いい手応えです。

トラウトがいそうな所に投げ込むと、トラウトがたくさん寄ってきます。
1匹がバイトすると、その後は争ってバイトするようになります。



ペレットタイムに連発できて最高に気持ち良かったです。


ふと、奥さんの方を見るとイスに腰掛けて寝ています。
この寒さでもいつもの必殺技、「水辺でうたた寝」を発動させているようです。

もしかしたら今回も昼寝するために来ているんでしょうか!?


奥さんを呼んでチョコビィSSを使うように指示。

「これ使ってみて。元々ペレット撒きのために作った物なんだからさ。」
「はーい。」

ところが・・・
これが釣れないんですよね。
なんでだろうとやり方を見てみました。

奥さんはキャストした後にすぐかなりのスピードで巻いていました。
チョコビィは浮き上がり気味で水面直下くらいを勢いよく足元まで寄って来ていました。

うーん、確かにこれじゃ釣れないかもなぁ。

「もっとゆっくり浮かしたり沈めたりしてトラウトを誘うんだよ。」
「ふむふむ。」
「ゆっくりの方がトラウトの反応いいはずだから。」

その後はいろいろ工夫していたようです。
それでもなぜか奥さんの方には掛かりませんでした。

場所かなぁ。
あいかわらず、BBQ前の浅いところでやってます。

「そっち浅くてトラウトが少ないんじゃない?」
「そんなことないよー、いっぱい泳いでいるよ。」
「そかー、でもこっちのポンドの中央の方が魚影濃いと思うよ。」
「んー、でもここ好きだからいいよ。」

周りに誰もいなくて気楽にできるからいいんでしょうか。
BBQ前の場所は狭いし浅いし、あんまり人気ないんですよね。
すぐ対岸釣りしちゃうんで自分もあんまり好きではありません。
混んでる時は人混み避けて良く利用しますけどね。

自分の釣りに戻ります。
ペレット効果でしばらくトラウトは興奮状態でした。





狙っていた通りチョコビィはペレットタイムに好反応を示してくれました。
大きさはペレットよりもかなり大きいんですが、色合いとか沈み方がペレットに似ているのが効いたのかもしれませんね。
これならペレットタイム用のプラグとして使っていけそうだと思いました。

時間が経って、日が少しずつ傾いてきました。
だんだん寒さが増してきた感じです。
時々、ポケットに用意しているホカロンで指先を温めます。

トラウトの活性はいい感じが続いていたし、ここまで極めて順調に釣れています。
この日は周りの人たちもよく釣れていました。

スティックで爆釣している人がいました。
入口の方でもボトムでコンスタントに釣っている人がいました。

一度、大物が掛かった人が走られて、ロッドをしならせたままエリア内を動き回っていました。
自分の頭の上もロッドが通って行きました。
そうとう大きなのが掛かっている様子でした。
どんなのが出てくるのか期待しましたが最後は岩にラインが擦れてブレイクでした。

あれは大きそうだったなぁ。
そうえば自分も前にここで60cm以上のニジマスを掛けたけど、最後は岩で擦ってラインブレイクしたなぁ、とか考えていた時でした。


「ねぇ、網取って。」
「ん、掛かった?。」
「うん。」
「んじゃ取り込みに行くよ。」

BBQ前でやっていた奥さんに久々にトラウトが掛かったようです。
ネットを持って近寄るとなんか目の前の水面に大きなトラウトがいました。

「ええっ! これ掛かってるの?」
「うん。」
「これ大きいし、ニジマスじゃないじゃない!!」
「そうなの?」
「すごい引きでしょ。」
「んー、普通だったよ、近くまで来たらデカかった。」
「マジで! これロックトラウトって言って人気のある種類なんだぞー」
「へー。」
「今取り込むからちょっと待ってね。」

ロッドを持ったまま少し下がらせて、ラインを手繰り寄せます。
途中でけっこう暴れましたが、なんとか誘導してネットイン。



見事な50cmオーバーのロックトラウトでした。

びっくりです。
相変わらず不思議な才能ですね、この人は。
釣れないと思っているといきなりこんなの来ちゃうし。

「いいの釣ったねえー。」
「そうなの?」
「これおいしいらしいよ。」
「ふーん。」
「これ人気あるんだよ。」
「そうなんだ。」
「何で釣ったの?」
「キラキラしたやつ。」
「あー、スカジットのプリスプーンかぁ。」

なんか20cmのニジマス釣ったのと同じ様な感じでした。
自分は今日は大物が来てないのでなんか悔しいなぁ。

「日が暮れかけてる時はキラキラしたのが釣れるのよね。」
「確かにそういう時あるねー。」
「キラキラしたの使ったらすぐに釣れたわ。」
「ついてたんだね。」

なんかいっぱしのアングラー気取りでウンチクを垂れております。
「釣り人の数だけ釣り理論がある」と言われますが、まさしくその通りですね。

ご機嫌のようなのでとりあえず話を合わせておきました。
というか自分より大物釣られたので、参りましたとしか言えません。
せめてチョコビィで釣ってくれればいいのに。


奥さんはその後もプリスプーン4.8gで続けていたようです。
しかし大崎つりぼりのような狭いポンドで4.8gの重いスプーンを使うという選択は自分ではなかなか思いつかないですね。
せいぜい3.5gのロールスイマーくらいですね。
いや2.5gがいいところかなぁ。
それでも対岸まで余裕で飛んじゃいますしね。
この重さでボトムをズル引きしたからトラウトがびっくりして掛かったんでしょうかねぇ。


ペレットタイムが一段落したのと、夕方になって来たので帰る人が出始めました。
インレットのあたりも少し余裕が出てきたようです。
タックルとネットを持ってインレットの様子を見に行きました。

「ここ使ってもいいよ、魚が溜まってるから釣れるよ。」

インレットのボトムで連発していたおじさんが声を掛けてくれました。

「いいんですか。」
「うん、もう帰るところだからどうぞ。」
「んじゃ、連れがいるので呼んできます。」

とても親切そうなおじさんでした。
奥さんの所まで戻り場所を換えることを告げ、一緒にインレットの所まで移動して来ました。
ちょうどおじさんは帰る準備を終えたところでした。

「やり方わかる?ボトムまで落としてラインが動いたら巻けばドンドン釣れるよ。」
「丁寧にありがとうございます。」

釣り方まで教えてくれてほんとに親切でいい方でした。
この場を借りて感謝しておきたいと思います。

さてインレットの釣り座に入ると、確かにトラウトが多く泳いでいる印象でした。
おじさんには申し訳ないけど自分はこの日はチョコビィ縛りでした。
なのでこれまで通りチョコビィのリフト&フォールを続けることにしました。

奥さんに聞くと今までいた所では、プリスプーン4.8gでその後2匹釣ったそうです。
ここでは何を使うか聞くと、自分もチョコビィを使うとのことでした。

二人並んでトラウトの溜まっていそうなところにチョコビィSSを投げ込みました。
自分はリフト後のフォールで時々あたりが来て、うまくいけば掛かりました。
ただフォール中のあたりは浅い掛かりが多いので、乗り切らなかったりバラシが多かったです。
リフトの時間、距離なんかを考えながらいろいろ試しましていたら、だんだん乗り始めました。




それでもポツポツという感じだったんですが、隣で奥さんがいいペースで掛け始めました。
明らかに自分よりもあたりもフッキングも多かったです。

「なんかやたら反応いいね、どうやってんの?」
ただ巻いてるだけ。」
「えー、そうなの? それでなんでそんなに釣れるの??」
「分かんないー。ゆっくりって言ってたからゆっくり巻いてるだけよ。」

やっているのを見てみました。
普通にキャストします。
着水後にちょっと待って、その後ゆっくりただ巻きしてます。
そして掛かってました。


なんでただ巻きで???

よく分からずに自分も真似してみます。

そしたら・・・

ちゃんと掛かりました。




ただ引きするだけでびっくりするくらいあたりがきました。
ゆーっくり巻いてるだけでコツン、とかゴンとかきました。

もしかしてボトムのちょっと上を引いてきてボトムのトラウトにアピールしてるのかな?
近づいてきたチョコビィSSの動きを見ていると、ただ巻きだけでも微妙に左右に揺れていました。
人間の手でプラグを削るのでどうしても左右のバランスが完壁ではありません。
その影響で多少の動きが出ているんでしょうか。

試しに速巻きしてみるとけっこうおしりやフックを振ってきます。
シェイキングやトウィッチングしてみると思ったより動きに変化が付きました。

これってボトム用のプラグとしても使えるんじゃね?

少なくとも大崎の夕方の活性が上がった時は普通のルアー並みに釣る事が出来ました。



チョコビィの使い方がペレットタイム限定ではなくボトム狙いにも使える可能性を感じて、いろいろ考えながら続けました。

確かに底まで落してからリフトしない程度の速さで巻くと底のちょっと上をユラユラと動いてきます。
デッドスローに引いても底にべったりとはなりません。
少しでも動かすとほんの少し浮かんでそのレンジをキープしてくれます。
これって微妙にいい高さなのかもしれません。

巻き速度を速くすると明らかに浮き上がってきます。
水面下5cmくらいまで上がるとそのままレンジキープして速い速度で走ってきます。
さらに速く巻くと水面まで出てしまいます。

ボトムでシェイキングしても掛かってくれましたが、ゆっくり一定スピードでただ巻きがこの時は一番反応が良かった気がします。

リップがないので横の動きはあまりないのですが、巻く速さで縦の動きはいろいろ演出できそうな感じです。

ボトム用と考えるなら色を変えたり、ボディの横に溝でも彫って水流を作るようにしたらどうだろう、彫刻刀で少し彫るだけならすぐできるなぁ。

いろいろ考えるとワクワクしてきました。



奥さんもまずまずいい感じで掛けていたんですが、急に止めてしまいました。

「どうしたの?」
「寒いし、けっこう釣れたからもういいかなって。」
「えー、せっかく反応良くなったじゃない、残り時間も少ないしもうちょっとやったら?」
「そうねえ、んじゃ、もうちょとだけ。」

好反応を目の前にもういいかな、って止められるのってある意味すごいですよね。
正直自分には無理。
ていうか止めない自分のほうがヘンってことはないと思うんだけどなぁ?
微妙な価値観の違いがまた面白いんですけどね。


そんなことを考えながら続けていた時です。
チョコビィSSのボトムゆっくり引きをしていたら、ガツンッときました。

この日一番のいい引きでした。
ドラグが悲鳴を上げます。
寄せては走る事3度くらい、なかなかタフなトラウトでした。
奥さんが手伝ってくれて慎重にネットイン。



50cmクラスのパワフルニジマスでした。
とてもいい手応えでファイトを楽しめました。

奥さんのロックトラウトよりは小さかったんですが、一応大物も上げられて面目躍如って感じです。
何より、チョコビィSSで大物も仕留められてマジでうれしかったです。

奥さんはこの後、帰る準備を始めてしまいました。
自分はしつこくキャストします。

すぐにまた掛かりました。



終わり際に怒涛の連発でした。



これでfinishでした。


最終的には自分が計25匹、全てニジマスで、50cmが1匹、他は全部レギュラークラスでした。
使用ルアーはチョコビィだけでSPで1匹、他は全部SSでした。

奥さんは10数匹(正確には数えてなかったようです)、ロックトラウトが1匹、他は全部ニジマスだったようです。


今回の大崎つりぼり釣行も楽しさ満載でした。
おいしいおこわから始まり、チョコビィで釣れたし、ペレットにも完勝。
奥さんは大物ロック上げるし、自分にも大物ニジマス来るし、最期にチョコビィSSで入れ食い。

しかしなんと言ってもチョコビィSSがボトム用プラグとなりうる可能性を感じられたのが、今回の最大の収穫でした。
今後の自作ルアーの楽しみ方がさらに広がった気分です。


お別れショットは、すっかり暗くなってもなんとなくまだ活気を感じるポンドです。





自分なりにチョコビィSSのボトムでの可能性に関して推察してみました。
特にチョコビィの動きの質に関してです。

スプーンは性質上、巻かなければ沈みます。
巻くことにより浮かび上がってきますね。
スプーンの種類にもよりますが、ゆっくり巻くと浮かばずに底をずる引きになります。
ボトムの攻め方としてバンプやデジ巻きで、わりと素早く小刻みなリフト&フォールが多いです。
あるいはボトムスプーンでやや大きめでゆったりしたリフト&フォールができます。

クランクの中で一番よく使われるはフローティングタイプのDRです。
これは性質上、巻かなければ浮び上がってきます。
巻くことにより狙った深さまで潜らせることができますね。
ボトムを攻める場合は、ボトムまでDRを潜らせてレンジキープを行います。
あるいはサスペンドやシンキングでボトムノックさせることも多いかもしれません。


ではチョコビィSSの動きはどうでしょうか。
これは巻かなければ底に沈みます。
巻くことにより浮かび上がってきます。
これだけ見ればスプーンの動きに近いのかもしれません。
ただゆっくり巻いても底にはへばりつかないようです。
底のちょっと上を転がるよう小刻みに少しだけゆれながら移動してきます。
移動の雰囲気はクランクのゆっくり引きのようです。
巻く速さを調整するとゆっくりで大きなリフト&フォールを行えます。

根掛かりが多いのであまり使わないんですがシンキングのクランクに近いのかもしれませんね。
ただシンキングクランクと異なるのは巻くと浮くことです。
なのでチョコビィSSはボトムノックはできません。
その代わりただ巻きで底から浮き上がるときに食いついてくるような手応えはありました。

ZAGGERのハイフロートタイプ等のように浮き上がりを食わせるのと近い可能性もありますが、ZAGGERの場合は停めると浮き上がります。
チョコビィSSの場合は巻くと浮き上がります。

ただ巻きで連発していた時の水中の動きが気になります。
巻くことによりレンジキープしていたのか、徐々に浮き上がってきていたのか。
このへんが今後のチョコビィSSの改良にも影響してくるかもしれません。

いずれにしろボトムでの動きは通常のスプーンともクランクとも異なる物の可能性が高そうです。
ただのペレット形プラグの模倣のつもりがボトム用プラグにも変身する可能性があるなんて。
これはちょっと面白そうな遊びを見つけたかな、という気持ちです。
今後もいろいろな工夫と可能性を追求していくつもりです。


いやー、自作ルアーって本当に楽しいものですね! (水野晴郎風)


たぶんおじさん世代しか知りませんね。(古くてスミマセン)


とりあえず今回の記事を見て、イッチョ自分も自作してみっか!

って人にはぜひ気楽にトライしてみることをお勧めします。

自分で作ったルアーで釣れた時の感激は正直ハンパないっす。
中田英寿がペルージャデビューのユベントス戦でいきなり2得点決めた時と同じくらいの感激でしたよ。(これもよく分からない例えでスミマセン)


何はさておきルアーの自作お勧め! チョーお勧め!!


特にチョコビィは簡単にできるのでお勧めしますよー。


ある程度は釣れるし、工夫すれば可能性も広がりそうです。



でも何と言ってもチョコビーの自作がチョーお勧めの理由はこれです!





ズバリ!





一個作る材料費が!!





80円なんです。



メッチャ安くできるんでボトム攻めて根掛かりしても全然痛くないですよー。
まぁよく釣れるルアーだと値段じゃなく愛着の分痛いですけどね。


ってことで次回記事でチョコビィの作り方から水中の動きの考察まで詳しくまとめるつもりです。

嫌でも長文になりそうだなぁ・・・・  


Posted by Rose.T at 21:00Comments(8)大崎つりぼり

2012年12月31日

大崎つりぼり3 《今年の総括と今後について 》

H24.12/20(木)に大崎つりぼりに行ってきました。

2週間ぶりの釣行です。

前回のブログで書いたように右手薬指の腱鞘炎が悪化したため2週間完全休養に当てました。
その間ずっとテーピングしていたので痛みはかなり取れました。

まだちょっと早いかな、とも思ったんですがブログ仲間のひでぱぱさんやまっくす。さんの記事で、大崎で大物がかなり釣れてる様子を見ていたら我慢できなくなっちゃいました。


そして今回少し試してみたい事もあったのです。

それはリールの右巻きです。

右手でロッドを持つ時間を減らすためには左手でロッドを持てばいいかもと考えたんですよね。
右投げ&右巻きや左手でのキャストなどいろいろ試してみようと思いました。
今回の腱鞘炎が治っても再発のこと考えると、とにかく右手薬指の負担を減らす事が必要です。
これからいろいろ右手薬指の負担を減らす方法を考えていくつもりです。

出発前にしっかりとテーピングしてフィッシンググローブをはめ、曲がらないように工夫しました。
久しぶりの釣行に胸がはずみました。


当日はまだ夜が明けきらない朝6時に出発でした。


出発時の熊谷の気温は1度で、相当寒かったです。


上武道路から赤城山に向かいました。
久しぶりに見た赤城山の雄姿。



山頂から日が徐々に当たってきていて、とてもいい景観でした。



朝7時に大崎つりぼりに到着しました。



車の温度表示は-3度。
しかも風がけっこう吹いていたので体感温度はさらに低い印象でした。
やっぱり山に上がってきているのでメチャメチャ寒かったです。


ポンドを見渡すとそれでも4-5人が入っていました。



いつものように管理棟の横を通り抜けそのままポンドに向かいます。



今回は駐車場側を奥の方に進み、水車手前で始めることにしました。



この場所結構好きなんですよね。

今の時期だと風が背中側から吹いてくる事になり、正面から吹かれるよりだいぶ楽にできます。
背後の壁が風よけになっていくらか寒さをしのげます。
そしてこの辺りが、日が昇り始めた時に真っ先に暖まる場所なんですよね。
空いているし風上なので広範囲にキャストできるので、ポンド中央も水車も岩付近も狙えます。


まずはポンドの状況です。



水車のところにツララが形成されており、見てるだけで寒さが募りました。




タックルのセットアップをして、さっそく開始します。

右巻きリールの準備も万端です。



いつもならとりあえずトッププラグを投げて反応を見るんですが、さすがにこの寒さでは無理そうなのでトップは断念しました。
ロッドアクションもあまり付けられそうにありませんしね。

とにかく右手薬指に負担がかからないように気を付ける事が優先です。
キャストも巻きも比較的楽なクランクから開始することとしました。


最初は右投げ&右巻きにトライです。

昔(大学生の頃だから30年近く前か・・)海に投げ釣りに行ってた時には両手で投げて右手で巻いてました。
その時を思い出しながらやってみたんですが、これがなかなかむずかしいんですね。

まずは右手をかばいながらソーっとキャスト。
ここまでは問題ありません。
着水後ロッドを左手に持ち替えます。
この時点で物凄い違和感。
先にベールを返すのか、持ち替えてからベールを返すのか・・・・

左巻きの時は無意識にやっていたことを考えながらやるのでとてもぎこちない感じです。
始めてすぐに気になったのがロッド持ち替えの時に一瞬ラインが緩むことです。
慣れてないからなのでしょうが、一度、ロッドを持ち替えた時に右手でリールをつかんだ瞬間にあたりを感じて、アッっと思いましたがあっさりとバレてしまいました。
左巻きだと無意識のうちにサミングしたり、着水即サッと巻いてスラッグを取りますが、右巻きだと持ち替えるまでスラッグは取れないですよね。


あれ?

普通は右巻きの時はルアーが着水する前にすでに持ち替えてるのかな?


今思い返してみると、後半はキャストしてルアーが空中にあるうちに持ち替えていた気がします。
やっているうちに徐々に慣れてきて動きがスムーズになっていたんでしょうか。
これなら着水の時点ですぐ巻くことが可能ですね。
でも遠投なら空中で持ち帰る余裕がありますが、近場だとやはり着水後になっちゃいますね。
この辺、今後は右巻きを繰り返し練習して身につけていく必要がありますね。


しかし慣れとは恐ろしいものですね。
あたりがきた時につい右手を動かしてしまいます。
ハンドルを巻けばいいのにとっさには巻けず、ハンドルを押したり引っぱったりしてしまいました。


しばらくやっていて最初にグッグッグっと乗りかかった時にもすぐには左手が動きませんでした。
あっ、きたっ、と思うと同時に一瞬動きを止めてしまいました。
ロッドを引くんだ、と考えてから左手を動かしました。
おそらくラインがたるんだんでしょうね、すっぽりフックアウトしてしまいました。


ロッドでの合わせ方は人それぞれなのでしょうね。
自分はロッドを真っ直ぐにしてラインを1直線にするやり方が苦手なんですよね。
少し斜めに構えてロッドの先端でラインがくの字になるようにして巻きます。
あたりがあった時にスっとロッドをずらすことによりフッキングが早い気がするんですよね。

巻き合わせってなんか難しくてうまくいきません(下手ですみません)。
あたりを感じた時に素早く巻いても乗ってるのかどうか判断しにくいんですよね。
ロッドを動かして合わせると、乗ったのかはずれたのかがはっきりと分かりやすい気がするし、ダメならすぐに巻き直しを始められます。
こういうスタイルでずっとやってきたのでロッドのティップのところで、ラインと多少の角度が付いていないとやりにくくてしょうがないんですよね。
ラインが真っ直ぐだとどっちにロッド振ればいいのか一瞬考えてしまって、しかも動かす時にラインが緩み易くなる気がしてしまいます。
管釣りでは巻き合わせの方がメインですので、この機会に練習するのもいいのかもしれませんね。


とにかく最初は3連続バラシからスタートでした。
左手のロッド操作がうまく決まらないのでラインが緩んでバレまくっちゃいました。
ロッドの持ち替えは意外と難しかったです。

それと考えていた以上にロッド操作には薬指が大事ですね。
それは左手でロッドを持っても同じでした。
自分の場合、極論しちゃうと薬指であたりを拾って、薬指で合わせてる感じでした。


あたりの感じ方も人それぞれなんでしょうね。
リールで感じる人もいるし、ラインの動きで見る人もいますね。
それができれば上級者なんでしょうが、自分にはまずムリですね。
自分はしっかりしたあたりをロッドで感じてから合わせるやり方です。
その時ロッドの動きをどこで感じているのかって考えてみたら、リールフットを下から支えている薬指に一番多くの情報が入ってきているようでした。

きたっ! と思ってロッドを動かす時もリールフットを跳ねあげる薬指の動きなんですよね。
薬指でロッドの動きを感じて、薬指でロッドを動かして、ファイトも薬指に力を入れて・・・
自分のやり方は信じられないくらい薬指を使っているんですねぇ。


もう一つ感じたのが、自分は意外とフックを掛ける操作をしていたんだなってことでした。
シマノの柔らかいペナペナロッドを使ってほとんど向こう合わせで乗ってもらう釣りをしてる、とばかり思いこんでいたんですよね。
ところがその感覚でいるとみんなバレちゃうんです。

いつもどうしてたかなとか考えてみたら、それこそロッドで掛ける行動をちゃんとしてるんですよね。
普段は右手のロッド操作で、あまり意識せずフッキングさせて寄せてきていました。
左手ロッドにしてみたら無意識には体が動かないので、掛かりそうな時にもたもたしているのでどんどんバレちゃうんですよね。

あたりがあった時にロッド横にスッと滑らせてフッキングさせるとバレないんですよねー。
(今さらですよね、すみません)

フックを掛ける作業なんてあんまりしたことないと思ってましたが間違いだったようです。
とりあえず左手であたりを取ってフッキングもする練習を続けているとなんとか乗りました。



ようやくこの日のファーストキャッチです。
とりあえず釣れたのでホッとしたのが正直な感想です。

そしてこの時新たな事実が判明しました。
それは取り込みと撮影に関してです。

左手ロッドにすると取り込みのネットを右手で持つことになります。
ネットを片手で持って操作するのに思ったより力が要るんですよね。
右手でネットの柄を握った時にズキンときました。

さらにデジカメを持つ手が右手なので今までは左手にネットを持って取り込んだら、すぐにロッドを置いてポケットからデジカメを取り出し撮影し、リリースするまで非常にスムーズにできていました。

右手でネットを持つとキャッチ後に左手ロッドを置いてネットを左に持ち替え・・・・
余計な作業が入ったので撮影に時間が掛かるようになりました。

これはまずいと思い、どうしようかと考えました。
そして結局どうやることにしたのかというと、掛かったらそのまま右手で巻いてきます。
ネットを出すタイミングでロッドを右手に持ち替えます。
そして左手のネットでキャッチしてあとは今まで通りにしました。
こんな感じでやっていて特に問題はありませんでした。
ただ大物が掛かった時にネットイン直前で走られたら、もう一度左手に持ち帰る必要ができるかもしれませんね。
そうなるとけっこう煩わしいかも。


この調子でなんとか・・・と思うんですが、その後はなかなか乗りません。
あたりは来るんですがフッキングミスや、フックアウトを繰り返してしまいました。

左手でのキャストにも挑戦してみましたが、これは全然ダメでした。
テンプラキャスト(すっぽ抜けで空に上がって目の前にポチャン)ばっかです。
リリースを遅くしようとすると叩きつけキャスト・・・
なかなか思うように行かず少しイライラしてしまいました。


一息入れるため管理棟で一休み。



ストーブにあたって体を温めると少し気持ちも落ち着きました。

左手でのキャストは諦めて右投げ右巻きで続けてみることにしました。
トラウトはボトムだと思ったのでZANMU33DRやZANMUIDOを使いましたがあまり反応は良くありませんでした。
重いスプーンに換えてみましたがこれも、あたりはきませんでした。

んー、厳しいなぁ。



日が上がって少しだけ暖かくなってきました。

ZAGGER50F1ボトムチューンを試そうかなと思っていたら、ペレット撒きが始まりました。
対岸の方でスタッフさんがペレットをガンガン撒き始めました。

あ、そうだプリリーだ。

師匠に勧められていたペレット時のプリリーをここで試してみることとしました。
ペレットが入ったあたりにキャストしてみました。
コツン、コツンとあたりはあるんですがなかなか乗りません。
3回4回とキャストしますが、意外と掛かってくれません。

スタッフさんがぐるっと回って自分のそばまで来て何回も撒いてくれます。
あせりながらプリリーを投げていたらようやく乗りました。



続けてもう一匹。



思ってたよりかプリリーの反応が弱かったです。
それでも、そのまましつこく粘っていたらだんだんあたりが多くなってきました。
そして乗ってくれるようになりました。







プリリーはペレットを撒いてる最中よりも終わってしばらく経ってからの方がよく反応してました。
大量にペレットが撒かれたのでポンド中のトラウトが興奮しているような印象でした。

トラウトは表層から中層を活発に泳ぎ回っていました。
もうボトムを攻めるよりは中層を巻いてきたほうがいい感じでした。





いいペースで釣れていたので、かなり長い時間プリリーで続けました。
プリリーでこんなにたくさん釣れた記憶はないので、かなり見直しました。
これからはもう少し使ってみようと思います。



その後も釣れてはいましたが、徐々にあたりが遠のいてきている感じでした。

色を換えてみました。



プリリーは十分釣れたのでここまでにしてルアーを換えることにしました。
朝にイマイチ乗りが悪かったZANMUを試してみました。
今度は活性が上がっているので掛かってくれると期待しました。

ZANMUIDOはやっぱりよく飛びますね。
対岸まで届いてしまいます。

中層をゆっくり引いてくるとコツンとあたりがきます。
左手じゃとても合わせられないので強いあたりを待ちます。

しばらくして乗りました。



ポンドの中央付近でトラウトが良く動いている感じです。
その辺をゆっくり巻いてくるとあたりがきます。



まずまずいい感じの反応でした。

ZANMUはけっこう気に入りました。
つぶアンから徐々に切り替えていくことになりそうです。



この日の大崎は周りもあまり大物は上がっていないようでした。
自分もサイズ的には30cmくらいまででした。

それでも思ったより数が釣れて気分はだいぶ持ち直していました。


シュッ。

右手でキャストした時。


ズキン、ズキン。


また痛んできてしまいました・・・・


うーむ、やっぱりキャストも負担になるのか。



それなら止めて帰ればいいのに、釣りバカは困ったものですね。
痛いのを我慢して続けちゃいます。

そして左手キャストにまた挑戦です。
繰り返し練習していたら、なんとか少しは飛ぶようになりました。
そして左手キャストでもキャッチできました。



会得しようと思いしつこくキャストを繰り返していたら・・・

なんと左手の薬指も痛くなってきてしまいました。
これはヤバい。
さすがにそれ以上左手で無理するのはやめました。

終わりの時間が迫ってきていたので切り上げることにしました。



最終的には31匹、全てニジマスでした。
大物を期待してきましたが、今回は大物には会えませんでした。

ヒットルアーは大半がプリリーとZANMUIDOでした。


慣れないながらも右投げ右巻きはそれなりに続けられました。
それでもやはり右手の痛みが再発したのは残念です。
左投げも可能だとは思いますが、左手に相当負担が掛かりそうです。


お別れショットは日が沈み始めたポンドです。






今回の釣行で右手薬指の腱鞘炎は簡単には治らないことが分かりました。
安静と患部保護を続けていたのでこの結果に極めて落胆いたしました。
自分の腱鞘炎は急性期というよりは、すでに慢性化してきているのかもしれません。
このまま続けていると仕事への影響も大きくなる恐れがでてきました。


急性期と慢性期の違いとはなんでしょうか。

急性期の特徴は可逆的な変化と言えます(基本的に元に戻る)。
例えば怪我や打ち身、捻挫、火傷などは受傷直後に激しい痛みや腫脹、熱感がありますよね。
でもたいていの怪我は治るとどこが患部だったのか分からない状態まで戻ります。
急性期と言うの受傷してから正常の状態に戻るまでの間の事を言います。

対して慢性期というのは重症化により不可逆的な変化(破壊が進みもう元には戻らない)に至った時の事を言います。
怪我や捻挫、火傷などがとりあえず治ったのに完全には元通りにならなくて後遺症がある状態、例えば火傷後のケロイド状態や捻挫後の関節炎、骨折後の神経痛などのが続く時、急性期が過ぎた後に続く病悩期を慢性期と言います。

慢性化しても絶対治らないかと言うとそうでもありません。
組織が変形などして元通りには戻らない状況になったとしても、痛みやつらさを感じない状態で安定すればいいわけですから。
慢性期の治療は組織の修復及び苦痛の緩和が主体となります。


簡単に言うと、受傷後に元に戻るまでを急性期、元に戻らずに組織が壊れている状態が続いている時を慢性期と言いうのです。

自分の場合は、おそらく腱鞘の一部が壊れてきていると思われます。
酷使により修復が追いつかない状態だったと想像できます。
人間には自己修復能があるのでずーっと安静保護を続けていればいつかは痛みは取れるでしょうが、腱鞘が元通りに戻るかは疑問です。



右手薬指腱鞘炎の慢性化という事態を受けて、今後どうしようかと現在悩み中です。
まずは当面、長期休養は必要でしょう。
しっかり治るまでロッドを握らない。
再開時には左手ロッドを練習していく。

ここまでは決めました。

最悪それでも痛みが続くようなら一時引退をする必要があるかもしれません。
今後は家族と一緒に遊びでやる程度にして、気合入れたルアーフィッシングはしないようにするのがいいのかなぁ。


もう一つ考えているのが、フライフィッシングに転向 or フライとルアーの併用です。
やったことがないので分かりませんがフライの方がルアーよりも指には負担が掛からない印象。
むしろフライは腕や肘に負担が掛かるのかな。

フライフィッシングのことを今まであまり真剣に考えた事がなかったんですよね。
ルアーフィッシングが楽しすぎてそっちまで興味が行かなかった感じです。

フライフィッシングも楽しそうなので漠然といつかはやってみたいとは思っていましたが、指に負担が掛からなくなるのならこの機会に挑戦してみるのも一つの手かもしれません。
ただ今のところフライフィッシングの知識は全くありません。


フライってどうなんでしょうねぇ・・・
よく釣れて楽しそうではありますが、難しそうだしラインのノットとか大変そう。
なにせルアーでもリーダーを結ぶのが嫌いでずーっとナイロンライン一筋で通しましたからねぇ。
自分に向いているかなぁ。

始めるとなる一式そろえなければなりませんね。
揃えるとなるとそれなりの物が欲しくなりますよね。


そもそもキャストとかできるのかな?
指にほんとに負担が掛からないのかな??

んー、いろいろ調べたり考える時間が必要そうです。

とりあえずは当面ルアーフィッシングは自粛せざるを得ません。
テーピング固定も続ける予定です。



暗い話はこのへんで止めておきます。
今年1年はとても楽しい1年でした。


今年は今までと比べてルアーフィッシングに対する考え方やスタイルが大幅に変わりました。
4月にブログを始めてから特に顕著な変化が見られました。

小型数釣りから大物狙いに変化しました。
遠くの有名なエリアに遠征するようになりました。
釣ったトラウトの写真を丁寧に撮るようになりました。
ブログに細かく釣行記を書くようになりました。
下手は下手なりに考えながらいろんな物を試しました。

そしてはっきり分かったことがあります。

自分はほんとにルアーフィッシングが好きなんだなぁ、ということです。

なんでそんなに好きなのかは正直分かりません。

「あなたはなぜ釣りがすきなのですか?」

この質問に正確に答えられる人はいないと思います。
というのはこの設問自体が無意味だからです。



なぜゴルフが好きなのですか?
なぜサッカーが好きなのですか?
なぜ登山が好きなのですか?
なぜ旅行が好きなのですか?

・・・・・

最初から答えはありません。

唯一言えるのはやってて楽しいからですよね。



ウジャウジャいる魚に針を引っ掛けて何が楽しいの?
という質問も同じです。

遠くから棒で叩いて小さな穴にボールを入れるのが楽しいの?
手を使わずに相手の陣地にボール蹴り込むのが楽しいの?
つらい思いをしてただ高いところに上がるのが楽しいの?

・・・・・

興味ない人から見れば不思議ですよね。
釣りも同じです。


釣りの中でも管釣りルアーフィッシングは興味ない人から見ればヘンに見えるかもしれません。

「釣堀でしょ?釣れて当たり前ジャン。」
「たくさん釣りたいんならエサで釣ればいいじゃん。」
「釣れすぎると楽しくなら、池に1匹だけ入れてガンバれば?」
「釣れるようにセッティングされてるところで釣って楽しいの?」

管釣りルアーフィッシングに対する偏見もけっこうありますよね。

自分は海や川に釣りに行く可能性は今後も高くないと思います。
管釣りのいいところはきちんと釣れるところです(ボウズもあるので必ずではないですが)。

職業で釣るのではなく、休日の趣味でやるので自分は1日かけてほとんど釣れないという過酷な釣りはたぶん無理ですね。

それこそ学生の頃クロダイを狙いに磯に行っていた時、3連続ボウズでギブアップしました。
その時釣りが嫌いになりかけました。
釣れないというストレスは本当に大きいものです。
それでも続けて釣れるようになる人はすごいと思います。
しかし、精神的な疲労を日常まで引きずるような釣りは避けたいところです。
趣味の真の目的は休日を楽しんで精神的にリフレッシュすることだと考えています。

きちんと釣れることが保障されている、これこそまさに管釣りの存在意義だと思います。
自分のしかけたルアーにトラウトがどう反応するか。
自分の狙ったポイントが正解だったのか。
以前釣れなかった釣り座で今度は攻略できた。
数でもいい、サイズでもいい、自分が願っていたものが手に入ったのか。

一日の終わりの時に満足して、今日はほんとに楽しかったなぁ、そう思える時間があるということが人間の幸せと言えるのかもしれません。

自分はそれが一番多く手に入るのが管釣りなんです。


また長々と書いてしまいましたが、要は・・・・


来年も釣りまくるぞ!!!

ってことですね。


こんな延々と書いて貴重な時間を潰させるだけのブログを読んでくださった皆様。
今年はほんとうにありがとうございました。


できることなら来年も宜しくお願いいたします!  


Posted by Rose.T at 18:44Comments(6)大崎つりぼり

2012年10月26日

大崎つりぼり2

H24.10/14(日)に大崎つりぼりに行ってきました。

久しぶりの単独釣行です。

平日じゃなくて日曜日なので混んでいるエリアは避けたいところです。
どこに行こうか考えましたが、高速道路の渋滞もパスとなると近場か赤城山南面です。

フックか中之沢か大崎か、白山はどうか、まだ行ったことのない赤城フィッシングフィールドはどうかな、けっこう悩みました。

それぞれのHPを見ていたら、大崎のツイッターで大物がけっこう入っているとのこと。
大崎は数はけっこう釣れるけどあまり大きいのを釣った記憶がありません。
しばらくぶりだし行ってみる事にしました。

当日朝はちょっと遅れて5時に出発。

曇りでかなり寒くなってました。
気温を見ると11℃、おそらくこの秋一番の冷え込みです。
でも管釣りにはいい季節になってきましたね。


夏は暑さに負けて涼しい家の中から動けませんでした。
10月になってコンディションは最高、本格的に釣りまくるつもりです。

上武道路を伊勢崎に向かって走ります。
寒くはなってきましたがまだ紅葉には早そうです。

伊勢崎から赤城山方面に向かいます。

久しぶりに赤城山を見ました。
近くなってくるとワクワクします。


出発時には曇りかと思いましたが、夜が明けるにつれていい天気なってきました。
太陽が顔を出し、キレイな朝焼けとなってました。



6時少し過ぎに大崎釣り堀に到着しました。


太陽が出てきても寒くてまるで冬の釣り場のようです。



料金表を撮ってみました。

ここの料金設定は微妙なんですよね。
午前だけだと安くて2800円。
1日だとやや割高で4500円。

午前のみと1日券のギャップがけっこう大きいんですよ。
この他に3時間券で2400円、5時間券で3100円。

一般的には1日4000円、半日(午前or午後)3000円のところが多いですよね。
大崎だと朝イチから午前券にするか、10時くらいからの5時間券がお勧めかな。


大崎の朝はこんなふうに始まります。

料金はスタッフが釣り座を回ってくれるので釣りをしながら払います。


この日はけっこう混んでました。
管理棟側はほとんど空きがなかったのでBBQ側の狭いところに入ります。
対岸に岩があってそこから水の流し込みがあるのでそのへんを中心に狙います。

トップには最も管理棟寄りのインレットのそばがよさそうなんですが、一番人気のある場所なので日曜日にはほとんど空いてません。


ポンドの状況です。


水質はステイン。

岸際のトラウトだけたまに目に入ります。


まずはいつものようにトップを試します。
ミッツドライを対岸近くに落とすと反応あり。

しかし同じ場所にもう1回落とすと今度は全く反応しません。
別の場所に落としても4-5回に1回くらい弱い反応がある程度です。

これはトップはきびしいなぁ。
まぁ、時期的にしょうがないか。

とりあえず続けていたらようやく1匹乗りました。

小型のかわいいニジマスさんでしたが、なんとかトップで釣れてうれしかったです。


このあとはもうトップの反応はほとんどなくなりました。

スプーンに変更します。
ペレスプで表層付近をあたってみます。

数投キャストしたところで乗りました。

いつもの大崎のレギュラーサイズです。

その後はペレスプはそれほどあたりはきませんでした。
1.5gくらいのスプーンに変更してみました。
派手な色や渋めの色を試しましたがあまり反応が良くありません。


朝イチの好反応を期待してきましたが、急に冷え込んだからかトラウトがジっとしている印象。
けっこう厳しい感じがヒシヒシと伝わってきました。


底まで落としてズル引きが一番手応え有りました。
でも落ち葉や藻を拾ってくるので少しタナを上げると反応が減りました。

これならというこことでZaggerF1ボトムチューンを試してみる事にしました。
リップにシンカーを張り付けて底で逆立ちする感じですね。

そしたらかなりあたりがあります。
誘っていると乗りました。

こういう変わったので釣れると楽しいですね。

続けているとあたりがけっこうありますがなかなか乗りません。
アクションの付け方とか引くスピードとかけっこう難しいですね。
それでもなんとかもう1匹も乗りました。


その後もう1匹Zaggerで釣れました。
トラウトが底にジっとしているような時にけっこう効くのかな。
これからのシーズンたまに試してみることに決定です。

そうこうしているうちに時間が経ちました。
ペレット撒きが始まったようです。
ここのペレット撒きはけっこう効果的です。
状況によってはペレット撒きの時にしか釣れなかったりすることも。


ペレットが撒かれた直後のバシャバシャしているところにペレスプを落とすとガツンガツンきます。
すぐに乗りました。

やっぱり釣れるとうれしいですね。


チャンスタイムにもう1匹。

30cmくらいかな。
けっこういいサイズでいい引きでした。

これくらいがレギュラーになってくれるとうれしいんですけどね。
いいのが掛かったんで気分上々です。


まだペレット効果が残っているうちにと、手前のすぐそばにある岩の横をペレスプで引いている時にガツンときました。

とてもいい引きです。
大物のようです。


左右に首を振りながらかなり走ります。
使っていたラインは前回(那須高原LF)大物用にはダメ出ししたVARIVASのAREA SUPER TROUT Master Limited SVG 4lbでした。
このラインは捨てようかとも思ったんですが、ただ捨てるのはもったいないので残しておいて近場の数釣りで使おうと考えたんですよね。
大崎でも大物が入っているとは分かっていたんですが、なんとなく大丈夫だろうっと勝手に思い込んでこのラインを使ってました。


イザかかったら、マズかったかな・・・と後悔先に立たずです。

無理に引くと簡単にラインブレイクするのは前回経験済みです。
とにかく慎重にフックアウトしないことを祈りながら走らせるだけ走らせました。

かなり時間をかけて寄せてくるとけっこう細身の大型トラウトでした。
ロックトラウトでしょうか。

体長は55cmでした。

黒保根渓流フィッシングや蔵王フォレストスプリングスあたりのロックはもっと丸々と太ってましたがこちらは細身で精悍な印象。
引き味もうねうねっとした感じで最高でした。
とりあえずラインが持ってくれて助かりました。

ペレスプはけっこう大物が食いついてくれますね。
色物が来る時もあるので、いろんな種類にアピールしてくれるのがいいところです。


いつも小型の数釣りをしているエリアで大物が掛かるとうれしいものです。
釣れるのがほとんど大物っていう、いわゆる大物エリアで釣れるのとまた一味違う喜びですね。

その後しばらくは興奮状態で何やってるかよく分かりませんでした。
っていうか、ペレスプをダラダラと投げて巻いてました。


んで、時間はドンドン経過しました。
数は全然伸びませんがいつもと違う満足感でのんびりしちゃいました。
残り時間が減ってきた事もあってもう少し数を釣っておきたいと思いました。


つぶアンの投入です。
ゆっくり巻いてくるとけっこうあたりがきます。
くくっくくっときますがなかなか乗りません。
さらにゆっくり止まる寸前のデッドスローで掛かりました。


しばらくそんな感じで続けましたが、徐々にあたりが遠のきました。


お昼まではもうすぐです。
んー、もう1匹くらいほしいなぁ。

と思ってつぶアンをゆっくり巻いていた時に、またまたガツンと来ました。


ジイイイイイイイイ


ドラグが思いっきり鳴りだします。


うぉ、これはすごい引きだ。
さっきのロックよりすごいぞ!!


かなり遠くまで走られましたが、ラインのことを考えて強くは巻けませんでした。
それでも少しずつ少しずつポンピング。

近寄って来たトラウトを見ると丸々と太った巨大なニジマス。
おそらく60cmは超えてる感じ。

蔵王フォレストスプリングで釣った60cmのスティールヘッドを思い出します。
ネットを出して入れようとしたらまた猛然と走りだしました。

まずいことに手前の岩の方に向かってます。
このラインじゃ岩にこすれたらひとたまりもありません。


あ、ヤバいと思った瞬間、思わず強く引いてしまいました。


ブチッ。


残念ながら痛恨のラインブレイク・・・


めったにない大きさだったので悔しすぎます。
ガックリきてしまいました。


しばらく呆然としてましたが、諦めてロッドを収めました。



釣果は計9匹、ロックトラウトが1匹で残りは全部ニジマスでした。
トップでは1匹のみでした。


いやー、まさかほんとに大崎で大物が釣れるとは!



正直、大崎つりぼりをなめてました。



次来る時は大物エリア用のセットをキチンと準備してくることを心に決めました。

というか、最近はどこのエリアも客寄せのためか大型トラウトをいれてますね。
どこに行くにも5lbラインで大型トラウト対策をばっちりしていったほうがいいのかもしれません。

このあたり今後の自分のルアーフィッシングのスタイルも考えさせられる1日となりました。



お別れはお昼になってポカポカしてきたポンド全体をパノラマ撮影してみました。


大崎はたまに来るとルアーフィッシングのいろんな楽しみ方を考えさせてくれます。

今度来る時も期待してますので、ヨロシクです!  


Posted by Rose.T at 18:57Comments(4)大崎つりぼり